BBRの雑記帳

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大熊猫が日本で最もたくさんいるところ / BBR

おでかけ・旅 > 旅と言えば写真
2週前にたま駅長に会いに行ったあと、車はどんどん阪和道を南下して、この前行ったときには開通していなかった南紀田辺ICまで行くと、そこからは高速よりも速く走れそうな42号線バイパスで、道路予算のムダムダを実感しながら白浜へ。この日は5月末日で、比較的ガソリンが安いと言われるこの辺りの店に行くと、ハイオク164円、さらにセルフ転換初日とやらでティッシュひと箱サービスに加えてリッター1円引。翌日帰り道に見たら177円だったので、かなり得したことになりますね。

白浜は子どもの頃から何回か行ってまして、子どもができてからでも3回ほどですね。アドベンチャーワールドに子連れで初めて行ったときにちょうど双子のパンダ(隆浜と秋浜。今は中国に返されている)が初お目見えしていた、という記憶もあったりします。

ここは温泉も湯量が多くて基本的にかけ流し(全部がそうかは知らないが)というのがいいんですね。だいぶ近くなったとは言え微妙に不便なのもいいんじゃないでしょうか。

さて、アドベンチャーワールドにパンダが来たのは、ひょっとしたらまだここが「ワールドサファリ」と呼ばれていた頃ではなかったでしょうか(ちょっといい加減)。まあそこにはいろいろと政治的事情もあったものでしょうが、大熊猫に罪はなし。現状では日本で見たければここか王子動物園しかないわけですけど、東京に敢えて再度呼ばなくても、ここの環境にこれだけの数がいると言うことで十分ではないのかな、と思ったりもするわけですが。

というわけで、9:30のオープンとともに中に入りますと、正面奥に、かつての名物「オルカ」(=紀伊半島沖にも時折現れるというシャチ)のモニュメントの手前に何故かフラミンゴ、というお出迎え(上の写真)。そこを右に下りていくと園の中心部です。

ここは別にパンダだけが名物ではなくて、車や徒歩でも回れるサファリエリアや海獣系の飼育エリア、それから動物との「ふれあい」中心のエリア、それにコンヴェンショナルな遊園地、と一応一通り揃っているのでありまして、オルカ亡き後もイルカとアシカのショーは引き続き行われていますし、この時期ラッコの赤ちゃん(2番目の写真)、なんてのもいますから、料金は高いが(大人3800円。コンビニとかで200円引きの前売券が買えますが、それ以上に値引きしたようなチケットは見たことないですね)結構楽しめるエリアは多いのです。

現在ここで飼育されている大熊猫は全部で6頭。パンダ舎は一つ上の写真のような感じで、呑気に笹食って適当に歩き回って、という雰囲気であります。ここのメス「梅梅」がなかなかの子沢山で、双子も2回出産して(1匹は出産間もなく死亡)いますし、今年も自然交配したらしいので、これで6回目の出産ということになりそうです。で、産まれてそこそこ成長すると、また繁殖のために中国に返される、というパターンを重ねていくという形。中国のパンダ繁殖研究基地の分室みたい、というとほとんどそのままのような気もしますけどね。

ここは外にも十分に「庭」と呼べるだけのスペースがあり、人間はその前と、パンダ舎の屋上から観ることができます。

この2頭は多分現在一番若い「愛浜・明浜」だと思いますが、こんな感じでいかにも「のんびり遊んでる」という雰囲気でして、これでこの日がカンカン照りの紫外線大丈夫か?という天候でなければもうちょっとゆっくり見ててもいいかな、という感じなのですが。

とまあそんなところで、写真を載せていないのもいろいろとあって、1日十分元を取った気分になれるだけの内容がある場所なのであります。←こんな風にペンギンの散歩タイム(ケープペンギンなのでこの季節の屋外でも大丈夫)とか、大人も子どもも楽しめるアトラクションも多いです。

しかし、個人的に私がここに行くたびついついまったりしてしまうのが、

←このゾウガメ。


「ふれあい広場」というエリアにいるこのカメ、主に草食で、今回行ったときも芝をムシャムシャとやっていました。甲羅の長さが1m近くあるでしょうか。

いかつい顔をしていますが大人しいので少々触っても平気ですし、子どもが上に乗るぐらいなら多分大丈夫かな、と思われます。しかし、「上には乗らないで」という注意があります。やめときましょうね。

