スカイ・クロラ / enigma
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監督・作画監督・加瀬亮さんの3人が舞台挨拶。
でも司会進行の女性(YTVアナ)が、「それぞれにとってキルドレとは?」なんて「?」な質問をしたりで、あまり大したやりとりはなかった。
戦争のない世界で、ショーとしてのみ存在する企業同士の戦争と、そこで兵士として生きる、思春期のまま年を取らないキルドレなる人達のお話。
そういうSF的背景があるのだけど、予告編やサイトにはあって、本編でそうした説明が殆どなかったのは、ちと不親切じゃないのかなぁ。
そして、SF的醍醐味とかカタルシスなんてものは、この映画にはほぼない。
事前の記事や予告編などで、エンターテイメントを志向してない事は感じてたし、実際その通りだった。
終始淡々としてたのはいいとして、話に救いがない。
監督がよく口にしていた“若者に伝えたいメッセージ”ってものも、特に感じられなかった。
現実味のない世界観と、人としての生活感や躍動感の感じられない登場人物達というのは、狙っての演出と思えなくもないけれど、そうだとすれば監督のそれまでの言動と一致しない。
私には一種のクライム・ストーリーにも思えた。
でも評価してないのかというと、そうでもない。
映画全体としての完成度は凄く高くて、完成度が高いと個人の嗜好に合う合わないは別として、何かしら感銘は受ける。
そもそもこういう映画を、こういう演出で作る人なんて、この監督以外いないよなあ。
(でもいわゆるいつもの“押井節”は、今回殆どなかったけど)
因みに、舞台挨拶にも出てた加瀬亮さん。
失礼だけど、彼は今回の声優陣の中で、一番下手だったなあ。(試写会にて/8月2日公開) 御堂会館
http://sky.crawlers.jp/
でも司会進行の女性(YTVアナ)が、「それぞれにとってキルドレとは?」なんて「?」な質問をしたりで、あまり大したやりとりはなかった。
戦争のない世界で、ショーとしてのみ存在する企業同士の戦争と、そこで兵士として生きる、思春期のまま年を取らないキルドレなる人達のお話。
そういうSF的背景があるのだけど、予告編やサイトにはあって、本編でそうした説明が殆どなかったのは、ちと不親切じゃないのかなぁ。
そして、SF的醍醐味とかカタルシスなんてものは、この映画にはほぼない。
事前の記事や予告編などで、エンターテイメントを志向してない事は感じてたし、実際その通りだった。
終始淡々としてたのはいいとして、話に救いがない。
監督がよく口にしていた“若者に伝えたいメッセージ”ってものも、特に感じられなかった。
現実味のない世界観と、人としての生活感や躍動感の感じられない登場人物達というのは、狙っての演出と思えなくもないけれど、そうだとすれば監督のそれまでの言動と一致しない。
私には一種のクライム・ストーリーにも思えた。
でも評価してないのかというと、そうでもない。
映画全体としての完成度は凄く高くて、完成度が高いと個人の嗜好に合う合わないは別として、何かしら感銘は受ける。
そもそもこういう映画を、こういう演出で作る人なんて、この監督以外いないよなあ。
(でもいわゆるいつもの“押井節”は、今回殆どなかったけど)
因みに、舞台挨拶にも出てた加瀬亮さん。
失礼だけど、彼は今回の声優陣の中で、一番下手だったなあ。(試写会にて/8月2日公開) 御堂会館
http://sky.crawlers.jp/
2008年7月7日(月) at 23:29
スピード・レーサー / enigma
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約40年前のカーレースアニメ「マッハGOGOGO」の実写版。
私自身は車とキャラクター位しか知識がないんだけど、海外でそんなに人気があったとはなあ。
それにしても、まさかSF映画だったとは(笑)。
CGによる、ど派手で極彩色な未来世界は、見栄えもするしとんがってて、さすがウォシャウスキー兄弟という気もするけど、ぶっちゃけケバケバし過ぎて好きになれない(笑)。
でも、“あの”マッハ号が成立できて、かつ活躍できる世界であるために、こういう風にしたんだろうな。
一見違うようでいて、実はオリジナルをすごく大事にしようとする、ある種の愛情が随所に感じられる。
特にキャスティングには、強いこだわりを感じた(笑)。
オリジナルのアニメに思いいれのある人ほど、多分一定の評価はするんじゃなかろうか(賛美するかは別にして)。
メカあり笑いありラブロマンスありの、年代問わず楽しめる王道な映画になっている。
お話自体も、実は思いの他硬派で、捻りも効いてる。
それがこのリアリティの薄いCG世界に引っ張られて、叙情性の感じられない、軽い感じになってしまってるのは、個人的にはちょっと残念。(試写会にて/7月5日公開) 厚生年金大ホール
