グレート・ギャツビー / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
ずーーっと読んだことがなくて、去年、村上春樹さんが翻訳されたのが話題になった時に、手にしました。
その時、ざーーーーっと一気に読んだのですが、正直、「Panasonic Melodious Library」で作家小川洋子さんとアシスタント藤丸さんがコメントしていらっしゃるように、
私もデイジーの魅力が分からなかったんです。
多分、女からは好かれない女、なんだろうと思うんです。だから男性からは魅力的なんだと思うのですが。
でも最後なんか、私やったら、絶対デイジーのようには行動しないと思います。自分が死ぬまで後暗い気持ちを引きずりそうです。
ギャツビーも、最後まで本当はどんな人なのか、というか、、うさんくささが漂って、、あんまり、またこれもどこが素敵なのか良く分からなかったのですよ。
最終的に、悲しい人なんだなーという切ない気持ちにもなったりしますが、やっぱりそこに至るまでに本当の友達がいない人って私には魅力的とは思えなくて。
それで、先月、「Panasonic Melodious Library」でそうやって紹介されていたので、もう1回読み直してみました。
内容としての感想は、あまり変わらないです。
ただ、ざーっと読むのではなく、一言一言を読んでいくと、村上春樹さんが仰っている鮮やかな描写というのでしょうか。そういう言葉の選択が素晴らしいのだということは何となく伝わりました。
言葉を紡ぐことを職業としている方にとっては、宝玉、と表現されるに相応しい作品なのかもしれません。
あと、やはり原語で読まないと実感できないのかも、とも思いました。
毎週日曜日の10:00〜「Panasonic Melodious Library」。「博士の愛した数式」の作家、小川洋子さんがパーソナリティをつとめられているこの番組は、そんな風に、色んな文学について、FMらしく音楽を絡めてご紹介している番組です。
以前ブログでも書きましたが、番組宛にメッセージをお寄せ頂くと、毎月抽選で10名様に「音楽ギフトカード3000円」と「図書カード2000円」をセットでプレゼントもございます。
自分の好きなこの本を、小川洋子さんに紹介して欲しい、なんていうメッセージなどもお待ちしてますよ
明日はヘルマン・ヘッセ「車輪の下」。日曜の午前、ゆっくりラジオで文学に浸ってみませんか?
2008年1月19日(土) at 13:08
やっと読みました。ホームレス中学生 / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
今更?って言われるかもしれませんが去年あれだけヒットしたので、既に読まれた方も多いと思いますが、やっぱり泣けました。
泣くだけではなくほのぼのしたり笑えたりするのが、田村さんが書いているから、なのでしょう。
とにかく、話題になっている部分よりは、家族や周囲の人への感謝に溢れているというところに何より感動します。
人への感謝の気持ちや周囲への思いやり、最後に田村さんは沢山の人に感謝しています。いろんなことがあっても、自分が感謝の気持ちを持っていれば自然に素敵な人達が集まってくるのかなあと。
私もそういう感謝の気持ちを大切にしている人はいろんなことがあっても幸せなんだと思います。周囲に感謝する気持ちが薄い人は、幸せそうには見えません。
幸せのハードルが低いって書かれていましたが、カッコつけて幸せのハードルをあげて、不満ばっかり言っている人より、いつも小さなことに感謝、幸せを感じられる、そういう人の方が素敵だと思います。
今年はコミック化、そして映画化、とまだまだブームは続きそうですので、私のように、実はまだ読んでなかった〜と言う人も今から原作を手に取るのはいかがでしょうか。
2008年1月6日(日) at 21:02
49:51 / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
たまたま、探偵ナイトスクープ、帰ったらやっていまして、先週感動したネタを思い出しました。
先週も帰りが遅く、ちょうど帰宅した頃にやっていたのが、
『寿司嫌いの息子』という内容。
どういう話だったかは番組の公式HPなどで見て頂くのがよいと思いますが、心を打たれたのは、息子である少年が父親について
「49%は好きな気持ちはあるけど
残り51%は嫌い」
と言ったところです。
この49:51
という数字。私は心理学専攻でしたので、よく河合隼雄先生の本は読みますが、以前訃報の折に少しご紹介しました、「こころの処方箋」という本に、そのままの数字について書かれている項目があります。
「心のなかの勝負は51対49のことが多い」
51対49というと僅かの差。しかし、多くの場合、底の方の対立は無意識の中に沈んでしまい、意識されるところでは2対0のように感じられている。2対0だとサッカーなら完勝である。従って、意識的には片方が強く主張されるのだが、その実はそれほど一方的ではないのである、というのが、大まかに書かれている内容です。
だから、「お前なんかに話をするものか」と口で言っている人も、残りの49は分かりあいたいと思っていると、そういう風に考えて、その底にある深い事実の方を見るようにしなければいけない、というカウンセリングの姿勢を説いておられるのですが、本当にそうなんだなあって、あの番組を見て、少年の純粋さに心を打たれた訳です。
頭の中で意識されている2の方に気持ちが強くなって、相手に対してひどいことを言う人が多い中、彼はちゃんと、49%は父親を好きという気持ちが自分の中にあることを分かっている。
そういう心の奥底を自分で見つめることの出来る彼は、いつの日か、きっと父親を「お父さん」と呼べる日が来るだろう、とバラエティー番組なのにじーんと来てしまいました。
家族に限らず、対人関係で色んな悩みを抱えている人、今日は深夜3時から、お悩み相談ラジオ、
「SHOO POWER CAMP」やってます。
ラジオ以外に、ソーシャル・ネット・ワーキング・サービス「Yahoo! Days」も稼動中。
あなたのまわりにはいつでも山本シュウとSHOO POWER LOVERがいます。
すでにYahoo! Daysをご利用の方は、オフィシャルコミュニティ「SHOO POWER CAMP〜お悩み相談レディオ 」に参加して下さい。入ってないよ、という方は、番組ブログに、参加方法が書いていますので、詳細を見てご参加を
2007年12月15日(土) at 00:40
あなたの本棚には? / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
以前も一度ご紹介しました、
博士の愛した数式の作家小川洋子さんがパーソナリティの
「Panasonic Melodious Library」、
放送開始から3ヶ月以上経ち、番組HPの本棚もだんだんと本が増えてきました。
8月には、私もご紹介したことのある「星の王子様」が取り上げられていました。
『どんなに気が合わない人でも、その人の本棚で「星の王子さま」を見つけたなら、その人とは仲良くできるような気がする』と表現する小川洋子さん。
私も、仲良くしてもらえるかな
あなたの本棚にはどんな本が並んでいますか?