週末の帰りは、高速がどこまで通じても渋滞します。余裕持ってスタートしましょう。






2008年6月16日(月) at 00:20 

さあ、いよいよ308だ(その2) / BBR

おでかけ・旅 > PEUGEOT
前回の続きで、308試乗編です。所有車の307SW、それに過去試乗した207系との自分なりの比較もちょっといれてみます。

プジョー東大阪に入っている試乗車は、バビロンレッドのPremium。追い追いGTiも入るようではあります。

赤もなかなか良いですね。バンパーの黒とエンブレム部分の黒がアクセントになって、意外と落ち着きがあります。

今回もBMWと共同開発のエンジンを積んでいますが、音は非常に静か。1.6ということもあってか、アイドリングの時の音の感覚はかなり207に近いものがあります。座った視界の感覚も少し背が低くなった分207に近いようです。センターコンソールが持ち上がって、シフトノブの操作やカーナビへの視線という点ではより楽になったと言えそうです。主要なディスプレイは2つの大きいメータの間に集中しています。まあ慣れればそっちの方が見やすいかも知れません。

写真と関係なく話を進めますが、車を動かすとまずわかるのがパワステ。207の超軽々電動パワステは、低速時に指一本で回せる快適さはあるものの、「もうちょっとしっかりと、ハンドル切ってるという感覚が欲しい」という気もするものでしたが、308のパワーアシストつきのステアリングは程良い軽さで、自分の手で方向を制御しているという感触を持つことができます。これなら307ユーザーにとっても違和感はありません。

この辺からが、「おー、やっぱり3系列」と思ったところでして、実際に走り出してからも、サスペンションの軽いがしっかり道を捉えている(それを「猫足」と人は言う?)感覚、207系列とはやはり一つ違うしっかり感があります(この辺は、ガラスルーフがない分50kg軽いPremiumの特性という部分もあるかも知れません)。

そしてターボの力なんですが、何分平日の夕方の東大阪市内、中央大通りは交通量が多くてあまりスピードを上げられなかったのではありますが、それでも中低速域で、本当に軽く踏んだつもりでもぶわ〜んと加速が入るのは、207は勿論、307系でもなかった感覚で、当然ながらもともと中低速域のトルクとレスポンスが売りのプジョーのエンジンセッティングではありますが、やはりターボのプラスαも相当に効いているように思います。

とにかくこの加速感覚は、少なくともAT系のプジョー車にはあまりなかったのではないかと。何だか、シート周りの感触も含めて、ちょっとだけBMWの1シリーズを思わせる部分もあるように思います。

なお、307SWのATで唯一気に入らないシフトショック(特に2速→1速のカクンとくるところ)ですが、308では307比で90%以上スッキリと落ちています。これも207に似ているのですが、より落ち着いてシフトしているような感じがします。ただ、マニュアルでシフトしてみると、307SWでは3速に上げられるはずの30km/hちょっとぐらいのところ、4速に入るはずの50km/hあたりのところでレバーを上げても上のギアに入ってくれないのでありまして、これはそう言う仕様なのか学習効果で何とかなるのかはわかりませんが、ひょっとすると日本の市街地ではほとんど4速に入らない(住宅地では3速にも入らない)、ということではないのか、という気がしています。それでもトルクで走る車だからそんなにエンジンの回転数を上げなくても大丈夫だし、という話はあるのでしょうが。

まあ細かいことはいろいろとないわけではないですが、全体としてのまとまりとしては非常に良いものができているように思いました。やはり数字に表れない質感というのは207とハッキリ一線を画していますし、307ユーザーから見ても素直に受け入れられるような変わり具合であるようです。問題は価格なんですが、ガラスルーフにこだわるのでなければ、Premiumの消費税込み299万円というのは、同サイズで言うとメルセデスのB170あたりとほぼ同じです。まあ車の思想が違うという話はありますが、スタイルの美しさを考慮すれば間違いなく308だと思いますね。素材高ユーロ高の昨今で、このグレードだけは300万切る形で出すぞ、という戦略だったのでしょうね。だいぶ頑張っていると思います。

なお、今回の「ちょっとしたおみやげ」は、ヨックモックの「塩キャラメル」でありました。最近結構流行ってるんですね。美味しくいただきましたが。

さて、次は308SWがどんなもんなのか、どうやらこれから日本仕様を頑張って(というか307SWが相当品薄なようで)、秋には投入してくるようですから、登場に期待ですね。あとは108が日本で正規発売できるような形になればいいんですけど(しんどいかなあ)。


なお、308の次がどうなるかというのも興味深いところです。309というのは十数年前の205時代にその派生型として出ていましたから多分次には使えないでしょう(今でもたま〜に見かけますね)し、ひょっとして310?







