世界最高のホテル プラザでの10年間 / マダム松澤
本 > 読んでくれぇ
昨日の真夜中、突如消え去ったおいらのブログ。
まあ、気を取り直して、
もう一回いくよーっ。
というわけで、非常にユニークかつ素晴らしいホテル本をご紹介します。
著者はNY在住の元敏腕ホテルマネージャー、奥谷啓介さん。
ウエスティンホテル→ハイアットリージェンシーを経て、念願の「ザ・プラザ」に勤務。2005年プラザの閉館とともに同ホテルを去り、
「世界最高のホテル プラザでの10年間」を小学館よりこの7月出版されました。
NYを頻繁に訪れ、プラザに宿泊したことのある人で、奥谷さんの名前を知らなかったら、それはもぐりです。
それほど彼は政財界はもとより、各界の人たちの間で知られた名物ホテルマン。
現在プロモーションのため来日中の奥谷さんに先日久々にお目にかかり、記念すべきご著書をいただき、一気に読んでしまいました。
おもしろすぎますっ。
みなさん、アメリカのホテルに泊まって、ええええーっ、何じゃこのサービスはっ?って思ったことはありませんか?
やれ、オーバーブッキングだとか、ルームサービスを頼んでも40分もかかるし、電話してもオペレーターがなかなか出ない、見た目は歴史的建造物の素敵なホテルだけれど、バスルームではお湯が次第にぬるくなったり・・・と、ほんとアメリカ人っていい加減なんだから!と怒ったこと、おいらも2度や3度ではありません。
が!この本を読めば、なぜそうなるのか・・・という理由がわかってきます。
ようは、アメリカのホテルの勤務体系における恐ろしいまでの分業制、文化の違いに根ざしているのです。
「ここは日本じゃないから」「郷に入れば郷に従え」って感じですかね。
この本はプラザに10年間勤務した奥谷さんによる「ザ・プラザ」へのオマージュであると同時に、アメリカと日本のホテルサービスの違いを明確に解いた、日米文化比較論でもあります。
それにしても「ザ・プラザ」があの「プラザ合意」がなされた場所であること。セレブリティのエピソードに事欠かない華やかな過去を持っていること。映画「追憶」の撮影中、バーブラ・ストライザンドが当時世界一値段が高いといわれた1泊約180万円のプレジデンシャルスイートの最初のゲストになったことなどなど、数々のセレブ伝説や逸話を知る上でもこの本は大変貴重です。
2005年に閉鎖後、現在は大富豪が住む高級コンドミニアムとして甦ったプラザ。
5番街とセントラルパークの角に聳えるこのコンドを即ゲットした人物といえば、ドナテッラ・ヴェルサーチ。フロリダのパームビーチやイタリア・ミラノのコモ湖など絶好の場所に自宅や別荘を所有する彼女にとっても「ザ・プラザ」のオーナーになることが、最高のステータスシンボルだったに違いありません。
拙著、「世にも美しいホテル」でも「ザ・プラザ」はもちろん登場します(自分の本の宣伝かい?)
