バーグドルフ・グッドマン / マダム松澤
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バーグドルフ・グッドマンは、
全米一高級なデパートメントストアです。
5番街とセントラルパークの角、
元プラザホテルのすぐ前にあります。
凍てつく冬のNYで、
この時期おいらが楽しみにしていたのは、
各デパートのウィンドーに繰り広げられる、
クリスマス用ディスプレイ。
サックスもメイシーズも、
ブルーミングデールもバーニーズもそれはもう
趣向を凝らし、
まるでブロードウェイかメトの舞台セットか、
と見まがうほどに華やかでした。
でも
いちばんスタイリッシュだったのは、
やっぱりバーニーズだったかな?
ある年のクリスマスのバーニーズのウィンドーディスプレイには、
かぼちゃの馬車が何台か登場して
そこには有名アーティストが制作した、
各国の首相の実物大の人形が確か乗っていたような・・・。
社会的な風刺もちょっぴりこめられていて、
メッセージ性もかなり強いものでした。
が!バーグドルフだけはいつもかなりオーセンティック。
アブストラクさってのは、皆無。
で、いまHPを見て見たら、こちらも、
やっぱりかなりダサイわー。
ちょっとイケてませんわー。
ま、お客たちもこのデパートにはエッジィなものや、スタイリッシュなもの、トレンド性を求めているのではなく、
当たり前に、良質なものを、欲しいときに、
気持ちよく買えることこそが大事。
そしてなにより、重厚かつゴージャスで、クラス感と閉鎖的なメンバーサロンチックな空間さえあれば、オッケーなんでしょうね〜。
だけど、ここでは、
NYのどこのデパートより美しく、刺激的な
お買い物のシーンに遭遇することができました。
淡いブルーカラーの極上カシミヤのストールに、
同じく同色のカシミヤのロングカーディガン・・
というブロンドのマダムが、1セットン1000ドル以上の銀のカトラリーや
ひとつ600ドルなんていうクッションを優雅に眺めながら、
これまた麗しいブロンドのハンサムな店員に、
リップスティックを一本買うみたいな気軽さで、
「これいただくわ」と伝え、
これまたAMEXのセンチュリオンカードを、
まるでティッシュペーパーを1枚出すようなさりげなさで、エルメスのクロコのベアンから取り出し、
お買い物していましたっけ。
そんなシーンが日常的に繰り返されている恐るべきデパートなんですよね。最上階7階にあるホームデコの一画は必見です。
アメリカの知的な富裕層たちが好む(ジャクリーヌ・ケネディが好きそうなね)見たこともないバッファローのチェアや、
インテリアの最先端を行く家具たちが趣味良く飾られています。
成金主義のニーマン・マーカスとは180度違う品揃えです。
(いや、こちらも好きですが)
日本からオンラインでお買い物できますので
みなさんも、ちょっと10000ドルほどの毛皮のストールなんていかがかしらん
ちなみに、ビヨンセは「バーグドルフ・グッドマンで躊躇なくお買い物ができるお金持ちになりたいわ」
なんてどこかの雑誌で書いてましたけれど、
あんたなら、デパートごと買い占めることができるだろーと言いたかったですわ。


