たま駅長に会いに行こう(その2) / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
えー、ライオン印よりも本物のネコをさっさと出せ、という声もあるやに思われますので、前回のつづきと参りたいと思います。
さて、列車が出ていき、15分ばかりの静寂が駅に訪れますと、小山商店(駅併設の売店)のお母さん(駅長の飼い主)が駅長室のガラス戸を開け、たま駅長いよいよ登場です。改札口がほとんどステージのようになっておりまして、そこにチンとお座りになりますと、駅に残った十数名による撮影会が始まります。
これがもう、たま駅長すっかりカメラ慣れしておられまして、ちゃんとカメラに合わせて向きを変えてくれたり、うっかりフラッシュをたいてしまったりする人がいても平然としていたり(ネコの目を傷めますから、フラッシュは必ずoffにして下さいね。たま駅長はだいぶ慣れているようですが、助役の2匹には厳禁です)、もう堂々としたものです。乗客サービスも豊富で、子どもには尻尾をちょろちょろとして遊んでくれますし、肉球も嫌がらずに触らせてくれます。もうなんかこっちが却って気を遣いそうです。
カメラがひとまず一巡したところで、小山商店のお母さん(この人も当然ながらこういうパターンにはすっかり慣れてます)が駅長を抱っこして、記念撮影タイムになります(たま駅長はちょっと触るぐらいなら平気ですが、お客さんが抱っこするのはご遠慮下さい、とのこと)。またこれがおとなしく←こんな感じで収まってまして、子どもよりもしっかりポーズを決めてくれます。
電車はどのみち30分に1本ですから、別に慌てることはありません。順番に撮らせてもらいましょう。
なお、お店の方は、土曜日の多客時には家族で対応しておられる様子です。ここも売上だいぶ伸びたんではないかいな。
さて、たま駅長がこのようにしっかりお仕事をこなしておられる最中、助役の方々はどうされているかと言いますと、
←こちらはミーコ助役。たま駅長のお母さんでもありまして10歳。茶トラですごくきれいな顔をしてます。そもそもはミーコ助役が小山商店に最初に住み着いたネコで、それがしばらくしてたまを産んだんだそうで、10歳というのも一応の推定年齢です。ミーコ助役も人なつこい性格らしいですが、たま駅長ほどはおとなしく接客まではできないので、駅長室を守る格好にしているそうです。
そしてもうひとりの助役が←ちびなんですが... どうも人見知りするらしく、昼間の営業中はここにこもっていることが多いらしいです。私たちがいた間も、結局もそもそとはするものの、出てきてはくれませんでした。
この子はたま親子とは血のつながりはないそうですが、ここの駅、駅長助役全員女性なんですね。
こうして一通りのお客さまサービスが済みますと、また駅長室に戻って、次の電車が来るまで一服となります。駅長室の営業時間は9時〜17時頃。昼前後は結構激務ですね。
しかし、こうして駅長室に入りますと、帽子も脱いで、「ネコに戻る時間」という感じです。親子でじゃれ合ってます。
こういう風景がずっと続くかどうかも、来客のマナーにかかっている面が非常に大きいです。カメラの件の他にも、食料を与えない(ちゃんと駅長は給料を現物支給されています)とか、犬などを近づけないとか、そういう基本的な所は守っていただきたいものです。
なお、たま駅長がこうして前脚を揃えますと、←こんなふうに茶色の毛のところがハート形になります。これをナマで見た人には恋の御利益があるといういかにもな噂をわかやま電鐵さんもおっしゃってるようですので(?)、素直に乗せられたい方は駅長がこんな格好をしてくれるのを待ってみましょう。
そうこうするうちに次の電車がやって来て、それに乗って伊太祈曽へ戻ります。海南目指して県道9号線を行くのですが、この道、大部分が1.5車線で通行量も多く、時折大型トラックもやって来て離合困難になることもありますので気をつけましょう。
(この項次回は、猫と言っても大熊猫で)
http://blog.livedoor.jp/xyzxyz4/archives/50961697.html
http://okookojo.blog34.fc2.com/blog-entry-444.html
2008年6月5日(木) at 21:57
たま駅長に会いに行こう(その1) / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
えー、取りあえず、土曜日の「たま駅長」御近影です。
前回、爆睡中のたま駅長をエントリしてから1年余り。今度は家族で貴志駅を目指してみました。
さて、何だかんだ言って、ここへ向かう人の多くは車で移動しているはずです。私も今回は車でしたが、目的地である貴志駅は、本当に駅前が狭いんです。道も狭いし満足な駐車場もない。そこにやはり車で乗り付ける人が結構いて、かなり危険なのです。ここは、わかやま電鐵が推奨するとおり、
車でたま駅長に会いたい人は、必ず伊太祈曽駅北の駐車場かか和歌山駅周辺に停めて、電車を利用しましょう。
これ、危険予防のためにも絶対にお願いしたいです。
さて、その伊太祈曽(「いだきそ」です。駅のすぐ南にある「伊太祁曽神社」の名前からなんでしょう)駅には、大阪から来る場合は和歌山インターを下りて最初の信号を左に入り、県道を道なりに5分ほど走ると海南方面への県道9号線が見えます。道が段々細くなってきますがくじけずに走るとローソンがあり、そのすぐ奥に「駅前駐車場」の看板があります。この入口は県道を少し入ったところ。月極のエリアにはそう表示してありますので、そこは外して停めましょう。料金200円は、駅の改札(とはいえワンマン運転で改札はやってないが)のところに投入箱がありますので、ちゃんと入れましょうね。
