ミスト / 藤原屋
映画 > 洋 スリラー/サスペンス
監督・製作・脚本 : フランク・ダラボン
原作 : スティーヴン・キング
出演 : トーマス・ジェーン 、 マーシャ・ゲイ・ハーデン 、 ローリー・ホールデン 、 アンドレ・ブラウアー 、 トビー・ジョーンズ
『NEXT』でコケたので、しっかりした映画を観ようと思って選んだのがコレ。
キングは読んだことナイのですが、
きっと好みじゃないだろうナァ、と映画化されたものを並べて思っていたり。
でも、フランク・ダラボン監督なら好き嫌いはともかく、
映画としては優れたものであるだろう、と。
台風に襲われた田舎町、の翌日。
その町のスーパーに、子連れで出かけた主人公デヴィッド。
しかしそのスーパーは正体不明の霧に覆われ、
どうやらその霧の中には凶暴な怪物がいる、らしい……
で、がつーんと怖い怪物が出てきたりする映画なのですが、それよりもそれよりも。
げに恐ろしきは追い詰められた集団心理。
怪物は、強い人たちや賢い人たちが集団で掛かれば、何とかなりそうですもんね。
「霧」の中という視覚を奪われた状態。
原因が判らず、だからこそ先も読めない状態。
未知の存在に対する恐怖。
おそらくは、食料や燃料(スーパーだからある程度はあるけれど)の不安。
田舎者(現地の人)と都会の人(余所者)の対立。
学歴とか、そゆのに対するコンプレックス。
そして、「神の裁き」を持ち出す自称預言者。
この監督は(そしておそらく原作者は)、こゆ人間心理を描くのがとてつもなく上手い。
もうなんかこぅ、追い詰められた人が宗教にのめり込むというのが、とてもよく解る……
この映画がとても怖いのは、人が冷静な判断を下せなくなる状況を容赦無く描いてるカラ。
平和な日常においては「変人」と疎まれてた人が、一気に教祖様ですヨ!
ちなみに、この教祖様の受けた被害はことごとく、
藤原がその数秒前に「こうなればいいのに!」ってことでした。
ココが上手い、観客を主人公側にぐっと引き寄せる手腕ですよ。
そのせいで、「震撼のラスト15分」の衝撃度が上がりマス。
原作と違う終わり方だそうですが、なんともヤルセナイ終わり方です。
原作を読んだ方は、ソッチがどんな終わり方なのか、藤原に教えてくれるとイイと思う!
完全に余談となりますが。
何故か藤原は、怪物たちは雨が弱点だと、最後まで思い込んでいました。
きっと某宇宙怪物のせいだと思う、大阪道頓堀の水で勝つんだぜ!
原作 : スティーヴン・キング
出演 : トーマス・ジェーン 、 マーシャ・ゲイ・ハーデン 、 ローリー・ホールデン 、 アンドレ・ブラウアー 、 トビー・ジョーンズ
『NEXT』でコケたので、しっかりした映画を観ようと思って選んだのがコレ。
キングは読んだことナイのですが、
きっと好みじゃないだろうナァ、と映画化されたものを並べて思っていたり。
でも、フランク・ダラボン監督なら好き嫌いはともかく、
映画としては優れたものであるだろう、と。
台風に襲われた田舎町、の翌日。
その町のスーパーに、子連れで出かけた主人公デヴィッド。
しかしそのスーパーは正体不明の霧に覆われ、
どうやらその霧の中には凶暴な怪物がいる、らしい……
で、がつーんと怖い怪物が出てきたりする映画なのですが、それよりもそれよりも。
げに恐ろしきは追い詰められた集団心理。
怪物は、強い人たちや賢い人たちが集団で掛かれば、何とかなりそうですもんね。
「霧」の中という視覚を奪われた状態。
原因が判らず、だからこそ先も読めない状態。
未知の存在に対する恐怖。
おそらくは、食料や燃料(スーパーだからある程度はあるけれど)の不安。
田舎者(現地の人)と都会の人(余所者)の対立。
学歴とか、そゆのに対するコンプレックス。
そして、「神の裁き」を持ち出す自称預言者。
この監督は(そしておそらく原作者は)、こゆ人間心理を描くのがとてつもなく上手い。
もうなんかこぅ、追い詰められた人が宗教にのめり込むというのが、とてもよく解る……
この映画がとても怖いのは、人が冷静な判断を下せなくなる状況を容赦無く描いてるカラ。
平和な日常においては「変人」と疎まれてた人が、一気に教祖様ですヨ!
ちなみに、この教祖様の受けた被害はことごとく、
藤原がその数秒前に「こうなればいいのに!」ってことでした。
ココが上手い、観客を主人公側にぐっと引き寄せる手腕ですよ。
そのせいで、「震撼のラスト15分」の衝撃度が上がりマス。
原作と違う終わり方だそうですが、なんともヤルセナイ終わり方です。
原作を読んだ方は、ソッチがどんな終わり方なのか、藤原に教えてくれるとイイと思う!
完全に余談となりますが。
何故か藤原は、怪物たちは雨が弱点だと、最後まで思い込んでいました。
きっと某宇宙怪物のせいだと思う、大阪道頓堀の水で勝つんだぜ!