http://blog.livedoor.jp/teikutuu/archives/65076507.html
http://blog.goo.ne.jp/junjun307sw/e/a9f19057a3187bc0369717b4d49f3d5f
http://peugeot0026.blog.so-net.ne.jp/2008-06-04
http://307t5.blog.so-net.ne.jp/2008-06-08
2008年6月7日(土) at 20:49 

たま駅長に会いに行こう(その2) / BBR

おでかけ・旅 > 近場に行こう
えー、ライオン印よりも本物のネコをさっさと出せ、という声もあるやに思われますので、前回のつづきと参りたいと思います。

さて、列車が出ていき、15分ばかりの静寂が駅に訪れますと、小山商店(駅併設の売店)のお母さん(駅長の飼い主)が駅長室のガラス戸を開け、たま駅長いよいよ登場です。改札口がほとんどステージのようになっておりまして、そこにチンとお座りになりますと、駅に残った十数名による撮影会が始まります。

これがもう、たま駅長すっかりカメラ慣れしておられまして、ちゃんとカメラに合わせて向きを変えてくれたり、うっかりフラッシュをたいてしまったりする人がいても平然としていたり(ネコの目を傷めますから、フラッシュは必ずoffにして下さいね。たま駅長はだいぶ慣れているようですが、助役の2匹には厳禁です)、もう堂々としたものです。乗客サービスも豊富で、子どもには尻尾をちょろちょろとして遊んでくれますし、肉球も嫌がらずに触らせてくれます。もうなんかこっちが却って気を遣いそうです。

カメラがひとまず一巡したところで、小山商店のお母さん(この人も当然ながらこういうパターンにはすっかり慣れてます)が駅長を抱っこして、記念撮影タイムになります(たま駅長はちょっと触るぐらいなら平気ですが、お客さんが抱っこするのはご遠慮下さい、とのこと)。またこれがおとなしく←こんな感じで収まってまして、子どもよりもしっかりポーズを決めてくれます。

電車はどのみち30分に1本ですから、別に慌てることはありません。順番に撮らせてもらいましょう。

なお、お店の方は、土曜日の多客時には家族で対応しておられる様子です。ここも売上だいぶ伸びたんではないかいな。

さて、たま駅長がこのようにしっかりお仕事をこなしておられる最中、助役の方々はどうされているかと言いますと、

←こちらはミーコ助役。たま駅長のお母さんでもありまして10歳。茶トラですごくきれいな顔をしてます。そもそもはミーコ助役が小山商店に最初に住み着いたネコで、それがしばらくしてたまを産んだんだそうで、10歳というのも一応の推定年齢です。ミーコ助役も人なつこい性格らしいですが、たま駅長ほどはおとなしく接客まではできないので、駅長室を守る格好にしているそうです。

そしてもうひとりの助役が←ちびなんですが... どうも人見知りするらしく、昼間の営業中はここにこもっていることが多いらしいです。私たちがいた間も、結局もそもそとはするものの、出てきてはくれませんでした。

この子はたま親子とは血のつながりはないそうですが、ここの駅、駅長助役全員女性なんですね。

こうして一通りのお客さまサービスが済みますと、また駅長室に戻って、次の電車が来るまで一服となります。駅長室の営業時間は9時〜17時頃。昼前後は結構激務ですね。

しかし、こうして駅長室に入りますと、帽子も脱いで、「ネコに戻る時間」という感じです。親子でじゃれ合ってます。

こういう風景がずっと続くかどうかも、来客のマナーにかかっている面が非常に大きいです。カメラの件の他にも、食料を与えない(ちゃんと駅長は給料を現物支給されています)とか、犬などを近づけないとか、そういう基本的な所は守っていただきたいものです。

なお、たま駅長がこうして前脚を揃えますと、←こんなふうに茶色の毛のところがハート形になります。これをナマで見た人には恋の御利益があるといういかにもな噂をわかやま電鐵さんもおっしゃってるようですので(?)、素直に乗せられたい方は駅長がこんな格好をしてくれるのを待ってみましょう。




そうこうするうちに次の電車がやって来て、それに乗って伊太祈曽へ戻ります。海南目指して県道9号線を行くのですが、この道、大部分が1.5車線で通行量も多く、時折大型トラックもやって来て離合困難になることもありますので気をつけましょう。


(この項次回は、猫と言っても大熊猫で)





http://blog.livedoor.jp/xyzxyz4/archives/50961697.html
http://okookojo.blog34.fc2.com/blog-entry-444.html
2008年6月5日(木) at 21:57 