貴志川線と言えば、たま駅長の他には、以前エントリしたいちご電車に加えて最近登場の「おもちゃ電車」が注目されているのですが、そのおもちゃ電車は、ここ本社のある伊太祁曽に留置中(朝夕だけの運転だったようだ)。イチゴ電車には30分タイミングがズレたために、今回は普通の電車で貴志まで往復です。
ここから貴志までは15分ほど。運賃は大人280円。これもたま駅長に駅長をずっとやってもらうため、と理解しときましょう。
2両編成の電車は最高速度65km/hでのんびり走ります。車内にはこんな「たまキャラ」の中吊り(何かグッズ展開とかもするんでしょうか。伊太祁曽にたまグッズはいろいろ置いてあったのですが、あんまりチェックしてなかった)と、手作り感いっぱいのジャガイモ掘りイベントの中吊り。土曜の昼下がり、まばらな乗客の半分は、駅長に会いに来た人達と見ました。
でまあ程なくして、懐かしの貴志駅に到着です。ここまで来て朝からの雨がようやく止んだかどうか、というところ。
以前は向かって左側にある売店の入口に「ネコ小屋」があったのですが、これが何と、駅の無人化ワンマン化によって不要となった出改札窓口、自販機スペースを利用して、何と「駅長室」ができているのであります。
こんな感じの表示までできておりまして、いよいよ立派な「スーパー駅長」(+助役)になっております。
まあそこには若干の事情もあるらしく、たま駅長は駅の改札口にテンと座ってお客さんを迎えるのが基本だったわけですが、中には「ネコは苦手」なんて人もいるわけで、会社側もたま駅長でもっと走りたいけどそういう声を無視するわけにもいかず、それなら使わないスペースを「駅長室」にして、電車の到着時にはその中でお客さんを迎え、純粋に駅を利用する人が去ってから、たま駅長目当ての人向けの「ふれあいタイム(笑)」にしましょ、ということのようです。
ですから、電車が到着したときの駅長の様子は←こんな感じでぼへーっとされてました。帽子もかぶってないし、空調完備の駅長室で休憩中です。
到着した電車は6分停車してまた和歌山方面に出発していきます。それからがお楽しみの「駅長のお出まし」なのでありますが、結構長くなってしまったので続きはまた次回に。
(もう1回やります)
2008年6月2日(月) at 01:01
こどもの日のいずみホール / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
こどもの日は朝からあいにくどんよりとした曇り空。えらく降り出すことはありませんでしたが、傘が手放せない1日でした。
昨日、たまたま産経新聞の中ほどの面に載っていた、いずみホールのこどもの日イベント。和太鼓と大阪市音楽団をセットで無料、というやつで、近場だし天気もアレだし、ということで出かけてみました。
OBP周辺はやけに人が多いと思ったら、大阪城ホールで関ジャニ∞ですか。どうりでなるほど(以下自粛)。
さて、2回公演のうち12時からの1回目に合わせて行ってみますと、ロビーに和太鼓がずらっとしつらえてあり、まずは和歌山拠点のグループが30分ほど演奏。如何にも今日びの和太鼓演奏グループ的パフォーマンスという感じで個人的にはちょっと...という感じなのですが、その演奏後、ロビーの子どもに叩いてみよう体験です。うちの娘もやりましたが、上は結構楽しそうだった様子。
後半は大阪市音楽団が、子どもの注意力が持つ限度で30分のミニコンサート。開演前にホールの支配人が客席を回ってお客さんに何事か聞いて回っていて、私の所にも来はりました。
「新聞を見て来られましたか?」
ちょっと反応イマイチっぽかったので前日に広告性の記事を入れてもらったわけですね。でも結果は1階は満席、2階にも若干お客さんを入れてましたから750人ぐらいは入っていたものと思われます。あまり宣伝しすぎると溢れるかも知れませんね。大きなホールではありませんから。
昨日、たまたま産経新聞の中ほどの面に載っていた、いずみホールのこどもの日イベント。和太鼓と大阪市音楽団をセットで無料、というやつで、近場だし天気もアレだし、ということで出かけてみました。
OBP周辺はやけに人が多いと思ったら、大阪城ホールで関ジャニ∞ですか。どうりでなるほど(以下自粛)。
さて、2回公演のうち12時からの1回目に合わせて行ってみますと、ロビーに和太鼓がずらっとしつらえてあり、まずは和歌山拠点のグループが30分ほど演奏。如何にも今日びの和太鼓演奏グループ的パフォーマンスという感じで個人的にはちょっと...という感じなのですが、その演奏後、ロビーの子どもに叩いてみよう体験です。うちの娘もやりましたが、上は結構楽しそうだった様子。後半は大阪市音楽団が、子どもの注意力が持つ限度で30分のミニコンサート。開演前にホールの支配人が客席を回ってお客さんに何事か聞いて回っていて、私の所にも来はりました。
「新聞を見て来られましたか?」
ちょっと反応イマイチっぽかったので前日に広告性の記事を入れてもらったわけですね。でも結果は1階は満席、2階にも若干お客さんを入れてましたから750人ぐらいは入っていたものと思われます。あまり宣伝しすぎると溢れるかも知れませんね。大きなホールではありませんから。
2008年5月5日(月) at 16:13
箕面の滝は新緑が良いぞ / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