確か取材ではじめて訪れたのは1989年頃(たぶん)。
そのとき、はじめて奥谷さんにお会いし、夢のようなプラザでの滞在を経験させていただきました。
そういえば、当時プラザで大人気だったサンデーブランチをご馳走になっていたとき
「いつか本を書きたいと思っているんですよ」
とおっしゃっていた奥谷さん。ようやくその夢が実現したんですね〜。
当時のおいらといえば、NYのレストランを「ゴー・ミヨ」や「ZAGAT」のランキングNO1から順番に毎日、ランチ・ディナーと親の敵みたいに訪れ、満艦飾に激太りしていた頃。伝説の5ツ星レストラン「ブーレー」の予約にあわせてNY行きを決めるという無謀な行為もしておりました。
でもプラザに泊まって、散歩がてらバーグドルフやヘンリベンデル、ティファニーなど5番街できらめくブランドショップを訪れる気分は最高でしたね〜。歩き疲れたら、バーグドルフかヘンリでフィンガーサンドイッチとアールグレーでひと休み。
50回近く訪れたNYの思い出の中でもプラザは別格です。
そういえばアーウィン・ショーはどこかでこんなことを書いていましたっけ。
「世界中の人々が死に物狂いで働き、5番街にあるわずか数ブロックのこの場所にお金をすてに来る」
世にも美しいホテルでは、「ザ・プラザ」の思い出についてこんなことを書いております。
早朝、セントラルパークを行き交う馬車の蹄の音で目覚めた。
窓を開けると、朝もやの中にセントラルパークが柔らかく溶け込んでいる。
その日は日曜日で、ドアを開けると電話帳ぐらい分厚いNYタイムズが届けられていた。
ベッドの中でルームサービスの朝食を食べながら、NYタイムズのシアター面を開き、時々窓の外に目を向ける。
ミルク色だった朝の光りが時間と共に刻々と色を変える。
太陽が射しはじめたセントラルパークはシャンパン色に輝いて息をのむほどに美しかった。
私は、あのプラザから見たセントラルパークの光景をきっと一生忘れないと思う。
ひええええ。
今改めて読み返してみると、なんだか田中康夫の
「なんクリ」を彷彿とさせる文章ではないっすか(恥恥)
いやああ。ほんとにあのときのプラザでのステイを思い出すたび、少しぐらい人生ズンドコでも生きていける気がするから不思議です。
「ザ・プラザ」は誰がなんと言ってもNYの夢を具現化したホテル。
奥谷さんの本の中でかつてのオーナー・ドナルド・トランプが言うこんなセリフがあります。
「これは単なるビルディングではない。芸術的価値があるモナリザのようなものだ」
この本は、そんな世界最高のホテルで10年間働いた奥谷さんによる、サービスにおける日米文化比較論という視点で書かれた実にユニークなホテル本です。
ホテルマンを目指す人にとっても素晴らしい指南書になること間違いなしっ!!
相変わらず慶応ボーイっぽい洒脱さといい男ぶりを発揮していた奥谷さん。
現在、来日中でホテルサービスにおける日米の違いを中心にさまざまな講演活動をなさっています。
2007年8月30日(木) at 15:21
発狂寸前 / マダム松澤
マダムベーカリー / マダム松澤
HOME > 日記
かねてから欲しかったホームベーカリーを購入。
本日さっそく第一回目の食パンづくりに挑戦してみましたぁ。
レーズンとくるみ入りであります
いやあ、これが意外にもとっても簡単。
ナショナルの食パン用ミックスとイースト菌、
レーズン&くるみを規定の分量入れて、
あとはスイッチを押すだけ。
4時間後には(ながー)
ふっくら美味しいパンが出来るはず・・・。
どきどき。
ムール界のワイン蒸しとたこ焼き(すっごい組み合わせやなー)をいただきながら、パンが焼けるのを待つ。
で、きっかり4時間後、
ピッピッピッ・・・とパンが焼けました!のサインが。
おそるおそるふたをあけます。
きゃああああー。
ぷっくら、ふんわーりの
めちゃくちゃキュートな食パン一斤がしっかりと
出来上がっておりました。
いまのパン焼き器ってほんと賢いねぇ。
で、お味の方は・・・・・。
あっつあつの食パンを切って、口に入れると、
ひえええええええーっ。
美味しい。美味しすぎるぅ。
何が美味しいってさー、
耳の香ばしさがたまらんっ。
中身もモチモチで美味なのだけれど、
皮のサクサクっとした食感といったら、
もうーっ、パリの3ツ星レストランも真っ青よ。
そんなわけで、出来立てを写真に撮ろうと思ってたのですが、
半分食べたあとで、気がつきました。
この半分もほぼ完食。
って、食べすぎちゃうのん。
見た目はイマイチですが、焼きたてパンはとにかく最高!!
