さよなら、さよなら、さようなら / 晴耕雨読
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さよなら、さよなら、さようなら 読了 2006.12.6 (61冊目/70冊/年)
田中美智子著 あけび書房 2005.1.20発行 220頁 1600円+税
○はじめに ○死の宣告を受けて ○議員のとき ○均等法成立の生き証人として ○旅いろいろ ○つれづれに ○あとがき
著者の略歴 1922年生まれ 元日本福祉大学助教授 衆議院議員5期15年 議員引退後、埼玉県秩父郡荒川村に居を構える
2003年11月に大腸ガンの大手術を行い、後半年から一年の命だからエッセーを書く時間はない、と担当医に宣言されて、死の準備としてはじめた原稿書きが、一年をとうに過ぎているのに死の兆候がない、とまえがきにあります。
本書は、議員時代の15年間、68歳で引退してからの14年間、全国に講演にでかけ、その合間に40数回国外に出かけ、数十カ国を旅してきた著者の証言集です。豪快な生きかたともいえる
一生の後半部分に対する思いが文字の一つ一つに込められています。一気に読みました。
議員時代では、男女機会均等法成立前後において、国際的な動きとは反する独自日本の法律提案に、その修正めざして身を持って挑んでいった迫力が印象的でした。旅行では、キューバがソ連崩壊とアメリカ経済封鎖の続行で経済ピンチに陥ったキューバの200万人都市ハバナが、ミミズによって野菜の自給自足に成功した見聞録が楽しい。秩父の山奥で近所の子どもを集めて英語学習を見てやって、英検の成績を上げた話も載っています。
中選挙区制の中で、革新勢力が興隆していた時期を象徴するような議員だったと思います。それにしても、大腸ガンで死の宣告を受けながらこれだけ冷静・沈着・ファイト満々で居られるのは、充実した人生であったことの証明なのかな、と思いました。
推薦度★★★☆☆
田中美智子著 あけび書房 2005.1.20発行 220頁 1600円+税
○はじめに ○死の宣告を受けて ○議員のとき ○均等法成立の生き証人として ○旅いろいろ ○つれづれに ○あとがき
著者の略歴 1922年生まれ 元日本福祉大学助教授 衆議院議員5期15年 議員引退後、埼玉県秩父郡荒川村に居を構える
2003年11月に大腸ガンの大手術を行い、後半年から一年の命だからエッセーを書く時間はない、と担当医に宣言されて、死の準備としてはじめた原稿書きが、一年をとうに過ぎているのに死の兆候がない、とまえがきにあります。
本書は、議員時代の15年間、68歳で引退してからの14年間、全国に講演にでかけ、その合間に40数回国外に出かけ、数十カ国を旅してきた著者の証言集です。豪快な生きかたともいえる
一生の後半部分に対する思いが文字の一つ一つに込められています。一気に読みました。
議員時代では、男女機会均等法成立前後において、国際的な動きとは反する独自日本の法律提案に、その修正めざして身を持って挑んでいった迫力が印象的でした。旅行では、キューバがソ連崩壊とアメリカ経済封鎖の続行で経済ピンチに陥ったキューバの200万人都市ハバナが、ミミズによって野菜の自給自足に成功した見聞録が楽しい。秩父の山奥で近所の子どもを集めて英語学習を見てやって、英検の成績を上げた話も載っています。
中選挙区制の中で、革新勢力が興隆していた時期を象徴するような議員だったと思います。それにしても、大腸ガンで死の宣告を受けながらこれだけ冷静・沈着・ファイト満々で居られるのは、充実した人生であったことの証明なのかな、と思いました。
推薦度★★★☆☆