世間的には黄金週間に突入した本日は朝から好天。こんな日に月に2度ほどの豊中市内某所で1.5時間ほどの空白が生じる用事。過去何度か服部緑地まで車を回して定点観測よろしくブラブラしていたのですが、ここへ来て下の娘も少々飽きてきたこともあり、帰ってこられる範囲でもうちょっと足を伸ばして、ということで、
箕面の滝だ。
最後に行ったのは随分昔、当然車で行くのは初めてで、実際どのぐらい車が来ているのかも良くわからなかったのですが、取りあえず新御堂をどんどん北へ、有料道路に入らずに突き当たりまで進んで左折し2、3分で右折すると山登りの結構車線の狭い道。意外に車の少ない山道をくねくねと登って数分で駐車場。意外と空きスペースがありますが駐車場自体はそう広くはないので、紅葉時期は大変なんでしょうね。
ちょっと引き返す格好で歩いて、小さなトンネルを抜けると、そこまで道の脇を流れていた箕面川がぐぐっと西へ蛇行して、ちょっと遠くで滝になって落ちていくのが見えます。
電車で行くと箕面駅から川沿いをだらだらっと上っていく道がついているのですが、車道からは一気に下り(帰りは一気に登りですが、まあこの季節なら汗もかかない程度)。ものの5分ほどで到着です。
紅葉の頃には人と車でいっぱいになる落差33mの滝は、この時期には滝壺の手前の椅子が程良く埋まる程度。明るい緑に囲まれた滝周辺は、漂う飛沫も爽やかで、「これはいい時期に来たなあ」と。
凄いスケール、ということはないんですが、姿のきれいな滝です。
滝周辺には、←こちらのシャガの花などが咲き、街中からちょっと走ればこんなところもあるんよね、と再認識です。
さて、箕面と言えば、滝とともに有名なのがサル。特に観光シーズンには人間の与える食物を当てにしてかなりの数のサルが沿道に顔を出し、時には人間が襲われるようなこともあったわけですが、相当の被害が発生した状況に行政も腰を上げて、サル界と人間界の棲み分け対策をかなりやったらしいです。実際に歩道として利用されていたところも通行を遮断したりしていて、滝に降りて登ってくるまで、サルっぽい声が時折聞こえたような気もしたが姿は「あれ?あそこにおったっけ」という程度。
せっかくだから下の娘にも野生のサルがこんなところにおるぞ、というところは見せといてやりたかったところなんだが、と思いながらの帰り道、滝から下界への中程、大きなカーブを回ったところに、
←おった。
そこからもうちょっと回り込んだら、
←親子連れ。
写真にはこれだけしか撮っていませんが、道路を横断する子猿とか、10数頭がたむろしていて、やむを得ずちょっとストップです。娘もこんだけ現れるとは思っていなかったらしく、結構喜んでましたが。
ともかくこうして、やっぱり「おる所にはおる」ということですので、エサを与えたりゴミを捨てたりはしないようにしましょうね。サルにはサルの生活をしといてもらいましょう。
2008年4月27日(日) at 00:26
花冷えに車並べてイチゴ狩り / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
3月末になって、何だか急に寒い日が続きますね。典型的な「花冷え」といった感じでしょうか。
特に今日は朝から半分冬に逆戻りしたような陽気になりましたが、そうは言っても大阪でも桜が盛りに近い今日この頃、昨年はオープン初日に行ったイチゴ狩り、天気も悪そうだし客足はいかほどかと、朝から出かけてみることにしました。
富田林方面には最新品種をやっているわけではないものの、予約不要で安くて時間制限がなくて持ち帰りパックにも詰めて帰れるイチゴ狩り農園が何カ所かあるのですが、今回はその中の一つ、東農園を攻めてみることにしました。別に昨年エントリした場所から変えたのには深い意味はありません。
場所は内環状線(=R309)でも外環状線(=R170)でも何でもとにかく富田林市内に入り、309で近鉄川西駅の南をくぐり抜け、橋を渡ってしばらく進んだ「川西南」で右折し、1kmほど進んで「中佐備」で左折(直進するとサバーファーム方面へ)し、さらに約1km上って看板の案内に従って行けば、駐車場所の案内をしてくれます。着いたのは8時半頃でしたが、その時点で既にビニールハウス群を半周以上車が回り込んでいました(写真は帰るときに写したもの。右側の列の真ん中あたりに307SWが停まってるんですが)。
周辺の雰囲気はというと、普通に田舎、という感じですね。まあ大阪とは言いつつかなり周辺部ですから。ほんの数百mほど東に行けば大阪唯一の千早赤阪村ですし。
各種案内サイトには9時オープンとありますが、私たちが着いたときには既に先着の方々がビニールハウスに案内されていました。到着時あたりから雨もポツポツ降り出していましたし、早く始めていただけるのは助かりますね。
さてここのシステムは、まず受付(入口のすぐ脇)でお金を払い(大人1000円、こども700円)、おみやげ用のパックと水の入った瓶(食べる分を洗うためのもの)を人数分もらいます。で、受付右側を抜けて列に続いていくと、しばらくして適当なスペースに案内してもらえます(人数の関係で入れる順番が前後することがあるようです)。
イチゴはこんな具合で、高い位置に植えられているわけではないので腰の弱い人は要注意ですが、ふた畝分、結構広くスペースを取ってもらえ、赤い実もたっぷり、4つパックに取っても食べきれないぐらいの量でした。甘みも香りも十分です。なお、イチゴを食べる際、「ヘタ」はそこら辺に捨てずに、水の入った瓶のフタにでも受けておいて、帰るときに瓶ごと返しましょう。
持って帰った分は改めて食べましたが、いやあたっぷりありましたね。