http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/
2008年7月1日(火) at 22:55
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 / enigma
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先行ロードショーが、TOHOシネマズの1000円デーと被ったので、これ幸いと観にいってきた。
そして最新のインディは、とってもど派手で、ちょっと大味な映画になっていた。
一言でいうと、「ハムナプトラ」っぽいというか…。
(期せずして、これの3の予告が流れてた)
このシリーズは元々嘘だらけのお話ではあるんだけど、今回は嘘のつき方が下手というか、私的にちょっとそれはないだろ的な部分が多かった。
ロズウェル事件が出てきたのは良しとしても(笑)
ただエンターテイメント性は高い。
個人的には過去3作中、1が一番好きなのだけど、これが例えば3が好きだという人なら、しっくりくるかもしれない。
それにしても、お話がこれほど1と繋げてくるとは予想してなかった。
これから見ても何ら問題はないけれど、事前に1は見ておいた方が、より楽しめるのは間違いないだろう。
でもなあ…。
インディ、いよいよ純然たるヒーローになってしまって…。
あの胡散臭さや、野心的な所がなくなって、好々爺といった感じになってるのは、どうした事か。
あるいは製作側も、これでシリーズを一応決着させるつもりで作ったのかなと思ったり。(先行ロードショーにて/6月21日公開) TOHOシネマズなんば
http://www.indianajones.jp/
http://www.indyjones.jp/
2008年6月14日(土) at 23:00
DIVE!! ダイブ / enigma
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久々に見た感じがするなぁ・・・こういうベタなスポ根青春ドラマ。
まあスポ根といっても、悲壮感や必死さは全くという程感じられないけど。
中学生のダイビング競技をテーマにしたお話で、原作は直木賞を受賞した小説だそう。
読んだ人の評価もすこぶる良かった。
なのに映画は、どうしてこうも普通なのか。
やっぱり映画化によくある、原作のダイジェスト版となっちゃって、良さがスポイルされてしまってる?
時々出てくる臭い台詞に、唐突に出てくるキーワード(‘ダイヤモンドの瞳’‘コンクリートドラゴン’等)。
そしてベタすぎるクライマックス。
この手の映画としては、極普通な出来で、これといった良さが見出せなかった。
強いていえば、この時期に見る分には、清涼感のある映像は心地良かったけど。
でもこの映画、厚生年金大ホールで少なくとも3回試写を実施してる所からして、配給会社相当力入れてるよなあ。
不思議でならない。(試写会にて/6月14日公開) 厚生年金大ホール
http://www.dive-movie.jp/
2008年6月4日(水) at 23:38
クライマーズ・ハイ / enigma
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こんなエンターテイメント性の高い映画だったとは!
1985年に起きた日航機墜落事故を扱ったお話だとは知ってたので、もっとシリアスで重い映画と思ってたら、さにあらず。
事故直後の地元新聞社の騒乱を描いた群像ドラマで、事故を直接描いたお話ではなかった。
ノンフィクションとは言ってないけれど、原作者は当時実際に地方新聞記者として事故を取材したそうで、話にリアリティがある。
そんな中にあって、主人公は中間管理職的立場にありながら、全く角が取れてない熱い男で、感情移入し易いキャラだった(笑)。
最後まで猛烈な疾走感と緊張感があって、約二時間半の長い上映時間も全く気にならず。
でも、あの登山のシーンは余計だったなぁ。
この物語は、現在から20年前を回想するという構成なんだけど、明らかに話の本筋から浮いてる。
どうも原作にもそのシーンはあるようなので、前提となる主人公のプライベートの場面がその分多くあるんだろう。
また、社長のセクハラ絡みのエピソードも、描写がえらく中途半端。
それでも、この映画はなかなかの掘り出し物だと思う。
ほんと、今年の邦画は良作が多い。
ところでこの日の試写会は舞台挨拶があり、主役の堤真一が‘自分にとってターニングポイントな作品になった’と言ってたけど、まさに迫真の演技だった。
そして監督は、前作「魍魎の匣」が関西以外では惨敗だったそうで、今回も関西からのブレイクを期待してるとの事(笑)。
でも何故関西では受けたんだろう?