さあ、いよいよ308だ(その1) / BBR

おでかけ・旅 > PEUGEOT
さて、既に発売になっているプジョー308。6月7、8の土日がデビューフェアとされているのですが、ディーラーには前の週から実車が入っているということだったので、帰りの早かった平日の夕方、いつものプジョー東大阪へ。

日本発売の当初ラインナップは、いずれも1.6のターボで、一番廉価なPremium、ガラスルーフやレザーシートなどの装備が標準仕様になっているCielo、それに6速マニュアルでエンジンパワーも上がっている3ドアのGTiの3種類。見に行く立場としては、現在手持ちの307と、それに最近出た同じBMWとエンジン共同開発の207と、どの辺がどう近くて遠いのか、というのが気になるところであります。

ショールームの奥に、ありました。ベルラネラ・ブラックのCieloです。これはインテグラル・ヴィンテージ・レザーの内装で、価格は税込み364万円。ちょっと「うっ」と来そうになりますが、内装のグレードは、確かに通常版307と比べても確かにかなりあがっているようです。

さて、外見に戻って、基本的に307のプラットフォームを引き継いでいるということなのですが、幅は広がり1820mm、その代わり高さは1515mmと抑えられています。見た目は「背え低なったやん」という印象が先で、あまり幅が増した、という感じはしません。乗り込んだときの印象も同様で、まあこれは横の安全性を強化した影響というところなんでしょうね。

フロントの雰囲気は、「207をちょいとごっつくした感じ」。207でもあったフロント中心部に向けてのV字、ライオンがさらに大きくなって、ネコの口はガバッと広がり、バンパーが一直線に。フォグランプは丸から縦長の長方形に変わりました。黒いせいもありますが、押し出しがさらに強くなっています。恐らくこの路線で個性を強調するのはこのあたりが限界ではないかいなと思うぐらいですが。

で、こちらのCieloには電動シェードのパノラミックガラスルーフが装備されているわけですが、そのガラス部分がまた広い。
↑この3番目の写真のルーフにある線、ここまでがガラスになっておりまして、後席のヘッドレスト近くまでブワーンと開放されることになりますね(というかガラスにならないのはシェードの収納部分だけではないか)。

特にフロント側では、Aピラーのラインの滑らかさが307以上に強調されてます。このラインの美しさはなかなか他のメーカーには真似ができなさそうですね。でも乗ってみるとそのラインが圧迫感を生むことがなく、頭上も必要十分な広さがあります。

インパネ周辺は、エアコン吹き出し口を含め円形基調。センターコンソールが持ち上がった格好で、ここに物を置くスペースが減った代わりに、ドアポケット部分が大きくなっています。シフトノブその他にV字に近いデザインを用いて、フロントマスクとの統一性を図っているようです。

リアは307よりちょっと四角く出っ張った印象。フロントよりも、リアの方が、より「背が低くなった」という感じを強く受けます。ライトのスタイルは307よりも207の傾向をより強くした感じですが、全体的にはこちらの印象の方が、今までとはちょっと違うな、という風に思われます。

と展示車をぐるりと見ていますと、Premiumが試乗可能とのことで、では早速運転させてもらいましょう。


(うーむ、これももう1回つづきます)





2008年6月5日(木) at 00:56 

たま駅長に会いに行こう(その1) / BBR

おでかけ・旅 > 近場に行こう
えー、取りあえず、土曜日の「たま駅長」御近影です。


前回、爆睡中のたま駅長をエントリしてから1年余り。今度は家族で貴志駅を目指してみました。



さて、何だかんだ言って、ここへ向かう人の多くは車で移動しているはずです。私も今回は車でしたが、目的地である貴志駅は、本当に駅前が狭いんです。道も狭いし満足な駐車場もない。そこにやはり車で乗り付ける人が結構いて、かなり危険なのです。ここは、わかやま電鐵が推奨するとおり、

車でたま駅長に会いたい人は、必ず伊太祈曽駅北の駐車場かか和歌山駅周辺に停めて、電車を利用しましょう。

これ、危険予防のためにも絶対にお願いしたいです。

さて、その伊太祈曽(「いだきそ」です。駅のすぐ南にある「伊太祁曽神社」の名前からなんでしょう)駅には、大阪から来る場合は和歌山インターを下りて最初の信号を左に入り、県道を道なりに5分ほど走ると海南方面への県道9号線が見えます。道が段々細くなってきますがくじけずに走るとローソンがあり、そのすぐ奥に「駅前駐車場」の看板があります。この入口は県道を少し入ったところ。月極のエリアにはそう表示してありますので、そこは外して停めましょう。料金200円は、駅の改札(とはいえワンマン運転で改札はやってないが)のところに投入箱がありますので、ちゃんと入れましょうね。

