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[排除命令]そこを六甲というのは無理がある / BBR

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久しぶりな気がする公取委ネタです。


この件、ネットのお水系、あちょっとこの表現はマズイか、水に関心のある方の筋では結構知られていたらしいです。最初排除命令書を斜め読みしただけでは何のこっちゃわかりませんでしたが。


「六甲のおいしい水」不当表示=ハウス食品に排除命令−公取委(時事通信)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
ハウス食品(大阪府東大阪市)が製造販売する「六甲のおいしい水」2リットルボトルに事実と異なる表示があったとして、公正取引委員会は17日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。花こう岩のミネラル分が溶け込んだ水とうたっていたが、実際には含まれていなかったという。(中略)

 ハウス食品は公取委の調査に対し、六甲山地の花こう岩層に接した地下水が工場周辺に流れ込んでいると反論したが、1月以降の製造分からは問題となった表示を削除している。

(引用終わり)


例によって公取委のサイトに排除命令(pdf)がアップされています。


この「六甲のおいしい水」、そもそもは阪急六甲から少し西、線路の南側の住宅地の中にひっそりと存在する採水所で採水し、奈良の工場へ運んでボトル詰めしていたというもので、イメージ的にはもっと山懐で採水しているような感じがするかも知れませんが、これは確かに六甲山系に振った雨が花崗岩質の岩盤を通り抜けて地下水となった、とすんなり思えるわけですが、恐らく供給が追いつかなかったのでしょう。その後ハウス食品が六甲工場というのを建設し、2Lボトルだけはこちらで採水、ボトリングを一貫して行うようにしたというわけです。


この工場、メーカーサイトでは「緑豊かな六甲山系に立地し」と記されていますが、その場所はと言うと、


こんなとこ


でありまして、普通「ここら辺までは六甲山系」と呼べるエリアの西端からでも10km近く離れております。


恐らく公取委に「これはおかしい」という通報が入って、ハウスとしては「ここは六甲山系!」と主張はしつつも問題の説明能書きは落としました、という結果だったのでしょう。


しかし、排除命令書を良く読んでみますと、本件で問題とされているのは、容器上にあった、あたかも,六甲のおいしい水2リットルの内容物が,六甲山系の花崗岩の割れ目を通ることにより当該花崗岩のミネラル分が溶け込んだ水であるかのように示す表示だけであって、そのような水を「六甲のおいしい水」と称して販売することについては特に何も言っていません。


本来ならば「伊川谷のおいしい水」とか「西神のおいしい水」とか名乗ったらどないやねん、という気もしますし、「六甲の」と言う部分に一般消費者に対する優良イメージというものがあるのではないか、という風にも思うのですが、その辺りは景表法上はアウトとはならないということなんでしょうね。不正競争防止法上の不正競争というのもちょっと違うように思われますし。





http://kaizin.jugem.cc/?eid=802
http://tetorayade.exblog.jp/8821156/
http://krimshow.blog56.fc2.com/blog-entry-901.html
2008年6月17日(火) at 23:54 

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「六甲のおいしい水」はウソ?不当表示! / 成り行きアラカルト日記

「六甲のおいしい水」に不当表示 ハウス食品に排除命令(朝日新聞) - goo ニュース

・・・・各商品のラベルには「花崗岩(かこうがん)に磨かれたおいしい水」「六甲山系は花崗岩質で、そこに降った雨は(中略)花崗岩内のミネラル分を溶かし込み(中略)良質の水になります」との記載があった。しかし、2リットルボトルを生産する六甲工場は六甲山系の花崗岩質の地層から約7キロ離れた「大阪層群」と呼ばれる堆積(たいせき)層の上にあり、花崗岩質の地層との間には粘土層や断層があるため、花崗岩のミネラル分を含む水質とは異なるという。花崗岩に由来する地層がある「六甲採水場」の2商品と比べ、2リットルボトルは花崗岩質に多く含まれるカルシウムが約4分の1(100ミリリットル中0.65ミリグラム)しか含まれていなかった。・・・・

 そんな話は知らずに、時々飲んでおりました。2リットルボトルの売上高は今年1月までの2年10カ月で367億3600万円にのぼるらしいが、ある意味で詐欺と同じことではないだろうか?
 企業倫理があるのなら、不当な表示で得た何らかの形で利益は社会や消費者に還元すべきではないだろうか。 
2008年06月20日(金)   at 0:23