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日本の資本主義が試される / やまね智史

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「気候変動とのたたかいにおいて失敗という選択肢はない」byモルディブのガユーム大統領

しんぶん赤旗で『地球の悲鳴 動き出す世界』という連載が始まりました。温暖化によってもたされている世界の実情を伝えています。世界の屋根ヒマラヤでは氷河が溶け出し大洪水が、真珠の首飾りと言われるモルディブ諸島では海面上昇やサンゴの死滅・・・

夏はエアコンの温度を高めに設定するとか、買い物にはエコバッグを持っていくとか、身近なところから「エコ」にとりくんでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、あらためて考えさせられたのが「政治の責任」の話。いまヨーロッパでは、経済界・企業との協定や規制などによって温室効果ガスの大幅削減に踏み出しているそうです。たとえば、イギリスでは京都議定書の目標値(温室効果ガスを1990年比で)8%減に対して14.8%減、ドイツでは目標値8%減に対して18.4%減(すげ〜)と。ところが日本は6%減という目標どころか6.4%増という結果に日本では、温室効果ガスの削減を、日本経団連の「自主行動計画」にまかせ、経済界と削減を義務づける協定を結ぶことを政治が怠ってきたのが背景にあるようです。

環境NGO「気候ネットワーク」の方の話では「情報開示で明らかになった03年の事業所ごとの実態をみると、35業種約180の工場・発電所で、国内の全CO2排出量の半分を占めています」とのこと日本が世界との約束を守れるかどうかは、私たちの身近なところでの努力はもちろん、大規模排出源である「産業部門」対策をしっかりおこなえるかどうか、そんな「ルールある資本主義」をつくれるかがカギになりそうです

2008年1月6日(日) at 23:27