タクシー運転手の日記

関西郊外のタクシー運転手の日記です

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タクシー値下げ / black cab

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日本だけでなく、世界各地でタクシー値上げが続いている、という投稿を以前にしたが、
http://blog.kansai.com/cooldriver/268

燃料高騰により、コストを利用者に転嫁しようという流れである。そもそもこの流れは正しいのだろうか?という疑問を個人的にはずっと抱いていた。

そんな中インド洋のモルディブのタクシーである。
http://miadhu.com.mv/news.php?id=7146

何とこの時期にタクシーを値下げする、というのである。

A petition is being prepared by taxi drivers to bring the fared down from Rf.25 to Rf.20.

タクシー料金をRf25からRf20に値下げする請願を出した、というニュースである。詳しくは書いてないが、恐らくフラッグフォール(初乗り)の料金と思われる。

この“Rf”という通貨単位は少し調べたけれどよくわからない。インドルピー(Rs)に近いのであろう、と想像すると、現在インドルピーが2.5円なので、日本円で62.5円から50円に値下げする、ということになる。

タクシー料金20%の値下げである。

Taxi drivers say the increase in fares caused a severe reduction in the number of people using taxis and has resulted in loss of business.
料金が上がることによってタクシーの利用者は減る。結局は売上が下がって収入が減る、とタクシードライバーは口を揃える(値下げによって収入は増える)。


注目すべきはドライバーからの要請によって、料金を値下げする、ということである。

日本を始め、世界各地で値上げの動きが起きているのはタクシー業者の要請によるものである。

業者よりも、運転手の方が実情をよくわかっている

燃料費が上がっている今こそ料金を値下げすることで、利用者は飛躍的に増加し、運転手の収入も増える。これは間違いのない事実である。

運転手の生活が苦しいから、料金を上げる

なんていうのは全くナンセンスである。

しかし、大阪に見られるように、タクシーの量が適正でない(多すぎる)と値下げも市場に吸収されてしまって、ドライバーには還元されない。

適正な量的規制は当然前提となる。


2008年7月21日(月) at 01:10