ちょっとグロいとことか?(笑)…(試写会にて/7月5日公開) 梅田ブルク7
http://climbershigh.gyao.jp/
2008年6月2日(月) at 23:33
アフタースクール / enigma
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あまり予備知識もなく、世間の評判を頼りに見てみれば、なるほどなぁ…。
ジャンル的には何になるんだろう?
笑いも涙も愛も感動も特になかったし、アクションも特撮もなかった。
やっぱりミステリーになるのかなぁ?
でも痛快娯楽映画なのは間違いない。
お話としては、主人公の友人が自分の車に乗ったまま突如行方をくらまし、訳が分らないまま友人探しをするといったもの。
観てるこちらも話が全く見えてこないまま、映画はどんどん進んでいって、多少全体の構図がようやく見えてきたなと思ったら、予想外な展開が・・・。
最後まで、先が読めないところは、ちょっと「スティング」っぽくもあったかな。
とことん計算されてる。
振り返ってみれば、キャラクターの描写さえろくにない映画で、これでよく映画として成立したなと、改めて驚いてしまう。
キャスティングが物凄くハマってたので、それで救われてた部分もあったと思う。
あるいはそれすら計算ずくだとしたら、ほんと恐るべき映画だ。
日本でも、こういう映画が作られるようになったんだなあ。
しかし、今年の邦画は大豊作の年かも。(5/24公開) なんばPARKSシネマ
http://www.after-school.jp/
2008年6月1日(日) at 23:26
西の魔女が死んだ / enigma
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登校拒否になった女の子が、西の森に住む祖母と暮らした一時のお話。
主人公の少女目線で見れば、この映画はとても癒し系な映画だ。
森は幻想的な美しさがあり、その中に建つおばあちゃん家は可愛らしく、おばあちゃん自身も、優しくて包容力があって、ちょっとミステリアスで、自然と調和した理想的な暮しを体現してるように見える。
もう見てだけで癒される。
でも、おばあちゃん目線で見ると、少し印象が変わってくる。
自分の信念や生き方に、強い確信を持ってはいるものの、子である娘はそれを良しとはしなかった。
そして孫の少女にも、最後に小さな拒絶を示される。
人里離れた暮らしをしているおばあちゃんには、集団社会で生きる人との間に、埋め難い溝がある。
そんなおばあちゃんの心の内を思うと、これがとても切ない映画に見えるのは、単に私がひねくれ者だからだろうか?(笑)。
まあ何だかんだで、あまり邦画的な匂いのしない、“かなり”いい映画ではありました。(試写会/6月21日公開) Yahoo動画
http://nishimajo.com/
2008年5月31日(土) at 23:48
ザ・マジックアワー / enigma
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個人的に、この夏一番の期待作だったこの映画。
よもや失望するなんて事は夢想もしてなかっただけに、最初の数十分は、笑いのわの字もないような展開で、ほんとどうなることかと…。
でも、やはり期待は裏切られなかった。
特に今回は、過去の三谷作品と比べても、一番笑いを志向してたんじゃないか。
特に中盤辺り、もう笑った笑った。
映画でここまで笑ったのは、あまり記憶にない。
主役の佐藤浩市も、こういう“大根”な演技もできるのな。
思い返してみると、笑えるシーンはみんな彼絡みばかりだったなぁ。
それだけに、最後まで笑わせて欲しかったという思いもある。
中盤があまりに笑いを志向していただけに、最後でちょっと雰囲気が変わったのには、あれ?っと。
まあ、この監督作品のいつもの(やや強引なまでの)大団円的終わり方と言ってしまえば、その通りなんだけど…。
それと、もう少しエピローグ的なお話も欲しかったかも。
何せこの映画、出てる役者は多い割に、主役の佐藤浩市の存在感が強すぎて、他のキャラクターのエピソードが食われてる感が強いので。