先週は「走れメロス」。
友情の話なんですけど、私はメロスよりもセリヌンティウスに感情移入してしまったり。
それをはっきり自覚したのは学生の頃、「北里マドンナ」という本を読んで、そこに書かれている描写にうんうんとうなずいたのです。そこを書くと長いので、またいつか「北里マドンナ」(氷室冴子さん作)についてブログに書くときがあればゆっくり。
番組の話に戻りますと、番組宛にメッセージをお寄せ頂いた方の中から毎月抽選で10名様に「音楽ギフトカード3000円」と「図書カード2000円」をセットで
明日はちょうど日曜日。この番組は毎週日曜日10時からです。
日曜日の午前のひと時、ゆったりと本の世界に浸って、メッセージをおくる、ゆとりの時間を持ってみませんか
2007年10月13日(土) at 20:41
中島らも という人。 / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
中島らも氏が亡くなられて3年が経ったこの夏、「ポケットが一杯だった頃」という本が出版されました。
この本には「FM大阪”月光通信”秘蔵音源CD」が付いています。
この本が、ゆっきいのデスクに置いてあって、
「何これ、何これ、借りていい〜??」
と、持ち帰って読んでみました。
中島らも、という人を、私はほとんど知りません。舞台好きな私ですが、この本の中で書かれていた「本人自身による作品&舞台解説」で挙げられている舞台はほとんど、自分が幼くて観に行く世代ではなかった頃で、どれもこれも知りませんでした。
それでも、中島らも、という名前は認識があり、それは新聞のコラムであったのか、あるいは、記事になった時なのか。何となく、明るい悩み相談室は、読んだ記憶がある・・・という程度です。
だから、本を読んで驚くことがいっぱいありました。らもさんと同じ時代を感じて、世代を生きた人達と、私はやっぱり感覚が違うのかもしれません。
多分、常識でまっすぐ読むと、受け入れられないところがいっぱいだし・・・。
だけど、そういう生き方に共感した人も沢山いたんだろうと思います。むちゃくちゃやな、と思いつつも、文体に引き込まれている自分がいました。
ただ、FM大阪の音源というCDに至っては、あまりのシュールさに
唯一思わず笑ってしまったのは「白いトラ」のところです。
知りたい方は、是非本を手に取ってCDをお聴き下さいませ。
色々考えさせられたので、制作のラストマン(一番ベテラン制作Pなのに、色んな情報が回ってくるのがラスト
しかし、この番組を流していたうちの会社はある意味すごいぞ・・・。
すごいぞーーー。
2007年8月20日(月) at 22:39
「博士の愛した数式」の小川洋子さんの番組です / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
毎週日曜日の10:00〜「Panasonic Melodious Library」は、「博士の愛した数式」の作家、小川洋子さんがパーソナリティをつとめられている、本を紹介する番組です。
ラジオという特性を活かし、その本に音楽を融合させています。
私は、入社してから、ラジオで本を紹介するような番組が出来たらいいなーと思っていて。絵本とか。
だから、7月からこの番組が始まったことは、すごくいいことだなーと思っています。
7月スタートの初回でご紹介した本は「こころ」でした。これは学校の教科書で読んだ時のイメージしかないのですが、今読むと、また色々考えさせられそうです。
夏休みにかかるスタートだからか、今までの名作紹介は、比較的学生さん向きのラインナップ。読書が課題の学生さんは、この番組を参考にされるといいかも?
