アンダのバルトーク:audite2枚組 / BBR
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今週、ピアノ系のディスク、しかも最近の主力であるバーゲン品でも中古でもないものを2組購入しまして、どっちかはエントリしようと思っていたのですが、当初期待していた「Kapell Re-Discovered」は演奏のクオリティは相当高いものの、何せラジオ放送をエアチェックしたディスク録音、しかも2枚目にはラジオの混信音も結構入っていてちょっと厳しいのでパスして、こちらだけを採り上げることにしました。
このディスクは、auditeが放送のアーカイヴを集めて発売している「Edition Geza Anda」の第4回(最終回らしい)。アンダといえばモーツァルトとバルトーク、というのはちょっと単純すぎますが、やはり母国の作曲家、しかもアンダが若い頃から同時代の曲を残していた先生に対する深い思い入れが、どの演奏にも生きています。
協奏曲に関しては、フリッチャイと全3曲(さらに「ラプソディ」)をステレオのスタジオ録音で残していますが、こういったライヴではさらに打ち込み方が鋭く、フリッチャイとの演奏でも、スタジオ盤とはかなり違う(録音時期的にも7、8年空いていて、その間にフリッチャイの病気が入っています)熱さが乗っかっていますので、てきぱき感というところでは当盤により優れたものがあります。まだ若かったギーレンとの溌剌とした音が聴ける第1番も、力のぶつかり合いが積極的な方に出たいい演奏です。3楽章の烈しさは聴き応えがあります。録音は第2番がザルツブルク独特のデッドな音でちょっと抵抗を感じる人がいるかも知れませんが、鑑賞に支障はほとんどありません。
ディスク2枚目でやはり注目なのは、「2台ピアノと打楽器のためのソナタ」。実はデビュー盤がピアノソロだったショルティは、ペライアその他との共演でこの曲の録音を残していましたが、こちらは1953年1月の放送録音です。モノですが音質は極めて良好で、両ピアノの絡みも結構良く楽しめます。さすがショルティ、ピアノデビューしてからもまだ日の浅い時期の録音ですから、鋭い鋭い。
ここに出てくるケルンのアーカイヴは、本当にこれからまだまだいろいろと良好な録音を出してくれるのではないかと思います。単価的にはやや厳しいのですが、他のも含めて如何にも物持ちの良いドイツ系、という感じがしています。今後ともチェックした方が良いようで。
(参照CD)
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番、同第2番、コントラスツ、ピアノのための組曲、2台のピアノと打楽器のためのソナタ
アンダ、ショルティ(P)、ギーレン、フリッチャイ指揮 ケルン放送響、ブレッヒャー(Cl)、ヴァルガ(Vn)、パインコファー、ポルト(Perc)
audite:23.410 (1952〜57年録音)
このディスクは、auditeが放送のアーカイヴを集めて発売している「Edition Geza Anda」の第4回(最終回らしい)。アンダといえばモーツァルトとバルトーク、というのはちょっと単純すぎますが、やはり母国の作曲家、しかもアンダが若い頃から同時代の曲を残していた先生に対する深い思い入れが、どの演奏にも生きています。
協奏曲に関しては、フリッチャイと全3曲(さらに「ラプソディ」)をステレオのスタジオ録音で残していますが、こういったライヴではさらに打ち込み方が鋭く、フリッチャイとの演奏でも、スタジオ盤とはかなり違う(録音時期的にも7、8年空いていて、その間にフリッチャイの病気が入っています)熱さが乗っかっていますので、てきぱき感というところでは当盤により優れたものがあります。まだ若かったギーレンとの溌剌とした音が聴ける第1番も、力のぶつかり合いが積極的な方に出たいい演奏です。3楽章の烈しさは聴き応えがあります。録音は第2番がザルツブルク独特のデッドな音でちょっと抵抗を感じる人がいるかも知れませんが、鑑賞に支障はほとんどありません。
ディスク2枚目でやはり注目なのは、「2台ピアノと打楽器のためのソナタ」。実はデビュー盤がピアノソロだったショルティは、ペライアその他との共演でこの曲の録音を残していましたが、こちらは1953年1月の放送録音です。モノですが音質は極めて良好で、両ピアノの絡みも結構良く楽しめます。さすがショルティ、ピアノデビューしてからもまだ日の浅い時期の録音ですから、鋭い鋭い。
ここに出てくるケルンのアーカイヴは、本当にこれからまだまだいろいろと良好な録音を出してくれるのではないかと思います。単価的にはやや厳しいのですが、他のも含めて如何にも物持ちの良いドイツ系、という感じがしています。今後ともチェックした方が良いようで。
(参照CD)
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番、同第2番、コントラスツ、ピアノのための組曲、2台のピアノと打楽器のためのソナタ
アンダ、ショルティ(P)、ギーレン、フリッチャイ指揮 ケルン放送響、ブレッヒャー(Cl)、ヴァルガ(Vn)、パインコファー、ポルト(Perc)
audite:23.410 (1952〜57年録音)
2008年5月17日(土) at 23:43 / コメント( 2 )/ トラックバック( 0 )
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Re: 島谷様 /
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こんばんは。いつもお世話になっております。
バルトークとフリッチャイが大好きなもので、こういうのは常時チェックしているのですが、audite盤は相当に当たりの確率が高いです。
ついでに、アンダ/フリッチャイのステレオ盤Pf協全集のディスクが壊れてしまったので中古で買い換えたりいたしました。こちらは現在かなり安く手に入る名盤です。
バルトークとフリッチャイが大好きなもので、こういうのは常時チェックしているのですが、audite盤は相当に当たりの確率が高いです。
ついでに、アンダ/フリッチャイのステレオ盤Pf協全集のディスクが壊れてしまったので中古で買い換えたりいたしました。こちらは現在かなり安く手に入る名盤です。
2008年05月19日(月) at 23:40
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