貴志川線と言えば、たま駅長の他には、以前エントリしたいちご電車に加えて最近登場の「おもちゃ電車」が注目されているのですが、そのおもちゃ電車は、ここ本社のある伊太祁曽に留置中(朝夕だけの運転だったようだ)。イチゴ電車には30分タイミングがズレたために、今回は普通の電車で貴志まで往復です。

ここから貴志までは15分ほど。運賃は大人280円。これもたま駅長に駅長をずっとやってもらうため、と理解しときましょう。

2両編成の電車は最高速度65km/hでのんびり走ります。車内にはこんな「たまキャラ」の中吊り(何かグッズ展開とかもするんでしょうか。伊太祁曽にたまグッズはいろいろ置いてあったのですが、あんまりチェックしてなかった)と、手作り感いっぱいのジャガイモ掘りイベントの中吊り。土曜の昼下がり、まばらな乗客の半分は、駅長に会いに来た人達と見ました。

でまあ程なくして、懐かしの貴志駅に到着です。ここまで来て朝からの雨がようやく止んだかどうか、というところ。

以前は向かって左側にある売店の入口に「ネコ小屋」があったのですが、これが何と、駅の無人化ワンマン化によって不要となった出改札窓口、自販機スペースを利用して、何と「駅長室」ができているのであります。

こんな感じの表示までできておりまして、いよいよ立派な「スーパー駅長」(+助役)になっております。

まあそこには若干の事情もあるらしく、たま駅長は駅の改札口にテンと座ってお客さんを迎えるのが基本だったわけですが、中には「ネコは苦手」なんて人もいるわけで、会社側もたま駅長でもっと走りたいけどそういう声を無視するわけにもいかず、それなら使わないスペースを「駅長室」にして、電車の到着時にはその中でお客さんを迎え、純粋に駅を利用する人が去ってから、たま駅長目当ての人向けの「ふれあいタイム(笑)」にしましょ、ということのようです。

ですから、電車が到着したときの駅長の様子は←こんな感じでぼへーっとされてました。帽子もかぶってないし、空調完備の駅長室で休憩中です。

到着した電車は6分停車してまた和歌山方面に出発していきます。それからがお楽しみの「駅長のお出まし」なのでありますが、結構長くなってしまったので続きはまた次回に。


(もう1回やります)





2008年6月2日(月) at 01:01 

ファーム富田は早朝がよい / BBR

おでかけ・旅 > 旅と言えば写真
今朝の日経新聞土曜版に「北海道民おすすめ 花の名所」というランキングがあって、どういうところが出てくるかと思ったら中富良野の「ファーム富田」が第1位、ということで、結構「ベタ」なんやなあ、と思いましたが、そう言えば去年行った夏休み旭川・富良野と礼文島旅行の本編を1回もエントリしないまま1年になろうとしているなあ、ということでして。


その時、旭川から礼文島に回る前の日に、ファーム富田に非常に近いペンション(というとわかる人にはわかるかも知れない)に泊まりましたが、7月末でも相当早い日の出に誘われて5時前に起きてしまいまして、しかしとても天気のいい朝で、宿の庭からぼへーっと山を見ながら時折写真を撮って、としていたのですが(こっちの写真は多分十勝岳方向だったと思う)、そうこうするうちにみんな起きてきたので、朝食前のファーム富田を目指しました。



ここはショップ関係にはもちろん営業時間がありますが、ファームそのものにはいつでも入ることができ、駐車場も朝早くから、それを目当てに来た車が何台か停まっていました。

そして実際、ここは早朝が人も少なく、空気も爽快で、歩いたり写真を狙ったりするには最適だと思われます。前日の夕方にも行ったのですが、観光バスで混んだ時間に見るのとはまるで違う、落ち着いた雰囲気に浸れました。

7月末で、ラベンダーはやや終わりに近づいている感じでしたが、それでも見る人を楽しませる花には欠けることがなく(緑の所は麦だったりするんですね)、確かに早朝のファーム富田は(夏場の多客期でも)お奨めできますね。





2008年5月17日(土) at 21:45 

[坪尻駅再訪]もう一つのけもの道(その3) / BBR

おでかけ・旅 > 旅と言えば写真
前々回、そして前回と、どこに連れて行かれるのかと思う山道を歩くこと約20分、ついに舗装道路にたどり着きました。すぐ脇をもう一本舗装道路が上がっていく形になっていて、そこには「軽自動車のみ通行可能」と少々古い看板も。近くに集落ぐらいありそうな、と思って道を出たなりに北方向へ少し歩くと、


