実録:列車と歩きでうどんツアー'08(その1:市場の朝は早い) / BBR
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坪尻駅を先に3回やってしまってうどんのことは忘れてしまったかのようではありましたが、いろいろと思い出しつつシリーズ開始です。今回は連休谷間の4月29日深夜、神戸はジャンボフェリーの乗り場からスタートです。0:30発で高松東港に4:10着。無料バスで高松駅4:56発に乗ることができ、早朝オープンの店(または製麺所)を回るには最適のパターンです。問題は「眠い」ことに尽きるのですが。
久しぶりに列車と歩きで行きましたので、同様の奇特な趣味の方向けに、なるべくルートがわかるような写真もつけてまいります。
さて、18きっぷ時期でもないこのシーズン、今回の旅を安く上げるツールその1は、「ジャンボフェリー&フットバスセット券」3990円。行きは神戸から、帰りは難波へ。一応往復寝られてそこそこ安いきっぷです。バスは高松発の最終が19:30ですから、夕方のうどんで仕上げて帰ることができます。坪尻辺りをゆっくりできたのもこれのおかげ。
さて連休の谷間ということもあってか、フェリー乗船時の行列はだいぶ少な目でした。船室の区画に10人入るか入らないかぐらいでしたから、横になるにもあまり周囲に気兼ねする必要ないぐらいでした。無料バスも席が埋まるほどではなかったですし。
で、高松に着いてから、電車で回るツアーへの強い味方になるのが、←こちらの「ことでん・JRくるり〜んきっぷ」(窓口でこの名称を告げるには多少抵抗があるが)。ことでん全線と志度〜高松〜多度津〜琴平間のJRが当日限りですが乗り放題(特急は別途料金が必要)で1700円ですから、そこここで下車しながらある程度回れば元が取れます。
個人的には、できれば観音寺と讃岐財田まで利用できればなあ、と無理な希望を言いたくなったりもしますけどね。
今回の1件目は丸亀の「オビカ」。駅でいくと丸亀より宇多津に近いのですが、高松4:56発で宇多津から行くと6時の開店にはちょっと早いので、丸亀で降りて東へ戻ることにします。
駅を降りて北側に出て、丸亀港を回り込んで浜街道に入ります。早朝だけに車はまだまばら。
ファミマの前を過ぎるとすぐに歩道がなくなり、車道は富士見大橋の高架を上っていきますが、歩行者は側道に入り、しばらく行くと歩道橋が見えてくるのでそちらを上ります。
歩いても汗はかかない程度のさわやかな空気。朝日を浴びながら進みます。富士見大橋を抜けたら、浜街道の北側に入って土器川大橋を渡ります。交番の前を通り過ぎた次の信号を左に入ると、「香川県中部地方卸売市場」の門にたどり着きます。
中は当然ながら卸売市場ですので、入るなりこういう雰囲気。特に徒歩だとちょっと突っ込んでいくのに勇気が要りそうですが、関係者も別に気に留める風ではないので(というか、うどん目的の人も頻繁に見ているということでしょうね)、そのまま右側の店舗の列へと向かいます。
こちらが「オビカ食品」。先客は1人、というか6時到着で既にいるというのがさすがに市場のうどん屋です。
のれんにあるとおりセルフの店で、中に入ると正面にあるカウンターに茹でて締めたばかりのうどんが並んで...おっと一つしかないのでそれを取ろうとするとおばちゃんが「小でええんな」と一言。一つしか置いてないとどっちかわからんかったんです。私のうどんツアーポリシーは「男なら大を食え」でありまして、大をもらって、自分でゆがくこともできますがここはそのまま、ネギとショウガを振ってしょうゆうどんにし、ついでに小さめのちくわの天ぷらがあったのでそれを取ります。
うどんは細からず太からず、シャープではないがエッジも程良く立って、何より茹でたて締めたてのツヤと張りが素晴らしい。
食べてみると多少柔らかめですが、非常に滑らかで最初の感触よりも意外にコシと粘りがある麺です。柔らかいが奥にしっかりコシのある麺というのは最近の私の好みと言って良いです。少なくともこの状態であれば非常に美味しい。これで大と天ぷら合わせて250円とは実にお得です。
なお、食べ終わったら食器はおばちゃんに返したらいいようです。初めての、特にセルフの店で返却口がないところはどうしたらいいのか結構困るんですよね。私も先客の方が立ち上がるのをちょっと待っていたりしましたが。
別に朝イチだけやっている店ではないので、いいタイミングを見計らってみてください。これは値打ちがあります。
(というわけでつづく)