↓
↓
2007年8月26日(日) at 23:52
香港的洒落金男 / マダム松澤
おでかけ・旅 > 海外の旅

来週からちょっくら香港に行くので、
今日は「フォーシーズンズホテル香港」の
洒落金男こと、ムッシュに電話。
相変わらず、超お忙しいようで、先日大阪にいらしたときも
ゆっくりお話できなかったので、国際電話で30分ほどお喋りしちゃいました。
いやあ、その30分の間に聞いた話の強烈なことといったら。
やっぱり香港的セレブ人生を驀進するムッシュだけのことはあります。
彼の顧客といえば泣く子も黙る石油王@アラブからイタリアセレブまで、その顔ぶれも国籍もハンパじゃないぐらい凄い。そりゃ、爆弾的ネタが豊富なはずよね。
そういえば、以前ブログにも書いたけど、アラブの王様たちが香港のフォーシーズンズににやってくるときは、ジェット機7台飛ばして、65インチのTVとパラボナアンテナ持ってくるっていうから、どんだけ〜のリッチワールド。
これ以上はちょーっとヤバイので伏せておきますが、次から次へと出てくる刺激的な内容に、おいら、久々にドーパミンでまくりでした。
ちなみにわたしが今回泊まるのもフォーシーズンズなんだけど、もちろんスイートなんかじゃなくて、いちばんリーズナブルなデラックスルームwith クラブアクセス付き。
が!
ムッシュの話があまりにもゴージャスきわまりなく、香港と日本を結ぶ電話線(そんなの今頃あるんかいな?)さえもキンキラキンに輝いてきたような気がしたので、
「この際、わたくし、プレジデンシャルスイートに泊まらせていただきますっ!!」
と意を決して伝えたところ、
「マダム、空いてないって、残念だけど」
と言われてしまいました
ちなみに、最近のムッシュは某所に超ラグジュアリーなコンドを買われたのだとか。
「週末はコンド内にあるスパでアロマシャワー(ミントやラベンダーの香りを含んだシャワーなんだって)を浴びて、自宅のテラスで白ワイン飲みながら、夏目漱石を読む!これにつきますね!」
なんだって。
ひええええ。夏目漱石ときたもんだ。
なんでも先日日本に来た先、日経新聞を読んでたら、戦後最も売れている文庫本について書かれていて、それが夏目漱石の「こころ」だったんだそう。
で、夏目漱石一気買い。
「漱石の書く日本語の美しさといったら!もう惚れ惚れしちゃいますよ」
さすが、香港洒落金男です。
しかし、やばい。
おいら、夏目漱石は小学校のときに読んだきりだよ。
読まなきゃあああ。
2007年8月23日(木) at 02:04
ハレクラニ 4シリーズ / マダム松澤
HOME > 魅惑のホテル
さらに、外国為替市場はもはや手の付けられないようなパーフェクトストーム状態。
全世界をかっさらうようなインパクトありすぎのビッグウエーブかこれでもかと襲い掛かって大激震!
この急激な円高はもちろん、あらゆる要因があるのでしょうが、ヘッジファンドのやつらの仕業もかなりあるね。
アメリカのFRB(米国連邦準備理事会)は米国の17日金曜朝、公定歩合を0.5%緊急利下げ。
それにしても、公定歩合って何でしたっけ?金利とかではないの?と経済超オンチのおいらは意味わかりませんでしたが、ようは、一般個人向けではなく、政府が貸し付ける金融機関向けの利子らしい(いや、間違ってるか?ま、おいらの知識ってこんなもんよ)
ぎょええええーっ、だとしたら、何かい?