結構お得な場所だと思います。天気が良ければ回りでもうちょっと遊べたりもするような感じです。ただ、お手洗いがあまり美しいとは言えませんので、その辺気になる方、お子さま連れの方は、来る前に済ませておく方が良いでしょう。
今日農園を出たのは9時半でしたが、既に入口の看板には「本日終了」の貼り紙が。土日のみ、収容人数にも限りがありますから、特に春休みやGW時期は、早めに行っとかないといけませんね。
2008年3月30日(日) at 23:01
というわけで、おおさか東線 / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
さてさて、赤川鉄橋までネタにしてしまった以上、「銀河」や「あかつき」は仕方なくとも、おおさか東線の初日はちょっとかましておかなければなりません。というわけで、午前中に上手い具合に放出駅で小一時間の空き時間があったので、また今回も諸般の事情で下の娘を連れて(タダだし)取りあえず乗ってみることにしました。
放出駅は10年ほど前までは古い駅舎の前に山のような駐輪、というローカル風情の駅でしたが、今やすっかりこぎれいになってしまい(駅の構造も島式4線になり)、貨物ヤード後には高層マンションがドカドカと建って、かつての面影はほとんどなくなっています(北側駅前の「赤坂」あたりが歴史の香りを伝えていますが)。
改札を横切るように行列ができているのは改札脇のみどりの窓口で記念入場券セットを求める列、有人改札に普段見られない行列ができているのはスタンプラリー。そこをすり抜けるように改札を通ると、おお、真新しい表示板はもうすぐ発車となってます。おおさか東線は、片町線に挟まれる格好で、下り発車ホームが2番線、上り到着ホームが3番線となっています(尼崎方面の直通快速は4番線)。
毎時4本の運転です(15分毎というわけではなくて、昼間は11・22・41・53分というパターン)のであんまり1本逃したくないため、娘の手を引いてとっとと階段を下りていくと、停まっているのは関西線仕様の201系「緑電車」。
こういう方向幕を見ると新規路線の雰囲気がかなり出てきますね。
開業初日とはいえ土曜日の昼前、カメラを手にして乗車している人は多いけれどもそれ以外の移動手段として利用している人はどれほどいたのかな、と少々疑問になる車内は、恐らく乗車人数分の座席は空いていたのではないかと思いつつ、先頭部分は←こんな感じ。それも結構平均年齢高し。試しに娘をちょっと抱え上げてはみたがどっちみちほとんど見えないのでありました。
そうこうするうちに高井田中央(前の車両は中央大通の上に停まる。東側にはいつもお世話になってるプジョー東大阪のショールームも見えますよ)を抜け、JR河内永和、JR俊徳道、JR長瀬と小刻みに停車して(永和→俊徳道間は加速する間もない)、新加美で223系直通快速とすれ違い、関西線に挟まれる形で高架を下りて、ものの15分も経たずに久宝寺です。着いたホームの向かいには柏原ゆきの同型電車が停車中でした。いやほんと、こうして見ると写真撮りに来た人多いです。
さて、別にこちらに何か用事があるわけでもないので、反対ホームからの上り放出ゆきで戻ります。
新加美駅少し東の高架を上がりきったあたりの所から左下に、←のように、途切れて金網で封鎖された線路が目に入ります。これは現在は休止扱いとなっている「阪和貨物線」(関西本線の支線)です。
おおさか東線が「大阪外環状線」として計画されていた頃は、南下した電車がこの線を通って杉本町から堺市方面へ、という予定もあったようなのですが、沿線の旅客需要があまり望めないということもあってか立ち消えとなり、北側とは対照的な寂しい姿をさらしています。
←こちらの写真は、一つ上の写真で金網が張られている踏切跡から撮ったものです。架線は奥側の電柱で脇に寄せられて途切れています。
そして←こちらは同じ踏切跡から反対方向を見たもの。ほんの数年前までは電車回送や臨時列車の運行に使われていたということもあり、まだ線路も架線も朽ちたイメージはそんなにありませんね。しかし列車が走らなくなって以降、現地では道路化を求める声も上がっているようですから、こうした線路の光景もいつまでもそのままとはならないのではないでしょうか。
帰りは後ろ、ということで乗客数もぐっと減り、路線の様子も随分わかりやすくなってきました。新加美を過ぎて左から高架へ立ち上がってくる線路(一つ下の写真参照)と合流すると、長瀬までは比較的長い直線区間です。普通列車はそれでも80km/h程度しか出しませんが、ほぼ2km近く←こんな感じになります。
地図を見てみますと、平野区の北東の端っこから東大阪市の南西の端っこへと入っていくエリアで、必ずしも旅客密度が高いとまでは言えなさそうではありますが、既に中間地点への駅設置要望は出ているようです。
この中間あたりは地下鉄とかからも微妙に離れていますから、そのうち新駅設置を目指す声も大きくなってくるかも知れませんね。
城東貨物線も、百済から回ってくる線路がおおさか東線に立ち上がってくるために高架化がなされており、地上線用の踏切は、道路上の設備は撤去され、線路上の設備にはカバーがされています。貨物線用の高架は、当然ながら電化関連の設備はありません。こちらの写真方向では、ちょっと遠いのですがおおさか東線の東行き電車も見えます。
というわけで、帰りもアッという間に戻ってくるのでありました。南から第二寝屋川を越えた列車は片町線の下り線をくぐり抜けて放出駅へと戻っていきます。
