鴨居まさね「金魚のうろこ」 / よしは
本 > 活字の荒野
この方の本は、前からめっちゃ気になってました。
「雲の上のキスケさん」を立ち読みした時、今までの漫画になかった「縁」を感じてしまい
それから全部読みたい!と思ってるものの、なかなか読破できずにいます。
この本は中身も見ずに買ったんですが、もう大当たり。… 続きを読む
2007年5月17日(木) at 08:50
なんにもしたくない! / よしは
心の休ませ方 / よしは
本 > 活字の荒野
幸運にも、図書カードを結構な額いただいたので
久しぶりに本の衝動買いをしました。うれしい〜(^^)
3冊買ったうちの1冊、加藤諦三の「心の休ませ方」は
久々にメンタルヘルス系の本が読みたくて購入。
タイトルからしてノウハウ本みたいですが
実際は「うつ病になった人の症状・心理状態」について
深く掘り下げ、解説している内容です。
科学的な解説でないので、うつ病患者が読むのもよし、
「自分も?」と思う人や周囲の人にもわかりやすいです。
この作者はよく「うつ病者は、幼少時に親や周囲から
愛されず、愛情飢餓感が強い」という主張をされてます。
アダルトチルドレンみたいなもの?
子供の頃に十分に愛してもらえなかった反動で
「認めてほしい」「愛してほしい」という気持ちが強く
それゆえマイナス発想になり「私は不幸だ」と言い続ける。
他にもいろいろ考察があげられてて参考になります。
<本文より抜粋>
「自分の不幸を嘆く人のまわりに人は集まらない」
「不幸は感染する。隣の人も不愉快になる。(中略)
だから不幸な人のまわりには人が集まらない。
そしてそれまでいた人が去っていく。
不幸な人は不幸を呼ぶ。」
「『私はこんなにも酷い目にあった』と事実を誇張するのは
その言葉で心の底に根雪となっている憎しみの感情を
吐き出そうとしているからである」
「自分の不幸を誇示する人は、自分の不幸について、
周囲の人に責任をとってもらいたいのである。
だから憎しみがある以上、どうしても自分が
幸せとは認められない」
「『私は不幸です』ということは
『私は悔しい』という意味でもある」
「生きることに疲れた人は『惨め中毒』にかかっている」
「あなたは自己執着するから疲れるのである。
その点をこの機会に反省して、生き方を変えようと
思わなければ、回復してもまたいつか先に行って
同じように生きることに疲れてしまう。」 etc.
ためになる言葉が多いので、読むのは結構たいへんかも(^^;
同じ話の繰り返しっぽい印象も否めないものの
さすが心理学で長年活躍されてる筆者だけあります。
うつはいつ、自分の身にやってくるかわかりません。
自分はうつではないけれど・・という方も
備えとして読んでおくのはいいと思います。
ただ、不幸を利用して人の気を引こうとしたり
自分の非を認められず、不幸を言い訳・逃げ道に使う人、
不幸にしがみついてる方がほんまはラクな人には
作者のわかりやすい言葉も届かないやろし
届いたところで「アンタに私の気持ちがわかってたまるか!」
て言われてしまいそうですけど。
2006年10月20日(金) at 08:42
月館の殺人 / よしは
本 > 活字の荒野
久々に漫画を買いました。しかも新刊。
原作:綾辻行人・漫画:佐々木倫子、という
知ってる人には異色なコラボ「月館の殺人(上・下)」。
連載中から気にはなってたので、思い切って購入。が!
ナニが「思い切った」て、値段!
いくら単行本でも上巻1000円・下巻1200円は高い!(−−;
沖縄育ちで、生まれてから一度も鉄道に乗ったことがない
主人公の女子高生・空海(そらみ)。
両親を亡くした彼女に、会ったことのない
母方の祖父より財産分与の話が舞い込む。
北海道に渡り、祖父に会うためにSL「幻夜号」に
乗るのだが、車内で殺人事件が起こり・・・・
という、一見普通のミステリーみたいなのですが
やはり佐々木倫子なので、まあ、読んだことの
ある方には大体想像がつきますよね。変わってます。
佐々木さんといえば「動物のお医者さん」等で見られる
ゴリゴリに個性的な脇キャラたちが定番。
ここでも幻夜号の乗客たちがやりたい放題やってます。
主人公そっちのけで鉄道オタク=「テツ」ぶりを
濃ゆく発揮し、暴走(迷走?)を続ける彼らには
ミステリーということを忘れて笑わせてもらいました。
「ああ!そうそう!!」とつっこめる妙な描写の細かさ。
少女漫画からこれをやってる作者はエライなあ。
でも本格ミステリーを期待してはいけません。
正直、コメディ(?)としては普通に面白いけど
トリックとか仕掛けとか、そういったものは大雑把でした。
辻褄を現実的にきっちり合わせたい読者には不向き。
上巻ラストがクライマックス、にちょっと見えるし。
下巻は謎解きというより「テツ」の偏愛ライフに
ページが割かれてる感じで、話がいちいち脱線気味です。
私は綾辻さんを読んだことがない佐々木さんファンなので
それなりに楽しめましたが・・・・
綾辻さんファンやミステリーファンが真面目に読んだら
期待はずれに思えるかもしれませんね(^^;;