アメリカの金融機関がかなりヤバイってことじゃないのぉぉーーーー
大丈夫なんか、米国
ちなみに昨日の日経新聞だったと思うけど、セントルイス銀行のなんとかっていう総裁が
「ヘッジファンドは報いを受けるべきだ」
と発言していたとか。
わかるわー。その気持ち。やつら、絶対損は出さないという哲学の元、どんな手段を使ってでもお金儲けをする最強のハイエナ。もう世界の金融市場を好き勝手に操作しまくってるもん。
先週1週間は、真夜中為替ボードを見ていると、ポンドなんて、1日で10円も上がったり、下がったり、超乱気流で酔いそうでした。
米ドルも一時最安値111円台を記録。すっげー。
このところタカビーでむかついていたユーロッチも149円台まで円高が進行。ひえええええ。やっぱり、行き過ぎた円安になってたのよね。
だって、パリでしょぼくランチとっても4000円ぐらいかかったもん。ヒグマというラーメン屋さんでは、ビール飲んで、ちょっとラーメンと焼き飯食べただけで、5000円近いって怒ってる商社マンもいましたっけ。ひどすぎたのよ。
ま、そのようなわけで、とりあえず先週金曜日は、アメリカの緊急公定歩合引き下げにともない、米国株も一気に高騰。
ドルも114円半ばまで戻しました。それでもいままでの124円とかに比べると安いよね〜。
ということは・・・そうだ。いまアメリカに旅しなければ、いつする?(えーっつそこに落ち着くんかい?)
で、さっそく仕事をかねてハワイ行きを計画。
今回はホノルルでの打ち合わせや撮影などがあるので、島には渡らず、ホノルルのみの滞在になりそうです。
ホテルはやっぱりハレクラニよね〜。
で、同ホテルPRの方に予約を取ってもらったのですが、スイートなんて泊まれないので、オーシャンフロントをリクエストしました。でも、お気に入りの部屋はすでに予約済み。
くーっ。
ハレクラニのゲストは90%がリピーターなので、部屋指定される方がとにかく多い。もちろん100%ギャランティは出来ないけれど、出来る限りゲストの希望をかなえてくれるようです。
オーシャンフロントの最高人気は、4シリーズとか。
なんかメルセデスっぽい感じですが、ようはお部屋の番号で1504、1404など高層階の客室から予約が入るそう。
ちなみに写真は去年ハレクラニに泊まったときの14階の4シリーズ、1404のお部屋から見たビューです。
ラナイからのビューも全面海で、こんな感じです。
ま、実際、滞在しているときは、ほとんど外出していることも多く、ビューなど見てないことのほうが多い。
でも、仕事から疲れて帰ってきたとき、窓からバーンって夢のような海が見えたら、疲れも一気に吹き飛びます。
観光で海外に行ったときは、あちこち歩きまわって、ホテルは寝に帰るだけ、だから安いところで十分・・・というのはよおくわかる。わかります。おいらも、そうだったもん。かつては。
しかし!もう歳もとってきたし、やっぱり海外の疲れを溜めると致命傷になります。仕事で疲れてるときはなおさら。
かつて英国のブラックプールって街で、体がくの字型にへこむようなベッドに寝たときは、翌朝、とうとう、オレも死んだか・・・と思えるほど、悲惨だった。節々の痛みも1週間は続いたな。
バスタブもなくシャワーだけ、おまけにお湯の出が極端に悪い(ねずみの涙の方がまだましってほどのしょぼさよ)、スコットランドのインでは、髪の毛が洗えず、ホームレスになった気分だったしな(ひどいホテルばっかり泊まってるね)。