今後は、小川洋子さんご自身の作品なんかもご紹介される予定のようですよ
皆様にとっても、日曜日の午前、ゆっくりと本を開ける、くつろぎの時間になればと思っています
2007年8月19日(日) at 09:00
スター★ガール / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
ここのところ、思い返せば、毎週1冊は本をご紹介していたので(これとかこれとかこれは、今まさに夏休みの中高生向きです
スター・ガール。
私が読んだのはかな〜り前ですが、買ったその夜に、分厚い本だからちょっとだけ読んで、少しずつ毎日読んでいこう、なんて思って開けたら、最後まで止まらなくて、朝方4時くらいまで掛かって、一気に読みきった本です。
それくらい続きが気になって、最後にスターガールはどうなるんだろう・・・、って思うと本を閉じることが出来なかったという記憶が今も残っています。
高校生の話なので、同年代のときに読むと感情移入しやすいかなあと、夏の読書の時期に、ご紹介してみました。
胸がちょっと痛くなるような、でも、素敵な本です。
さて、金曜の夜、私はボヤキの帝王達と、えつこ嬢のライブを観に行ってきました。ブログ&Circle851のえつこ嬢のプロフィールに
平日夜や土日はバンド活動を積極的に行い、ベース&コーラスを担当。公私共にロック魂をまきちらしている。
と書いているように、ロック魂を見せつけられてまいりました
舞台上のえつこ嬢は、普段の仕事モードとは違って、キラキラ輝いておりました。
彼女も、スター★ガール、ですね
キラキラ輝ける場所を持っているえつこ嬢がちょっと羨ましかった夜でした
2007年8月5日(日) at 08:53
愚かな女 / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
浮気封じの文香で、浮気封じをする人の心が怖い、と書きましたが、別に浮気を認めているわけでも推奨しているわけでもありません。
嫉妬する心は怖い、と言っているのです。
それが、見事に表現されている本をご紹介しましょう。
「アンナ・カレーニナ」です。
これが100年以上もの間、全世界で読まれていて、名作、と言われるのは、ひとえに「アンナ」の描写にあると思われます。
この間の「LOVE FLAP」でも”読書の夏”の話題をしていましたが、これはめちゃくちゃ長い本なので、読むなら時間のある夏休みにお勧めしたいものの、はっきし言って中高生が読んでも、しっくり来ないくらい重いです;;。
これはキティとリョービン、アンナ・カレーニナとヴィロンスキーという2組のカップルの話が交錯するのですが、リョービンは作者のトルストイがモデルと言われています。そちらがタイトルロールにならずに、「アンナ・カレーニナ」という本になっているのは、アンナという人物に全世界の人に共通する心理が描かれているからじゃないのかなあなんて思います。
アンナは男性にとって素晴らしく魅力的な女性として描かれているのですが、そういう女性が嫉妬に狂う様は、女性が読んでも絶句です。
大事なのは、相手が自分が見ていない間どうしてるかとイライラしたり見通しがなくなったりすることよりも、そんな時間があれば、少しでも自らが相手のことを思いやることです。嫉妬は、自分本位な我侭であり、相手の本当の気持ちをちゃんと見れていない愚かさから来ていると、この本は教えてくれます。
しかも、本当に相手が浮気なんかしていなくても嫉妬に支配されて、疑いだしたら止まらないる女の行動の恐ろしさ。
そして、そんな愚かなことをしていると、ヴィロンスキーのように気持ちが離れていき、最終的にはどちらにとっても不幸な結末が待っています。
読むとぐったり来ます(内容にも、長さにも
恋愛していて不安にならない人はいないと思いますが、やきもち、くらいの可愛いレベルで、自分が彼を好きだっていう気持ちのほうを大事に出来たらいいですね。
リスナーの皆さんには、幸せな恋愛をして欲しいなあと思います
2007年7月27日(金) at 22:09
星の王子さま / みわっち&時々えつこ
本 > みわっち
王子、と言えば、もう一ついつも身近にいる王子さまのお話を。
「星の王子さま」です。
皆さんは、読まれたことありますか?いつ頃手にしましたか?
私は、絵本を読む小さい頃には、この本を読んだことがなく、数年前に、箱根の星の王子さまミュージアムに行った時に買って帰って読んだのが初めてでした。
この中には、おとなにはわかりっこないというお話が書かれているのですが、すっかり大人になってから読んだ私は、その頃、感銘というよりは、当たり前のことが文字になっている、と思いました。
いつか、この本に書かれていることが、自分から遠くなってしまう日がくるのでしょうか?
目に見えない大切なものの存在が分からなくなってしまう人にはなりたくないなあと思います。
そんな星の王子さまの物語の謎や、直筆原画も世界初公開という「サン=テグジュペリの星の王子さま展」が関西では下記日程で開催。
大丸ミュージアムKYOTO 5/16(水)〜5/28(月)
大丸ミュージアムKOBE 7/18(水)〜7/30(月)
fm osaka「Hello!」の木曜日 9:50 大丸 Hello! KOJI'sダイニング(木) では大丸心斎橋店の情報をお届けしていますが、今回は残念ながら心斎橋店では開催されないため、京都や神戸にお出掛けを。そして大阪に戻ってきたら、心斎橋店に誕生した、大人のためのレストランVories Diningにどうぞ