久しぶりに民家が。


やっと人の生活が感じられる光景に復帰した気がしましたが人の気配はなし。でどっち側に行くかというと、確実に徒歩でもどこかに着けるであろう方向へ、ということで、すぐにとって返して南へ向かいます。

道は比較的平坦に山の斜面のやや高いところに沿ってカーブを切っていきます。電柱の番号には「ニュウタイ」の文字。確かもっと谷の下流側にある集落の名前だったはずだが要は電線路がそっちへ流れているということか。


でしばらく行くと突然に幟が何本も。斜面の途中にお不動さんの祠がしつらえてあります。



この辺りにもこれぐらいの人はいるんだ、という数の幟の上には結構優しいお顔のお不動さんの像がまつられていました。手を合わせてしばし休憩。まだ結構歩く距離もありますし。


さて、再び歩き始めますが、相変わらず道は林の中だったり所々切れ目があったりで、しばらくして先ほど山道でその下を通ったとおぼしき場所も通過していきます。

相変わらず同じ高さに遠く対岸の32号線が見える状況。そして遠く下の方からに列車の音も聞こえます。さてさて、これでどの辺まで来たのかな、と思って谷の方を中止しながらもうしばらく歩きますと、


←駅や。


遙か下に、木の間で見にくいですがあれは坪尻駅。方向からして、駅から讃岐財田方向へのトンネルのほぼ真上に立っている格好になっているものと思われます。

地形図のコピーを取りだして確認。ここは線路に一番近い市道が駅の北側で最も張り出している地点ということでしょう。

どうやら、駅から歩いてきた道はトンネルの上を通って西側へ回り込み、市道が谷をわたるように南へカーブを切っているそのさらに西辺りで合流する形になっているようです。坪尻駅から讃岐財田方面へ最初のトンネルを抜けると、左側に川が少し暗渠になっている箇所が目に入ります。その上部を歩いてきた格好になりますし、谷の方に降りていく道があったように見えたのは、そのあたりで川の水面近くに降りていくようになっているのかも知れません。

こうして「この辺」とわかる場所まで出てくると、あとはかなり気楽になってきます。林の中の道をさらに数分、車にも人にもまったく会わないうちに、見覚えのあるカーブミラー。そしてその少し先に、白い小さな看板が。

北側からだと、ここまで近づいても降りていく道は見えないのですが、ここが確かに、駅西側のけもの道を上がった先です。




←裏側から見ると、極めて地味〜に、駅への向きが示されています。

ここで駅へと降りていっても良かったのですが、通ったことのある道を再度、というのも面白くない。ここはあの「広域農道」の端っこぐらいには入って、そのまま阿波池田まで降りていこう、と決めて、さらに市道を南下します。

途中、徒歩なら上がれる道が林を分け入って山の中に何本か消えていきます。ところどころには石垣も積まれていて、この付近がかつては林業で栄えていたのではないかと感じさせます。

途中の谷には、そこから水を引いている管が取り付けられ、何本も集落へ向けて降りていきます。そして山の中の舗装道路に少し飽きてきた頃、不意に視界が開け、木屋床の集落の東側にたどり着きます。藤の花が盛りを迎え、吉野川と四国山脈がやや霞んで見える、美しい風景なのですが、やはりそこには人の動いている気配が乏しく、山里の過疎の状況が自然と伝わってきます。

かつては吉野川の左岸側の急斜面上にある集落は道路の便も悪かったのでしょう。坪尻が駅に昇格した昭和20年代後半には、徒歩で延々と降りていく道しかなくても、ここに住むいくらかの人々が町へ出ていくには汽車で行くのが有力な選択肢であったわけで、それが今ではほとんどの家が車で移動し、ヘアピンの連続ながらも舗装道路で町へも素早く到達する状況になっています。地元の利用が完全になくなるのも決して遠くはない将来だと思われますし、「秘境駅」への客だけの状況では、JR四国もいつまでここを駅として保存してくれるものでしょうか。

一気に坂を下って吉野川の四国中央橋まで、意外に距離があるものです。さらに橋を渡ってから、池田ダムを遠景に見ながら32号線を西進し、阿波池田まで西日を受けながらさらに約30分。坪尻駅からは都合8〜9kmあります。結構足が辛い状況になっていましたので、戻るのは特急で。