ここから北へは、まだ城東貨物線のまま、しばらくはこの形での運用ということになりそうですが、それでは旅客需要がぐぐんと延びるほどにはあるのかな?という気もします。工事に入りそうな雰囲気はそこかしこにあるものの、以前から言われている2012年の開業というのはどうもしんどそうな感じがありますが、やはり「外環状線」っぽく北線とつながって初めてそれなりの効果がありそうな路線ではないでしょうか。
http://eos40d.blog122.fc2.com/blog-entry-135.html
http://peerskansai.blog85.fc2.com/blog-entry-417.html
http://d.hatena.ne.jp/nd2620/20080320/1206014481
2008年3月16日(日) at 01:05
おおさか東線開業直前企画? 赤川鉄橋 / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
3月15日に、我々はずっと「大阪外環状線」と呼んでおりつつもいつになったらできるねん、と思っていた「おおさか東線」が開業となります。とは言っても放出から南、久宝寺までの部分開業ですが。
この路線はもともと単線の貨物線を複線化して旅客列車を通すというもので、今回開業するその先の北側は放出から鴫野を過ぎて北へ折れて(貨物線は吹田へと流れていきますけど)、城東区、旭区、東淀川区を抜けて新大阪へと向かう予定になっているのですが、こちらはなかなか調整が必要な箇所が残っていてまだ開業には時間が要るようです。
それでも片町線と関西線が環状線の外側で直結されたことで、奈良方面から東西線を接続して神戸、宝塚方面へ乗り換えなしのパターンができるわけで、実際にラッシュ時にはそのような直通運転パターンが実現するようです。
まあ新しい路線に関しては別途エントリするとして、今日はそんなこともあったのでふと思い立って、淀川に架かる橋の中でも極めて異彩を放つ、「赤川鉄橋」へ行ってみることにしました。故あって下の娘を車に乗せて、赤川3丁目を目指します。
ここは正式には城東貨物線の「淀川橋りょう」というんだそうですが、恐らく地元民は大半が「赤川鉄橋」と呼んでいるはずです。元々複線対応の鉄道橋として設計されていますが、貨物専用の単線運行がずっと続いており、上流側(下り)の線路になる部分にはずっと板が渡してあって、歩行者、自転車専用の「仮橋」として周辺住民の重要な通行手段になっています。
最初の写真にも「赤川仮橋」とあるとおり、あくまで鉄道を複線化するまでの仮の道、という位置づけであるため、約600mの人道橋には最低限の安全性のみ有する幅もまちまちな木の板が張られている状態です。
それが所々←こんな風に傷んでいたり、固定箇所がちょっと緩んでいるのでは、と思わせるガタガタミシミシ音とかが随所で聞こえ、特に中間部より右岸側の、下は淀川、という部分はちょっと違う意味でスリルがあります。小さい子をちょっとだけびびらせながら歩くと結構面白いです(ほどほどにね)。ただ通行量はかなり多くて自転車もどんどん通りますのでその点は注意が必要です。
貨物線とはなっていますがこの路線は徳庵の方にある近畿車輛への電車回送にも使われているので電化されており、人道橋部分の頭上にも電線は通っているので複線化の工事が進めば電化の手順は早そうです。
さて、今のところ4年後の予定のこちらの複線電化完成後は、恐らく15分ヘッドぐらいで電車が行き来することになるのですが、現在昼間に定期的に走っている貨物列車は往復で1日10本足らず。なかなか走っている姿を見ることはできないようなのですが、たまたま対岸の淡路側まで行き着くと、何人かカメラを用意して待っている人がいらっしゃる。お、これはじきに列車が来るかと15分ほど時間を潰していると、上手い具合に旭区側から上りの列車がやって来ました。貨物列車はDD51が引っ張っています。娘は貨物列車が目の前を走り抜けるのを見るのは初めてでした。なかなかこういう感じで見られる場所も多くはないでしょうが。
当然ながら、このように、人や自転車が通る横を貨物列車が走り抜ける橋、というのはそうそうあるわけではないのですが、この昭和の香り漂う光景も、(工事がある程度延びたとしても)あと数年で見納めになりそうです(並行して人道橋を建設するという計画はあるようですけど)。
なお、娘が自分も写真を撮りたいというので、橋から梅田方向を撮らせてみました。西から雲が厚くなってきたので、あんまりきれいにはならなかったですが。
2008年3月10日(月) at 00:18
星のブランコ / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
今日は大阪でも特に午後になってだいぶ冷えてきましたが、逆に少々歩いてもえらく汗をかくことがなくて、ハイキングにはちょうどいい気候です。北河内地区の者にとっては、小さい子を連れて歩こうと思えばまずは私市。では行ってみましょう。
関西地区以外の方にはかなり難読になりますが、私市へは枚方市から交野線に乗り換えて約15分で到着する終点です。駅前はほとんどが、ここから幾つかあるハイキングゾーンへ向けて歩き出そうとする人達で、子供会か何かの集団とか、中高年のグループハイキングとか、いかにもな感じで結構な数降りていきます。駅前自体は割にひっそりとしているんですが。
