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宮脇賣扇庵の龍馬扇 / で。

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扇子を買おうと思っていた。手軽な涼アイテムとしてコンビニでも売っている。しかし余りにもフツーすぎで、メンズショップに並ぶモノはコスパが悪すぎ。周りを見たら殆ど同じ雰囲気の扇子ばかり。それが面白く無かった。

前々から気になっていた老舗がある。宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)と云う、京都にある扇子のお店。創業は1823年。そこの作品を購入しまた。

80回以上の工程を全て職人さんの手作業によって行われているだけあって、細部に渡って目を見張るものがあります。例えばこの部分。一つ一つ削り上げられた骨にも表情があり、1本1本の先端も丁寧な処理がなされ磨き上げも掛けられていました。

まだまだ実物を見て分かる手の込んだ部分が幾つもあり、その一つ一つに意味があるのが分かって物作りへの拘りが感じられます。

今回選んだ龍馬扇の特徴の一つがこの扇面。コシのある紙に柿渋で染め上げられています。柿渋とは「未熟なカキの果実を粉砕、圧搾して得られた汁液を発酵させたもの」。時間と共にその表情を変化させていくと聞き、革製品などが好きな自分は、そのエイジングも楽しみにしています。 筆跡独自の濃淡もあり、決して無表情で無いのが嬉しい。これだけの作品が¥4,200で手にはいるのですが、高いと思うか安いと思うかは貴方次第ということで・・・。

阪急百貨店梅田本店にて購入
2008年7月19日(土) at 16:56