当然ながらスイッチバックは利用せずに通過していく坪尻駅のプラットフォームには男性が一人。どちらへ向かう方だったんでしょうね。


(この項終わり。次回からうどんツアー本編でまいります)





http://gentoopenguin.blog84.fc2.com/blog-date-20080509.html
2008年5月7日(水) at 00:03 

[坪尻駅再訪]もう一つのけもの道(その2) / BBR

おでかけ・旅 > 旅と言えば写真
前回からの続きです。


(注意/自己責任:今回のエントリでご紹介する道は、ご覧いただければわかりますが、駅へのそう長くはない道とは言え完全な山道です。不明確な別れ道やそれなりに危険な箇所もありますので、わざわざ行かれる人はそんなにいないとは思いますが、山道を歩き慣れていない方が現地を訪問される際は特に足回りに注意して下さい。本エントリを読んで現地に行き、万一転落等で負傷されたとしても、当方は一切責任を負いません。)

さて前回、どこへ入っていくのかも良くわからない山道の入口まで進んだ訳ですが、そこから林の中に続く道を少し入ると上り坂になり、道は←こんな感じに変わります。

もっと人ひとりが歩けるか歩けないか、ぐらいのすごい道を覚悟していた私としては、枝や蔓も払われ、路面の崩壊箇所もほとんど見られない道に、「お、ちゃんと整備されてるやん」と思ったのですが、何しろ初めて通る道、またどこへ通じているのかはっきりわからない、ということで、緊張しながら進んでいきます。

急斜面の右側には←のように、鮎苦谷川の流れが見え、それが歩いて行くにつれて徐々に眼下遠く、視界から下に外れていく格好になっていきます。要するにこちらが高度を少しずつ稼いでいるのは間違いないわけですが、川の右岸側を歩き続けているのも変わらない状態。地形図から見て、恐らく土讃線のトンネルの上、東側を歩いているものと想定できます。

ふと足元にめをやると、こんな風に小さいがきれいな花も咲いており、いかにも春の山道、という感じもしてきます。多少の左右カーブをを経ていきますが、基本的には若干西側へ回り込んでいくような道になっているような気がします。川は相変わらず歩く右下に深い谷を形作っていますが、地図ではこの辺りの川も遡行につれて多少西側へカーブしているようです。ここはひょっとするとトンネルのある山をその上へと回り込んでいるのか?という風に思えてきました。

途中、どうも川の方へ降りていくように見える細い別れ道を見かけたりもしたのですが、その辺りは無視して上の道を進みます。するとやがて、←のような、あまり柵としての意味はなしていなさそうだが駅への道として過去に整備されていた跡が見えます。道幅は相変わらず人が普通にすれ違える程度。オフローダーなら気合いを入れれば通れそうな気もしますが、お勧めはしたくありません。

15分ほど歩いたでしょうか、結構西側へ回り込んできたな、と思ったところに、突然こんな感じで人工的な工作物が顔を出します。

上にガードレールが見えるのでそこに道路があるのは明らかです。写真左側は排水用のパイプでしょうか。まっとうな舗装道路が近くにあるのはわかりましたが、かなり高い場所にあって直接の上り口はなさそうです。仕方なくさらに、若干不明瞭な感じになっている奥の方へと進みます。

すると道はやはりさらに続いていて、すぐ先の小さな谷を渡る橋が。先ほどの舗装道路からまた離れるように、道は右に折れて上り坂になります。

ぐっと坂を上って道が左カーブにさしかかるところに、


←廃屋。


朽ち果てて相当に年数が経過しているようですし、周辺がある程度明るいので、坪尻駅前の何が埋まっているかわからない廃屋よりは怪しさが減退していますが。

鮎苦谷川の流れは遙かに下。林の切れ間から向こう岸の国道32号線がほぼ同じ高さに見えるところまで来て、僅かに上りを進むと、とうとう舗装道路に合流です。お、この道の雰囲気、以前にも見たような気が。さて出てきた場所はいったいどこなのか。さらに歩いて確認です。


(まだつづく)




2008年5月5日(月) at 16:33 

こどもの日のいずみホール / BBR

おでかけ・旅 > 近場に行こう
こどもの日は朝からあいにくどんよりとした曇り空。えらく降り出すことはありませんでしたが、傘が手放せない1日でした。


昨日、たまたま産経新聞の中ほどの面に載っていた、いずみホールのこどもの日イベント。和太鼓と大阪市音楽団をセットで無料、というやつで、近場だし天気もアレだし、ということで出かけてみました。