駅前すぐの突き当たりを左へ行けば、これも小学校の耐寒遠足の定番、月の輪の滝からくろんど池へと向かう道なんですが、今日はここを右へ向かいます。真っ直ぐ5分ほど行けば大阪市大の植物園がありますが、その手前、駅前から最初の交差点を左折、間もなく国道168号線(生駒から奈良県を突っ切って新宮にまで達する道)と合流しますが、この道は途中で歩道がなくなるので、最初の信号を右に入り、いわふね自然の森というスポーツ・文化施設の前から川の対岸にある歩道を進みます。ロッジやバーベキュー場を抜けると徐々にハイキングコースっぽくなってきまして、多少のアップダウンを繰り返しつつ2km弱。いかにも徒歩でしか入れませんよ、という感じのゲートがあるのが、「ほしだ園地」の入口です(車の場合はもう少し先に有料駐車場の入口があります)。
さらに進むと、「森林鉄道風遊歩道」という木製の道があり、右へ回り込んだ所に大きなクライミングウォールが目に入ります。ピトンの小屋と呼ばれる案内・休憩施設もあるところ。かなりの数の人が集まっています。
ここから先、吊り橋への道は複数ありますが、どれを通ってもそれなりに大変ですので、小さいお子さんにはちょっと辛いかも知れません。ベビーカーとかはピトンの小屋に置いて行かないと登ることはできません。
さて、さらにしばらく進むと、ちゃんとしたハイキングコースという感じの道になり、間もなく道が二手に分かれます。左は管理道から展望スポットへ向かう「さえずりの道」(やや急登)、それから吊り橋の西側へと通じる「おねすじの道」(こっちの方がマシ)へと向かい、右は木製階段が続くやや急な「ぼうけんの道」となりますが、ここを右へと向かいます。道行く頭上に吊り橋が見える、そこをくぐって登りながらぐるっと回り込む格好になります。
距離的には大したことはないのですが、結構階段の連続でしんどい道を登り切り、右に入って100mほどで、全長280m、地上高最大50mの吊り橋「星のブランコ」がその姿を現します。
橋自体はゆっくり渡っても5分ほどですが、渡る途中の景色も良く、また板張りの橋の隙間から下を覗いて「ひゅううう」という気分を味わうのもまた良し、という橋です。全長のかなりある吊り橋で、かなり頑丈な造りになっていますので、あまり揺れはありません(こうした施設系の吊り橋なら、「ハーベストの丘」の吊り橋とかの方がずっと怖い)。風景としても、かなり「絵になる」橋ですね。
渡りきったあとは、「おねすじの道」を少し登り、さらに管理道を左にとってもう少し登ると「やまびこ広場」、そこから150mほど行くと北側に開けた展望スポットがあります。既に少々雲が出てきていましたが、手前に渡ったばかりの吊り橋、遠方にポンポン山他の北摂の山、さらに愛宕山から比叡山の形も望むことができます。
下り道は、やまびこ広場から一気に下る「さえずりの道」を進みましたが、急坂のため注意、という案内が出ているせいか、利用する人が少なく、しばらくの間ですが静かな歩きを楽しめます。ただし、足元には注意が必要ですが。
徐々に風も強くなってきましたので、早めに駅に戻ることにしましたが、ざっとこれだけで歩行時間3時間程度。幼稚園児を連れての歩きですから、こんなもんでしょうね。
関西地区以外の方にはかなり難読になりますが、私市へは枚方市から交野線に乗り換えて約15分で到着する終点です。駅前はほとんどが、ここから幾つかあるハイキングゾーンへ向けて歩き出そうとする人達で、子供会か何かの集団とか、中高年のグループハイキングとか、いかにもな感じで結構な数降りていきます。駅前自体は割にひっそりとしているんですが。
駅前すぐの突き当たりを左へ行けば、これも小学校の耐寒遠足の定番、月の輪の滝からくろんど池へと向かう道なんですが、今日はここを右へ向かいます。真っ直ぐ5分ほど行けば大阪市大の植物園がありますが、その手前、駅前から最初の交差点を左折、間もなく国道168号線(生駒から奈良県を突っ切って新宮にまで達する道)と合流しますが、この道は途中で歩道がなくなるので、最初の信号を右に入り、いわふね自然の森というスポーツ・文化施設の前から川の対岸にある歩道を進みます。ロッジやバーベキュー場を抜けると徐々にハイキングコースっぽくなってきまして、多少のアップダウンを繰り返しつつ2km弱。いかにも徒歩でしか入れませんよ、という感じのゲートがあるのが、「ほしだ園地」の入口です(車の場合はもう少し先に有料駐車場の入口があります)。
さらに進むと、「森林鉄道風遊歩道」という木製の道があり、右へ回り込んだ所に大きなクライミングウォールが目に入ります。ピトンの小屋と呼ばれる案内・休憩施設もあるところ。かなりの数の人が集まっています。
ここから先、吊り橋への道は複数ありますが、どれを通ってもそれなりに大変ですので、小さいお子さんにはちょっと辛いかも知れません。ベビーカーとかはピトンの小屋に置いて行かないと登ることはできません。
さて、さらにしばらく進むと、ちゃんとしたハイキングコースという感じの道になり、間もなく道が二手に分かれます。左は管理道から展望スポットへ向かう「さえずりの道」(やや急登)、それから吊り橋の西側へと通じる「おねすじの道」(こっちの方がマシ)へと向かい、右は木製階段が続くやや急な「ぼうけんの道」となりますが、ここを右へと向かいます。道行く頭上に吊り橋が見える、そこをくぐって登りながらぐるっと回り込む格好になります。
距離的には大したことはないのですが、結構階段の連続でしんどい道を登り切り、右に入って100mほどで、全長280m、地上高最大50mの吊り橋「星のブランコ」がその姿を現します。
橋自体はゆっくり渡っても5分ほどですが、渡る途中の景色も良く、また板張りの橋の隙間から下を覗いて「ひゅううう」という気分を味わうのもまた良し、という橋です。全長のかなりある吊り橋で、かなり頑丈な造りになっていますので、あまり揺れはありません(こうした施設系の吊り橋なら、「ハーベストの丘」の吊り橋とかの方がずっと怖い)。風景としても、かなり「絵になる」橋ですね。
