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人間らしい生活の条件 / 晴耕雨読

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人間らしい生活の条件 2007.5.24

 職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

               

 『豊かさとは何か』(岩波新書・1989年)の著者暉峻淑子(てるおかいつこ)さんが「人間らしい生活の条件」と題して語っています。

 今の景気上昇は、働く人たちを散々搾りあげて払うべきものも払わないで企業が富を溜め込んだ結果であり、ワーキングプアが再生産されようとしている。

 同じ資本主義であってもドイツ・フランス・オランダ・北欧などいろんなあり方があるのに、日本はアメリカ型のみを志向している。

 社会がこれほど格差拡大で分裂すると国民をまとめる哲学が必要となるが、安倍首相は愛国心でまとめようとしている。本当は人権や福祉国家の理想、環境、平和であるはずだ。

 ドイツではマルクスとフロイトは高校生の教養の必読書となっている。マルクスは社会機構の改革をめざした。フロイトは人間は弱い者であることを指摘している。

 小泉首相のワンフレーズに踊らされ、イラク戦争にいち早く賛成してしまう日本人の、強い者への依存心が自分の心のどこから出てきているのか冷静に見つめることが必要だ。

 労働組合など対抗勢力が健全でないと個人の権利は守られない、等々。

 詳しくは雑誌『経済』6月号に載っています。人間らしい生活を取り戻すために何が必要か考えるヒントが詰まっています(M)

               
2007年5月24日(木) at 05:39