もちろん世の中には安い値段でクオリティの高いホテルっていうのも奇跡的には存在します。
でも、世界の大半が安いホテル=居心地悪いです。
寝るだけだからこそいいベッドで寝たい。上質な睡眠を取りたいもんね〜。
8月に入って、個人的に何かと冴えない出来事が多すぎるので、今日は気分を変えて、
ハワイ旅行計画の話などしてみましたあああ。
2007年8月19日(日) at 13:48
マイケル・ブーブレ / マダム松澤
HOME > 日記

このところ、冴えない日々を送っているわたくし。
公私ともに憂い指数上がってます。
そんなマイナーな気持ちに光りを与えてくれるのが、
マイケル・ブーブレのベルベットのような歌声なのだ。
マイケルはマイケルでもボールじゃないよっ。
ブーブレ。
イニシャルもMBと良く似てますが、違うシンガーです。
マイケル・ブーブレに関しては、もはやいまさら〜?ってほどの人気歌手なので詳しくここで言うのも何ですが、
現代のシナトラなどと呼ばれています。
2004年に発売になったアルバム「マイケル・ブーブレ」(プロデューサーはデビッド・フォスター)が300万枚のセールスを記録して、一躍ビッグスターの仲間入り。
そのあと発売になったアルバム「イッツ・タイム」もめちゃくちゃ良いです。
おいらが彼のことを知ったのは3年ほど前。
NY滞在中、ブロードウェイの真ん中、ヴァージンメガストアで、
ジャケットを見て即購入。
シナトラやトニー・ベネットのようにビッグバンドを従え、エッジィなスイングをかましてくれるその歌声にメロメロ。
NYのアルゴンクィンホテルの古びたバーでマティーニを飲みながら、あるいは、JAZZクラブのバードランドで煙草の煙とバーボンの匂いにむせながら聴きたいと思えるようなスウィング感がありましたね〜。
ちなみに、我らがマイケル・ボールもブーブレが大好きで、
最新アルバムではさっそくブーブレのヒット曲HOMEをカバーしてました。
そんなブーブレの新譜「Call Me Irresponsible」は発売するやいなや全米1位を獲得(日本発売はこの7月)
TVで「エヴリシング」のプロモを見た人も多いはず。
わたくし、チェット・ベイカ−のスモーキーで哀愁溢れる歌声も好きなのですが、
ブーブレは現代のシナトラというより、ポジティブなチェットやね。
ちなみにいま熱愛中なのが、「プラダを着た悪魔」で鬼編集長のアシスタント(主人公の先輩)を演じていた、
エミリー・ブラントで、今年のアカデミー賞には仲良くツーショットで現れてました。
いま全米ツアー中です。
なんと7月14日にはラスベガスのMGMグランドアリーナで開催されたとか。もちろんソールドアウトです。
この先の予定を見てみると、
ピッツバーグ、バージニア、アトランタなどを巡るようですが、このあたりはちょっといけないなー。
LAでも8月23日あたりにあります。
いけそうなのが9月17日の
NYマディソンスクエアガーデン!!
それと10月からのヨーロッパ。
オランダ、ベルギー、パリ、リヨン、ミラノなど。
最終日は我らがロンドンのウエンブリーではないですかっ?!!
しかしチケットはソールドアウト。
ebayでちらっと見ましたが売り出されておりました。
うーん。行きたい!かなり行きたい!!