渡りきったあとは、「おねすじの道」を少し登り、さらに管理道を左にとってもう少し登ると「やまびこ広場」、そこから150mほど行くと北側に開けた展望スポットがあります。既に少々雲が出てきていましたが、手前に渡ったばかりの吊り橋、遠方にポンポン山他の北摂の山、さらに愛宕山から比叡山の形も望むことができます。
下り道は、やまびこ広場から一気に下る「さえずりの道」を進みましたが、急坂のため注意、という案内が出ているせいか、利用する人が少なく、しばらくの間ですが静かな歩きを楽しめます。ただし、足元には注意が必要ですが。
徐々に風も強くなってきましたので、早めに駅に戻ることにしましたが、ざっとこれだけで歩行時間3時間程度。幼稚園児を連れての歩きですから、こんなもんでしょうね。
2007年11月19日(月) at 00:33
[大阪の渡し船・番外編]安治川隧道 / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
千歳渡しまで都合9回にわたって、大阪の渡し船を全部回るというシリーズをやったのですが、そこで一つ、渡し船ではないけれど付け加えておかないと、と思っていたのが、安治川トンネルです。いい天気の日曜日、他の用事のついでに、ちょっと行ってみることにしました。個人的には随分久しぶりになります(着いてみたら持参のデジカメが電池切れであると判明。やむを得ず携帯カメラで撮っていますので、ちょっと画像的にはよろしくありません)。
今回は南側(安治川の左岸側)からです。地下鉄中央線(地上に出てますが)の九条駅を出て少し西(南西方向になります)、九条2の交差点を右にとり、西九条松島線を安治川へと向かいます。そうすると右手に「阪神なんば線」が地下から高架へと立ち上がってきます。高架の構造物自体はほぼできているようですね。
500mほどで、「源兵衛渡」という交差点に出ます(写真は交差点北側から南方向)。ここは安治川1丁目と2丁目の間あたり。ここに「安治川トンネル前」というバス停もあります。しかしここを通るバスは1時間に1本ですので、トンネルを訪れるための交通機関としてはあまり適しませんね。
さてここから北側を見ると、50mほど先に←の、ちょっと年季の入った建物があります。ほとんど車は入ってこないですが立派な車道のあるここが、安治川隧道の南側入口です。
安治川は、河口近くに天保山渡しもあることからわかるとおり、やや大き目の船舶も遡行していきますから、このあたりでもかなり高い位置にでないと橋を架けることができません(阪神の高架橋も水面から10m以上高いところを通っている)。明治時代には8本の橋脚を構えた橋が架かっていて、うち2径間は橋脚を軸とした旋回構造で、船舶の航行に支障がないようにされていたそうですが、のちの洪水時に破壊され、以後は源兵衛渡という渡船に頼っていた時代が長く続いていました。
しかし昭和に入ってからの交通量の増加に伴い、都市計画によりここに架橋ではなくトンネルを通す計画が立ち、昭和10年から工事開始、戦時中にも物資輸送の重要性を考慮して工事が続行され、結局昭和19年に完成しています。当時としてはかなり画期的な沈埋工法(河床に溝を掘り、そこにケーソンを沈めて埋設するやり方)を用いたトンネルで、建屋から14m下の河底を通しています。
エレベータ建屋の向かって左側は階段と歩行者・自転車用エレベータ。事務所(現在は基本的に無人)をはさんで右側は自動車用エレベータが2基あり、かつては1日1000台以上の車両が利用していたそうなのですが、国道43号線の利用車両が増えたことや排ガス問題などの影響で昭和52年に車両の利用は停止され、現在はゴンドラが封鎖された状態で残っています(車両はスロープでトンネルを通すようにするという計画もあったと言われている)。
現在も1日6000人ほどが利用する歩行者・自転車用エレベータは、自転車が7、8台は横に並べる程度の大型のもの。ただし運用時間は6〜23時(冬季は22時)で、それ以外の時間帯は95段ある階段を利用するしかありません(つまり自転車の利用はかなり厳しい)。
しかしこのエリアは、上流側は約1.5km遡った船津橋、下流側も1km近く下った国道43号安治川大橋まで橋はありませんから、このトンネルの存在意義は大きい(交通量の多さからみて、時間的制約のある渡船ではしんどい)と言えるでしょう。
河底部分の距離は約80m。通路の幅は2mほどで、自転車を押しながらでちょうどすれ違える程度といったところです。
かつてはエレベータは有人運用されていた(だいぶ昔に通行したときにはいた記憶がある)のですが、現在は大阪市の財政事情もあってか(ここはほとんどの渡船と同様建設局の所管)ゴンドラは無人。地下には24時間監視カメラが作動し、警備員が常時巡回しています(通る人には一人一人挨拶してくれるが、逆に不審者のチェックという面もあるのかも)が、深夜に女性だけが利用するのはちょっと怖いかも知れません。
右岸側(此花区)にも当然ながら同じような建屋があります。ここからはそのまま北へ300mほど行けばJR、阪神の西九条駅です。
←の写真はその右岸側をすこしだけ上流側に入った堤防沿いの歩道から撮ったものです。手前の大きな橋が工事中の阪神なんば線の橋桁です。おおよその高さ関係がおわかりいただけるものと思います。
大阪は、川の水運に支えられてきた都市。かつては架橋困難な場所に、公営の渡船だけで30以上を数え、行き交う船の間を通り抜けていたようですが、今は高く川を越えて架けられた橋も多くなりました。しかし残された渡船と同様、このトンネルも、ここにないと困る地理的事情により、引き続き住民らに利用されています。特にこのトンネルは利用者も多く、なくすことのできない施設と言えるでしょう。
