シャドウ(道尾秀介) / 晴耕雨読
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シャドウ(道尾秀介)読了 2006.10.7 (56冊目/70冊/年)
道尾秀介著 東京創元社 2006.9.29発行 283頁 1500円+税
我茂洋一郎・咲江夫婦と子どもの鳳介、水城徹・恵夫婦と子どもの亜紀。この二家族は夫が大学時代の医学部の同級生で、妻もまた同じ大学で後輩となる同級生同士。両方とも大学の近所に住み、子どもの鳳介と亜紀は小学校の同級生、この二家族・六人が織りなす物語です。
それは、咲江が癌で死亡することから始まり、その数日後には、恵も自殺を遂げてしまいます。それも夫の大学の研究棟の屋上から身を投げるという衝撃的なやり方で。今度は小学生の亜紀が交通事故に遇い、洋一郎までもが様子が変になる‥‥。小学生鳳介の周りでは、何故これほど事件が続いて起こるのか。
登場人物の視線が入れ替わることで心理をうまく追いながら、謎解きを進めていく手法がとられています。人は死んでどこへいくのか。鳳介が見る幻影は一体何を現わしているのか。亜紀の身に何が起こったのか。いろいろなメッセージが物語を引っ張っていってくれます。
最後の謎解きへ行くまでに真相を把握しようと懸命に考えましたが、結局、著者にしてやられた感じです。結末に説得力があるから、その真実から出発して、頭の中で、前へ前へと物語が再構成されていきます。「そういうことだったのか。」と。その辺のところの構成力はすごいと思います。布石もヒントもしっかり打ってあります。
待望していた著者・道尾秀介氏の長編第4弾は、おおいに成功している思います。
ブログ訪問者の皆さん、是非購入して読んでください!
推薦度★★★★☆
道尾秀介著 東京創元社 2006.9.29発行 283頁 1500円+税
我茂洋一郎・咲江夫婦と子どもの鳳介、水城徹・恵夫婦と子どもの亜紀。この二家族は夫が大学時代の医学部の同級生で、妻もまた同じ大学で後輩となる同級生同士。両方とも大学の近所に住み、子どもの鳳介と亜紀は小学校の同級生、この二家族・六人が織りなす物語です。
それは、咲江が癌で死亡することから始まり、その数日後には、恵も自殺を遂げてしまいます。それも夫の大学の研究棟の屋上から身を投げるという衝撃的なやり方で。今度は小学生の亜紀が交通事故に遇い、洋一郎までもが様子が変になる‥‥。小学生鳳介の周りでは、何故これほど事件が続いて起こるのか。
登場人物の視線が入れ替わることで心理をうまく追いながら、謎解きを進めていく手法がとられています。人は死んでどこへいくのか。鳳介が見る幻影は一体何を現わしているのか。亜紀の身に何が起こったのか。いろいろなメッセージが物語を引っ張っていってくれます。
最後の謎解きへ行くまでに真相を把握しようと懸命に考えましたが、結局、著者にしてやられた感じです。結末に説得力があるから、その真実から出発して、頭の中で、前へ前へと物語が再構成されていきます。「そういうことだったのか。」と。その辺のところの構成力はすごいと思います。布石もヒントもしっかり打ってあります。
待望していた著者・道尾秀介氏の長編第4弾は、おおいに成功している思います。
ブログ訪問者の皆さん、是非購入して読んでください!
推薦度★★★★☆
2006年10月7日(土) at 18:12
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させていただきました。
「団塊世代の挑戦」という名につられまして。
わたしは挑戦心のないものですが、お互い毎日楽しくいきましょう。
どうもお邪魔しました。いつもはトラックバックを切っていますが、なぜか・・・また寄らさせていただきます。
「団塊世代の挑戦」という名につられまして。
わたしは挑戦心のないものですが、お互い毎日楽しくいきましょう。
どうもお邪魔しました。いつもはトラックバックを切っていますが、なぜか・・・また寄らさせていただきます。
2007年09月30日(日) at 16:53
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第7回本格ミステリ大賞にシャドウと論理の蜘蛛の巣の中で / 及川的大人のブログ
本格ミステリ作家クラブの会員の投票で選ばれる
第7回本格ミステリ大賞は
小説部門に道尾秀介さんの「シャドウ」。
評論・研究部門に巽昌章さんの「論理の蜘蛛の巣の中で」です。
道尾秀介さんは「背の眼」で
第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞してい...
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