NYのあつこにお願いして
ebayで競り落としてもらおうかあ。
マイケル・ブーブレのHP
「エブリシング」が聴けます。
↓
http://www.michaelbuble.com/
2007年8月14日(火) at 00:26
フィレンツェにフォーシーズンズホテルがオープン! / マダム松澤
HOME > 魅惑のホテル

今週の月曜日、フォーシーズンズホテルのワークショップがヒルトンであったので行ってきました。
ミラノ、PARIS、バリ島、ハワイ、香港、マカオ(来年オープン予定)、上海など世界中のフォーシーズンズのセールスの方とGMが一堂に会する熱気溢れる会場は、ホントに壮観。あそこも行きたい、ここも行きたいというホテルばかりで、約2時間ほど興奮状態でありました。
で、ランチはファッションロケの撮影でもお世話になった、「フォーシーズンズ・ホテル・ジョルジュ・サンク・パリ」のディレクタ−、ムッシュ杉山氏と。
「杉山さん、何を召し上がりたいですか?」
とお聞きすると間髪いれず、
「フレンチ以外なら何でも」(笑)とのお答え。
わかります!そのお気持ち。ということで懐石を食べながら、ジョルジュサンクのレアな情報をたくさん頂きました。
ジョルジュサンクは来年80周年を迎えるので、いま数々のイベントを企画中なのだとか。
これまた来年パリにいかなきゃね。
杉山さんはPARISの「ニッコー・ド・パリ」「パリ・リッツ」を経て、8年前にジョルジュ・サンクへ。歴史あるジョルジュサンクがフォーシーズンズに生まれ変わるときからのスターティングクルーとして活躍されているパリの名物ホテルマン。
奥さまはフランス人で、粋なパリジャン気質を漂わせながらも柔道とバイクツーリングがご趣味という骨太のサムライでもあります。
パリに行くなら、杉山さんがいるジョルジュサンクへ・・というファンがいっぱい。
ここは世界のホテルランキングで常に上位に選ばれ、何度も世界1位を受賞していますが、今年のコンデナストでは、サービス部門で見事NO1を獲得。
「杉山さん。ジョルジュ・サンクのナンバー1の秘訣って何でしょうか?」
と聞くと
「高級でありながら、決して気取らないサービスじゃないでしょうか」
とのこと。
そういえば、わたしがはじめてフォーシーズンズのホテルに泊まったのは約20年前、ハワイのマウイ島でした。
ミック・ジャガーが自家用ジェットで料理人を連れだって、長期滞在するなんていう噂のホテルと聞いていたけど、
おいらのような平民でも、決して肩身の狭い思いをさせないアトモスフェアーがあり、スタッフもぜんぜん気取ってなくて、あったかでした。
とはいえ、他のどこのホテルにもない、強烈なエクスクルーシブ感が漂ってましたけど。
フォーシーズンズはリッツ・カールトンホテルグループと良く比較されますが、実は、それぞれがターゲットにしている層はまったく違うのではないかとおいらは思っています。
フォーシーズンズのターゲットのメインはあくまでも超リッチが主流。
中心は世界の富裕層トップ5%というある意味非常に限られた人たちを対象にしていると思います。
(でもおいらのような平民も、実に温かく迎え入れてくれる度量があるのよね)
それに比べて リッツはもう少し間口が広いというか、大衆的。
アメリカのリッツとかは、なんちゃって成金なゲストがすっごく多いしね。
ちなみにジョルジュ・サンクの宿泊料金は1泊730ユーロから。
いまのレートだと約12万円です!
スイートでもないごく普通のお部屋です。
そりゃ、我ら平民は普通じゃ、なかなか泊まれないよね〜。
だけど、
泊まることが、一生の思い出になるホテルよっ!!
人生のハイライトになるホテルよっ!!
写真は「フォーシーズンズ・ホテル・ジョルジュサンク・パリ」のエッフェル塔が見えるスイート!!
