Googie の昨日と違う今日

ONE OF THESE DAYS

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●デス・プルーフ in グラインドハウス / Googie

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正直、前半はダレにダレた。発情期の女の子3人が延々と男の品定め・セックス談義にふける。その猥雑さ。そしてそのあやうさ。あまりにも無防備な彼女たちにうんざりしながらも見ていると、案の定、ストーカーに目をつけられ、追われる。彼女たちの最期はあまりにも残酷。タランティーノ、このシーンを何度も何度も巻き戻して、執拗に見せる。目に焼き付けるかのようだ。たとえ「スラッシャー」だとしても、ショッキング。

そして後半。まったく同じような展開。つかの間の休みを楽しむ4人の女たち。その「女の会話」が延々と続く中、例のシリアル・キラー/カーマニアのストーカーが姿を見せる。最初、ああまた同じことが繰り返されるのか、と彼女たちの最期を思ってハラハラさせられる。ところがどっこい(笑)、彼女たちは一筋縄ではいかない、実にタフな女たちだったのだ。

このどんでん返し。女たちの逆襲には快哉を叫んだ。タフに見えたストーカーがひいひい言いながら逃げ、女たちがくそったれ野郎(失礼)を追い詰める。このカーチェイス・シーンは気分爽快だった。「いいぞ、やっちまえ!」と心で応援。最後はもう笑いが止まらなかった。いやー、最高な女たちである。

前半は女であるが故のいびつな面を見せられ、後半はそんなハンデなどものともしない、タフな女たちのガッツを見せつけてくれた。

カート・ラッセル怪演(笑)。ゾーエ・ベル(「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントを努めた)がめちゃクールでしかもお茶目。
2007年9月3日(月) at 21:19