団塊世代の挑戦 2008

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そして、ひと粒のひかり / 晴耕雨読

映画 > 作品名(さ行)
そして、ひと粒のひかり 鑑賞 レンタルDVDにて 2006.9.25 (128本目/150本/年)

2004年 アメリカ=コロンビア映画 101分
監督 ジョシュア・マーストン
出演 カタリーナ・サンディノ・モレノ イエニー・パオラ・ベガ ギリエド・ロペス
☆アカデミー賞主演女優賞ノミネート作品

 コロンビアの小さな町で暮らす17歳のマリアは生花を生産する工場に勤めていた。母と姉の3人暮らし、姉には乳児がいる。マリアの収入が家族を支えている。バーで友人と踊ったりして過ごしているが、軽く付き合っていた男友達の子どもを妊娠していることが分かる。工場主任と争いになってやめてしまうマリア。そんな時、踊りで知り合った男友達から声がかかる。「シュールにならないか」。それは、麻薬を詰めたゴム袋を丸ごと飲み込んで胃袋に保存しアメリカへ密輸入する運び屋のことだった。迷いながらも5,000ドルの報酬の魅力に引かれて、決行を決意するのだった‥‥。

 めずらしくコロンビア映画です。南米コロンビアで普通に働く女の子が「麻薬密輸入の運び屋」になる、というショッキングな現実がある、ことを伝える映画です。蚕の繭大の麻薬が詰まったゴム袋を62個も飲み込んで、アメリカへ運搬するのです。後を絶たないこうしたやり方に、空港ではこれはと思う客にはX線写真撮影を求めて、防止に努力しています。普通の女の子が引き込まれている現実が重いと思います。
 主演のカタリーナ・サンディノ・モレノは、この映画でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。監督も、いろいろな映画賞を受賞しています。
 タイトルにあるように「ひと粒」=お腹で順調に心音を発している胎児と共に生きようとするマリアの決意が未来への希望を表わしています。

推薦度★★★☆☆


 
2006年9月26日(火) at 12:22