ロストロポーヴィチのチャイコフスキー全集 / BBR
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以前、こちらの訃報エントリとこちらで一部をご紹介したことがあったロストロポーヴィチ指揮によるチャイコフスキー、長いことCDが再発されず、追悼企画からも外れてしまい、Brilliantからもムーティ盤しか出ず、中古でもなかなか浮いてこない、半ば幻のディスクと化していた名盤だったのですが...
このたび、EMI本家からようやく再発になりました。「マンフレッド交響曲」と管弦楽曲2曲を加えての5枚組。
5枚組?
そう、既に購入された方の書き込みを見てもやはり否定的意見の多い詰め込み体勢であります。具体的には、第3番と「悲愴」が分断されています。ロストロポーヴィチの演奏はどれもゆったりしたテンポですから演奏時間も微妙に長い、という点はあるのですが、そんなご無体な、という切り方でありまして。
どうせなら、1、2番を80分ギリギリで1枚にして、「3+フランチェスカ」「5+ロメジュリ」「4+マンフレッド前半」「マンフレッド後半+悲愴」ぐらいにしてくれたらまだマシだったかも。
まあこれで3169円でしたから別に文句は申しませんが。この切られ方がイヤなら保全の意味も含めてCD−Rコピーして聴けばいいかと。
演奏は、70年代後半(交響曲7曲は、1976年10月に毎週2、3日をかけて集中して録音されている)というロストロポーヴィチにとって非常に困難な時期に、これ以上ないほどのパトスを注入して作られた演奏。ロンドンフィルが、アンサンブルのムラは多少あるものの、ロシアのオケよりもロシア的な雰囲気を湛えた音を聞かせます。何度聴いても、第1番の冒頭、少し距離感のあるフルートの旋律から最初に乾いた堅めのティンパニが響くまでの流れと、第2楽章の冷たい空気感とは他では滅多に聴けないもの、としびれる思いがします。
他にも以前ご紹介した「第5番」は名盤として知られていますが、意外にバランスの取れたいい演奏なのが「マンフレッド交響曲」。これだけはちょっとしっとりした、適度な粘り気をもつ弦の響きが、ややもすると退屈なまま推移しそうな音楽をぐっと引き上げてくれています。
とにかく、これこそチャイコフスキー交響曲の隠れた名盤最右翼です。録音の状態にも不足はありません。もうこの辺は聞き飽きたと仰る向きにも、ぜひ騙されたと思ってお聞きいただきたいと思います。
(参照ディスク)
チャイコフスキー:交響曲第1番〜第6番、マンフレッド交響曲、フランチェスカ・ダ・リミニ、ロミオとジュリエット
ロストロポーヴィチ指揮 ロンドンフィル
EMI:5194932 (1976、77年録音)
http://mukun.blog.so-net.ne.jp/2008-04-28
このたび、EMI本家からようやく再発になりました。「マンフレッド交響曲」と管弦楽曲2曲を加えての5枚組。
5枚組?
そう、既に購入された方の書き込みを見てもやはり否定的意見の多い詰め込み体勢であります。具体的には、第3番と「悲愴」が分断されています。ロストロポーヴィチの演奏はどれもゆったりしたテンポですから演奏時間も微妙に長い、という点はあるのですが、そんなご無体な、という切り方でありまして。
どうせなら、1、2番を80分ギリギリで1枚にして、「3+フランチェスカ」「5+ロメジュリ」「4+マンフレッド前半」「マンフレッド後半+悲愴」ぐらいにしてくれたらまだマシだったかも。
まあこれで3169円でしたから別に文句は申しませんが。この切られ方がイヤなら保全の意味も含めてCD−Rコピーして聴けばいいかと。
演奏は、70年代後半(交響曲7曲は、1976年10月に毎週2、3日をかけて集中して録音されている)というロストロポーヴィチにとって非常に困難な時期に、これ以上ないほどのパトスを注入して作られた演奏。ロンドンフィルが、アンサンブルのムラは多少あるものの、ロシアのオケよりもロシア的な雰囲気を湛えた音を聞かせます。何度聴いても、第1番の冒頭、少し距離感のあるフルートの旋律から最初に乾いた堅めのティンパニが響くまでの流れと、第2楽章の冷たい空気感とは他では滅多に聴けないもの、としびれる思いがします。
他にも以前ご紹介した「第5番」は名盤として知られていますが、意外にバランスの取れたいい演奏なのが「マンフレッド交響曲」。これだけはちょっとしっとりした、適度な粘り気をもつ弦の響きが、ややもすると退屈なまま推移しそうな音楽をぐっと引き上げてくれています。
とにかく、これこそチャイコフスキー交響曲の隠れた名盤最右翼です。録音の状態にも不足はありません。もうこの辺は聞き飽きたと仰る向きにも、ぜひ騙されたと思ってお聞きいただきたいと思います。
(参照ディスク)
チャイコフスキー:交響曲第1番〜第6番、マンフレッド交響曲、フランチェスカ・ダ・リミニ、ロミオとジュリエット
ロストロポーヴィチ指揮 ロンドンフィル
EMI:5194932 (1976、77年録音)
http://mukun.blog.so-net.ne.jp/2008-04-28
2008年4月23日(水) at 22:23 / コメント( 0 )/ トラックバック( 1 )
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法廷からのレポート(3) ― 2008年4月23日 水曜日 ― / 鳥居正宏のときどきLOGOS
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主文
原告の請求を棄却する
訴訟費用は原告の負担とする。
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2008年04月23日(水) at 23:37
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