OBP周辺はやけに人が多いと思ったら、大阪城ホールで関ジャニ∞ですか。どうりでなるほど(以下自粛)。

さて、2回公演のうち12時からの1回目に合わせて行ってみますと、ロビーに和太鼓がずらっとしつらえてあり、まずは和歌山拠点のグループが30分ほど演奏。如何にも今日びの和太鼓演奏グループ的パフォーマンスという感じで個人的にはちょっと...という感じなのですが、その演奏後、ロビーの子どもに叩いてみよう体験です。うちの娘もやりましたが、上は結構楽しそうだった様子。


後半は大阪市音楽団が、子どもの注意力が持つ限度で30分のミニコンサート。開演前にホールの支配人が客席を回ってお客さんに何事か聞いて回っていて、私の所にも来はりました。


「新聞を見て来られましたか?」


ちょっと反応イマイチっぽかったので前日に広告性の記事を入れてもらったわけですね。でも結果は1階は満席、2階にも若干お客さんを入れてましたから750人ぐらいは入っていたものと思われます。あまり宣伝しすぎると溢れるかも知れませんね。大きなホールではありませんから。




2008年5月5日(月) at 16:13 

[坪尻駅再訪]もう一つのけもの道(その1) / BBR

おでかけ・旅 > 旅と言えば写真
一昨年の8月に、こちらこちら、それにこちらと3回シリーズで書いたことがある「坪尻駅へのけもの道探索」。まずこんな駅までやって来る人が相当「変」なのですが、それでも最近の静かな秘境駅ブームで注目されてきたせいか、1列車に1人や2人は降車するケースも多いと言います。超秘境駅プラススイッチバックのこの駅には、国道32号線に通じる道、それに前回歩いた国道と反対側の道がアプローチとして目に付くのですが、それ以外にも道がある、という情報がありまして、そこを歩いてみようというのが今回の目的です。


うどんツアーで行き着いた琴平駅を13:12の阿波池田行き単行列車でスタート。坪尻には13:50着です。暑いぐらいの好天。降車は私1人で、代わりに1人乗り込んでいきました。GW谷間の時期ではありますが、やはりここを目指す人は確かにいるわけです。この列車には車掌も乗り込んでいましたが、特に何と言うこともなく切符はあっさり回収。通過列車を待機し、4分停車でサクサクッと発車していきました。

次の発車は1時間後、普通の人はそれに合わせて32号線を目指したりするわけですが、今回はそういう目的ではなく、3時間後に戻るか、あるいは阿波池田まで一気に歩くか、というつもりで来ていますので、駅周辺はあっさりスルー、と思っていたら、昨今のちょっとしたブームの影響か、駅回りにも多少の変化が。


まずは←こちらの貼り紙。


現状での地元乗降客は、駅裏の道を利用している1人だけということですが、現在はその数倍、数十倍の「秘境ツアー客」が辛うじてこの駅の存在を支えているということになります。JR四国もよくここを駅のままで残しているものだと思います。

この貼り紙の下に、こんな感じで天秤棒を担いだ案山子人形が。恐らく、地元の方々のご協力あってのことだと思いますが、逆にこういうことがないと、一時的にやって来るだけの秘境観光客だけではこの場所は持たない、ということもあろうかと思います。

と言いつつ、こちらは駅前広場から駅裏の道の入口の方を撮ったのですが、ちょっとここまでいくと「怖い」気もしてしまいますね。

多分、夕方以降にここに降り立ったら、この人らのいきなりの「お出迎え」にはかなりビビるのではないかと。

さて、この駅を訪れた方、当ブログをご覧になった方はご承知かと思いますが、この駅に通じる道としてハッキリわかるのは、上の写真の先へと向かい、山道を登るパターンと、駅前の「踏切」を渡り、廃屋の横を通って国道32号へとずんずん登る道の2つで、この2つは2万5千分の1地形図にも破線で載っています。

しかし、踏切を渡ってすぐ、線路沿いにも、人が通れそうなスペースが見えます。この写真で柵の右側にあたります。

ここをトンネル方向へと歩いていきますと、駅のプラットフォームが高さの関係で見にくくなった辺りで柵が途切れ、踏み跡のような道が右側へと流れていきます。

ほんの少しだけ開けた場所があって、キツツキが巣作り中だったりしましたが、すぐに道が鮎苦谷川の谷沿いへと消えていきます。

さて、少なくとも2万5千分の1地形図には載っていないこの道、果たしてどこまで続いているのでしょうか。

ってまあ、地元の人と関係者はみんな知ってるわけですが、恐らくいちいち探索するブロガーはほとんどいなかったけもの道、次回、どんどん山中へと分け入ってまいります。


(つづく)





2008年5月3日(土) at 15:52