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愚かな女 / みわっち&時々えつこ

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浮気封じの文香で、浮気封じをする人の心が怖い、と書きましたが、別に浮気を認めているわけでも推奨しているわけでもありません。

嫉妬する心は怖い、と言っているのです。
それが、見事に表現されている本をご紹介しましょう。

「アンナ・カレーニナ」です。

これが100年以上もの間、全世界で読まれていて、名作、と言われるのは、ひとえに「アンナ」の描写にあると思われます。
この間の「LOVE FLAP」でも”読書の夏”の話題をしていましたが、これはめちゃくちゃ長い本なので、読むなら時間のある夏休みにお勧めしたいものの、はっきし言って中高生が読んでも、しっくり来ないくらい重いです;;。

これはキティとリョービン、アンナ・カレーニナとヴィロンスキーという2組のカップルの話が交錯するのですが、リョービンは作者のトルストイがモデルと言われています。そちらがタイトルロールにならずに、「アンナ・カレーニナ」という本になっているのは、アンナという人物に全世界の人に共通する心理が描かれているからじゃないのかなあなんて思います。

アンナは男性にとって素晴らしく魅力的な女性として描かれているのですが、そういう女性が嫉妬に狂う様は、女性が読んでも絶句です。

大事なのは、相手が自分が見ていない間どうしてるかとイライラしたり見通しがなくなったりすることよりも、そんな時間があれば、少しでも自らが相手のことを思いやることです。嫉妬は、自分本位な我侭であり、相手の本当の気持ちをちゃんと見れていない愚かさから来ていると、この本は教えてくれます。
しかも、本当に相手が浮気なんかしていなくても嫉妬に支配されて、疑いだしたら止まらないる女の行動の恐ろしさ。
そして、そんな愚かなことをしていると、ヴィロンスキーのように気持ちが離れていき、最終的にはどちらにとっても不幸な結末が待っています。

読むとぐったり来ます(内容にも、長さにもが、こうはなるまい、という覚悟は出来るでしょう。相手が浮気なんかしていないのに、猜疑心に苛まれて携帯をこっそり見ているようなあなたは、行動がエスカレートする前に読むべき本かもしれません。それ以上止まらなくなるとアンナのような結末が待っているかも・・・
恋愛していて不安にならない人はいないと思いますが、やきもち、くらいの可愛いレベルで、自分が彼を好きだっていう気持ちのほうを大事に出来たらいいですね。

リスナーの皆さんには、幸せな恋愛をして欲しいなあと思います
2007年7月27日(金) at 22:09