夜の帳がおりると、1時間おきに10分間、エッフェル塔がライトアップされて、めちゃくちゃロマンチックです。
スパークしまくる光りは、まるで巨大な線香花火のようで、はじめてこのホテルのテラスから見たときは、眩暈がしそうなほど、シビれました。
あああー一生忘れへんわ。
会場では、ミラノのフォーシーズンズでお世話になった大阪好きイタリアーノの、トーマスにも再会。
なんとフィレンツェに来年1月、すっごいフォーシーズンズがオープンするそうです。彼もそのスターティングクルーとして、ミラノからこの秋フィレンツェに移るのだとか。
このホテル、なんでも10年越しの巨大プロジェクトで、インテリアは、ジョルジュサンクと同じデザイナーが手がけるのだそう。
いやあ、もうぜったい来年1月取材に行きますからっ!とトーマスに約束して、会場をあとにいたしました。
フィレンツェのフォーシーズンズホテル。
2007年8月9日(木) at 00:37
LAの駅で旅情にふけるの巻 / マダム松澤
おでかけ・旅 > 海外の旅
写真はLAの中央駅、ユニオンステーションの壁です。
ユニオンステーションはJR大阪駅みたいなもんですね。
この駅からアメリカ・カナダ全土に行けます。
これが駅か?と信じがたいくらいアーティスティックな空間。1920年代の建築で優美なるアールヌーボーのかけらがあちこちで輝いてます。
柱や天井、時計、すりガラスなんか、そのままインテリアショップで売ってそうよ。LAのコーディネーターさんによるとファッションロケにもよく使われてるそうです。
レンタル料を聞くとそれほど高くなかったので、機会があればぜひ使いたい。駅構内に入り込む自然光が淡くやさしいオレンジで、ことのほか美しい。この光りがフォトグラファーの魂を揺さぶるのね。
駅構内にはTRAXXっていうかなりお洒落なレストランもあります。
これがとっても本格的で、NYにありそうなアメリカンビストロみたいな感じ。
前回はここでロケの合間に10人のクルーとランチを食べましたが、お値段もとってもリーズナブルでした。
ワインとムール貝の前菜なんかもありますが、ヘアメイクの太っちょマーティンはアメリカ人らしくハンバーガーをオーダー。クライアントのGさんがオーダーしたのはステーキでしたが、その付け合せのフレンチフライがめちゃ旨。フライドしたガーリックが細かくトッピングされていて、思わず「あともう少しだけいいですか?」とたくさん分けてもらいました。
しかし、あくまで駅構内ですからインテリアとかはまあお洒落なんだけど、座っているすぐ前のテーブルを当たり前ですが、旅行者がガンガン行き交うわけで。
あつあつのカップルや
里帰りなのか小さな子供を何人も連れて、大荷物で大移動するファミリー、
ちょっと険しい表情の一人旅の妙齢の女性は失恋でもしたのかなーなんて、
それでもエアポートとはまた違う、鉄道ならではのゆるい旅情が漂ってて、それも良かったわ。
BARもあります。アールヌーボー的なレタリングで書かれたBARの扉を開くと、そこはスタンディングバー。
シンプルだけど、ピシっとした白いテーブルクロスがかけられていて、古びたマホガニーの木のカウンターの向こうにはイカしたバーテンダーがいて、洋食屋のアラスカや資生堂パーラーみたいななつかしい感じがあります。
カウンターにはデイパックをさげた旅行者が、出発の時間までの待ち時間にマティーニを一杯やってたり、たったいまLAに到着したビジネスマン風の男たちが、ビールをグビグビ飲みながら、旅の疲れをちょっとだけ落としているような風景を見つけたり、旅する人々のオアシスになってるようでした。
大阪駅の構内にもこんな手軽で雰囲気のあるバーがあったらいいのにね。
この駅からはもちろんアムトラックでNYとかにもいけます。
いつか、このユニオンステーションからサンタバーバラのワイナリーにいきたい。
サンタバーバラにはマリリン・モンローがディマジオと新婚旅行で泊まった渋いホテルがあるのでそこに泊まろう。
・・・なーんんて旅情を思いっきり掻き立てられる駅でありました。
2007年8月3日(金) at 14:47
リッチ・ウーマン / マダム松澤
ギャンブル > マダムファンド
お金にはとことん縁のない人生でした。
そういや、「銭の花」(通称バブルよ)の時代、NTTの株を買ったとたんあっといまに半値まで下落。●●証券で買った株の寄せ集めも信じられない急降下。
