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はやし たけはる「うつ病記」 / よしは

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うつ病記

はやしたけはるさんの「うつ病記」という本のご紹介。
私が持ってるのは病院の待合室でもらえる無料のやつ、
いわゆる製薬会社の啓発パンフレットみたいなのものですが、
まさかちゃんと一般書になってるとは思わなかった・・・。
タダで読んでみたい方は、精神科か心療内科へ行けば置いてるかもしれません。

一時期はうつ病を疑った時期もあって、興味深く読ませていただきました。
精神疾患の闘病記といえば、面白おかしく書かれるかショッキングなものが多いのですが、
はやしさんのはほのぼのとした絵本的画風で、圧迫感がない。
誇張も装飾もなく、ありのままの自分を伝えていらっしゃるのがいいですね。
家族への気遣いやストレス(彼の場合は主に職場の人間関係)との葛藤、
休養中の出来事から復職まで、うつ病体験記の教科書のような読みやすさです。

この中でずきっ!ときたシーンは、はやしさんのうつ病が再発して病院へ行き
入院治療が決定した時に主治医がかけたひとこと。

 「林さんて、いつもおだやかに笑っているけど、
  その笑顔つくるのにものすごいエネルギーを使っているんだね」


これはわかるような気がする。
ニコニコしてればとりあえず好感度高いし、ごまかしもきくし
慣れてしまえば疲れにくいからいつもそうしてるけど、
たまに「よしはさんって、悩みなさそうやねぇ」とか
無責任に言われると、そーとー腹立ちますもん。
アンタが私のナニを知ってるんや、って。
笑顔がなけりゃ無愛想とか文句いうくせに、他人ってほんま勝手。
そういうのに振り回されるのもイヤやから、余計笑ってるしかないわけで。

でも、もう誰かのために無理するのも、
やりたくないことやるのも、なるべく減らしていこ。
その分、ほんまに大切な人・大切なことにエネルギー使お。
そんなことを考えさせてくれた本でした。
2008年1月24日(木) at 21:38