というわけで、渡船シリーズ、これで本当のおしまいです。
今回は南側(安治川の左岸側)からです。地下鉄中央線(地上に出てますが)の九条駅を出て少し西(南西方向になります)、九条2の交差点を右にとり、西九条松島線を安治川へと向かいます。そうすると右手に「阪神なんば線」が地下から高架へと立ち上がってきます。高架の構造物自体はほぼできているようですね。
500mほどで、「源兵衛渡」という交差点に出ます(写真は交差点北側から南方向)。ここは安治川1丁目と2丁目の間あたり。ここに「安治川トンネル前」というバス停もあります。しかしここを通るバスは1時間に1本ですので、トンネルを訪れるための交通機関としてはあまり適しませんね。
さてここから北側を見ると、50mほど先に←の、ちょっと年季の入った建物があります。ほとんど車は入ってこないですが立派な車道のあるここが、安治川隧道の南側入口です。
安治川は、河口近くに天保山渡しもあることからわかるとおり、やや大き目の船舶も遡行していきますから、このあたりでもかなり高い位置にでないと橋を架けることができません(阪神の高架橋も水面から10m以上高いところを通っている)。明治時代には8本の橋脚を構えた橋が架かっていて、うち2径間は橋脚を軸とした旋回構造で、船舶の航行に支障がないようにされていたそうですが、のちの洪水時に破壊され、以後は源兵衛渡という渡船に頼っていた時代が長く続いていました。
しかし昭和に入ってからの交通量の増加に伴い、都市計画によりここに架橋ではなくトンネルを通す計画が立ち、昭和10年から工事開始、戦時中にも物資輸送の重要性を考慮して工事が続行され、結局昭和19年に完成しています。当時としてはかなり画期的な沈埋工法(河床に溝を掘り、そこにケーソンを沈めて埋設するやり方)を用いたトンネルで、建屋から14m下の河底を通しています。
エレベータ建屋の向かって左側は階段と歩行者・自転車用エレベータ。事務所(現在は基本的に無人)をはさんで右側は自動車用エレベータが2基あり、かつては1日1000台以上の車両が利用していたそうなのですが、国道43号線の利用車両が増えたことや排ガス問題などの影響で昭和52年に車両の利用は停止され、現在はゴンドラが封鎖された状態で残っています(車両はスロープでトンネルを通すようにするという計画もあったと言われている)。
現在も1日6000人ほどが利用する歩行者・自転車用エレベータは、自転車が7、8台は横に並べる程度の大型のもの。ただし運用時間は6〜23時(冬季は22時)で、それ以外の時間帯は95段ある階段を利用するしかありません(つまり自転車の利用はかなり厳しい)。
しかしこのエリアは、上流側は約1.5km遡った船津橋、下流側も1km近く下った国道43号安治川大橋まで橋はありませんから、このトンネルの存在意義は大きい(交通量の多さからみて、時間的制約のある渡船ではしんどい)と言えるでしょう。
河底部分の距離は約80m。通路の幅は2mほどで、自転車を押しながらでちょうどすれ違える程度といったところです。
かつてはエレベータは有人運用されていた(だいぶ昔に通行したときにはいた記憶がある)のですが、現在は大阪市の財政事情もあってか(ここはほとんどの渡船と同様建設局の所管)ゴンドラは無人。地下には24時間監視カメラが作動し、警備員が常時巡回しています(通る人には一人一人挨拶してくれるが、逆に不審者のチェックという面もあるのかも)が、深夜に女性だけが利用するのはちょっと怖いかも知れません。
右岸側(此花区)にも当然ながら同じような建屋があります。ここからはそのまま北へ300mほど行けばJR、阪神の西九条駅です。
←の写真はその右岸側をすこしだけ上流側に入った堤防沿いの歩道から撮ったものです。手前の大きな橋が工事中の阪神なんば線の橋桁です。おおよその高さ関係がおわかりいただけるものと思います。
大阪は、川の水運に支えられてきた都市。かつては架橋困難な場所に、公営の渡船だけで30以上を数え、行き交う船の間を通り抜けていたようですが、今は高く川を越えて架けられた橋も多くなりました。しかし残された渡船と同様、このトンネルも、ここにないと困る地理的事情により、引き続き住民らに利用されています。特にこのトンネルは利用者も多く、なくすことのできない施設と言えるでしょう。
というわけで、渡船シリーズ、これで本当のおしまいです。
2007年11月4日(日) at 22:43
天保山にて / BBR
おでかけ・旅 > 近場に行こう
後ほどエントリ予定の場所へ行ったついでに、先日エントリした「アートストリーム」の現場を覗いてきました。
場所は天保山。観覧車前を左に上がり、マーケットプレイスを抜け、海遊館を右に見ながらサントリーミュージアムへ。ミュージアム前というか、周辺のスペース一帯が会場です。
昼前に行ったのですが、さすがに今日は行楽日和でこの周辺もかなりの人出。もともと関心があってきていたとおぼしき人以外にも結構人が入っていました。
中身はささっとひととおり見て回った程度ですが、まあいろいろです。一見しただけですが、結構「似たようなのが多い」というと怒られますかね。
渡し船も登山も実行済ですので、他に何かネタになりそうなことは、と思って海側(USJ前行きの船が出るあたり)に出てみますと、
←この子
が気持ちよさそうにぽへーっとしていまして、誰かの飼い犬だとは思いますが、1枚撮らせていただきました。
大人しかったですね。
やっと、ちゃんとした秋の一日、という感じがしました。