でも、この映画の魅力を思えば、瑣末な事だという気もする。
ほんと三谷幸喜監督作品って、鉄板だと思う・・・「ラヂオの時間」を除いて(笑)
因みに、監督の前作「THE有頂天ホテル」を観た人は、少しだけにやっとするシーンがあったりする。(試写会にて/6月7日公開) 厚生年金芸術ホール
http://www.magic-hour.jp/
2008年5月28日(水) at 23:51
スペース・トラッカー / enigma
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深夜にテレビで放送してたのをたまたま(途中から録画して)見た。
昔は、深夜にTVでこういう怪し気(?)なアメリカ産SF映画やドラマをよくやってたけど、最近はお笑い番組か韓国のドラマばかりになっちゃったよなぁ…なんて思いつつ。
約10年前の映画で、タイトルから想像した通り‘SF版トラック野郎’といったB級映画。
主演は、最近スクリーンで見なくなったデニス・ホッパー。
といっても、それなりにお金は掛かってるようで、見た目はそんなにショボくはない。
むしろ未来のお話なのに、妙にアナログだったり、下ネタがそこかしこに入ってたりと、あえてB級テイストでSF映画を作ろうとしてるみたい。
私的にはさほど笑えなかったけど、雰囲気は楽しい。
ただお話は、ちょっと大味だったかな。
謎のトイレとか(笑)、謎の闇商人とか、地球で一体何があったのかとか、話を膨らませられる要素は色々あったのに、殆ど脱線する事なく、一本調子なお話になってたのは、やはり予算の問題か? (TV/1997年12月公開)
2008年5月22日(木) at 23:17
僕の彼女はサイボーグ / enigma
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SFテイストで、笑いあり、涙あり、アクションあり、恋愛ありと、凡そエンターテイメント映画の全てが詰まったような映画。
見ていて、子供の頃に見たSF小説やドラマを見ているような、強いノスタルジーに囚われた。
特にその終わり方。
ちょっと切なくて、ちょっと余韻を残す綺麗な終わり方だったと思う。
主役の綾瀬はるか嬢もかわいかったし。
では映画に満足してるかというと、実はそうでもなかったり…。
長いオープニングから始まって、本編、そして長いエピローグという構成なんだけど、多分この映画は最初と最後の構想がまずあって、本編は後付けで作ったんじゃないかなぁ。
本編は、単に最後を盛り上げる為のエピソード集といってもいい内容にも見えた。
そして、そんなエピソードがどれもいけてない。
とにかくあらゆるシーンが、それはありえないだろといった感じで、リアリティがまるでない。
ここまでリアリティがないと、失笑を越えて、むしろ見てて辛い。
あと、撮影の大部分が神戸だからか、かつて神戸で実際にあった事件を髣髴させるエピソードを入れてるのも、どうかと。
より感情移入させる狙いだったのかも知れないけど、私は見てていい気はしなかったし、むしろ逆効果に思う。
しかしこの強い違和感を感じさせる作りは、監督(脚本も)が韓国人監督だから?
こういう大味さは、韓国映画全体の気質として元々あるのか、それとも単にこの監督個人の気質の問題なのか。
これまで韓国映画は殆ど見てない私には、判断がつかないけれど。
因みにこの日の試写会は、主役2人と、監督、プロデューサーの舞台挨拶があった。
それほど大した話題はなかったのだけど、個人的に印象に残ってるのは、神戸での印象は?と聞かれた綾瀬嬢が「神戸牛を食べました」と答えてたのを聞いて、一人笑ってしまった。
というのも先日公開された「SweetRain」(これもほぼ神戸で撮影)のインタビューで、同じ質問をされた金城武の返事と全く同じだったから。
あと、主役の小出恵介が、(この映画に)日本映画じゃありえないシチュエーションがあると、ぶっちゃけてた事だろうか。
監督の前でよく言ったなと、私的には好印象(笑)。(試写会にて/5月31日公開) なんばパークス
http://cyborg.gyao.jp/