ずーっと10数年ぐらい塩漬けにしていた株の中には気がついたら、消えていた会社もありました。新潟鉄工という名前です。なんでこんなの買ったんだろうね。
とにかく数字、会計、経済に関しては、サル以下です。貸し方とか借り方とか、いまだにわかりません。わが会社は一応株式会社ですが、税理士さんとの会話はほぼ日本人対メキシコ人か!というぐらい、かみ合ってません。早い話、ちんぷんかんぷんなわけで。
でも
リッチ・ウーマン(筑摩書房)を読みはじめてちょっと安心しました。ウォールストリートジャーナルが中国語の新聞としか思えないような女性が優秀な女たちの中にもいっぱいいることがわかって。
著者はキム・キヨサキ。
「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキのパートナーです。
世界的ベストセラーであるこの金持ち父さんシリーズは一冊も読んでいません。興味がまったくなかったから。
しかし、リッチ・ウーマンはなぜか
副題にある
「人からああしろ、こうしろといわれるのは大嫌い!という女性のための投資入門」の言葉にちょっとだけひかれて買ってみました。
アメリカにはこんな統計があるそうです。
●50歳以上の女性のうち47%は独身
●結婚したカップルの50%は離婚する
●離婚した最初の年、女性の生活水準は平均して73%低くなる
●高齢者で生活に困っている人の4人に3人は女性で、その80%は夫が亡くなる前は生活に困っていなかった
●女性10人のうち7人はいつか貧困を経験する
ぎょええええええーっ。
お金が幸福を握るすべての神ではありませんが、
少なくともお金があることで選択肢は広がります。
たとえば、海外に行くなら、
エアはファーストクラスか、ビジネスか、はたまたエコノミーか。
和食を食べるなら、京都の「ささ木」かそのへんのビルの地下の食堂か。
いつも高級ばかりを求めるのは下品だし、知性が感じられないけど、選択肢がエコノミーか、ビルの地下の食堂しかなかったら、つらい。
何か選択しなければいけないとき、
選ぶものがたったひとつしかないのと、
複数あるのでは気持ちの豊かさが違うもんね〜。
著者のキムは、そういう選択肢を少しでも広げるために、お金のために働くことはそろそろやめようと言っています。
(選択肢が広がることで、迷うこともあるけどさ)
お金があって働くのと、お金がなくて働くのとでは大違いなんだと(このへんいまいちわかりませんが)
働かなくても、毎月あなたのポケットに必要な生活費以上のお金が入ってくるような投資をすることが幸せへの第一歩なんだよーと。
たとえば、本を書いてそれがベストセラーになり、印税生活っていうのはその典型ですね。キムは不動産で投資に成功したそうです。
というわけで、わたしもちょっくら、投資はじめてみますかね。
しかし、問題は、先立つものがないってことであります。
立地を生かしてイノシシかアライグマ農場でもはじめてみるか
2007年8月3日(金) at 00:06
こんな本買いました / マダム松澤
本 > 読んでくれぇ

先週、買った本は
「白州次郎・正子の食卓」
本当に作りたい、食べたいと思わせる料理ばかりで、詳しいレシピは一切ないけど、すぐに真似できそうです。
たとえば鱈のムースと揚げ食パンのカナッペや、はまぐりのエスカルゴ風など、もちろん器づかいも素晴らしい。
冬に絶対作ろうと決意したのは、
「山椒鍋」。山椒の葉をたっぷりに鶏肉、きくな、生麩などを入れて、ポン酢でいただきます。この本により我が家の庭の山椒の木もこの冬には葉をむしりとられる運命が決定。
「闇社会の守護神と呼ばれて 反転」
あおやまさんのブログで知って買いました。
とりあえずおもろい。読み始めたら止まりません。
「極貧とバブルを赤裸々に生きた男の自叙伝」とありますが、著者の田中森一氏は元特捜検事で弁護士。これだけで、読みたさMAXに。2000年に逮捕、現在上告中です。凄いです。USJのハリウッドライド並み、いえ、それ以上のジェットコースター人生。おもろないわけがありません。
「リッチ・ウーマン」
仮想マダムファンドを設立したわたしとしては、じっくりと語りたい本でありますが、今日はもう眠いのでまた今度。
しかし、この本でわたし、はじめてナスダックの本当の意味を知りました。マッジー
「マネーはこう動く」
経済IQマイナス300のおいらでも、世界のお金の流れがおぼろげに(あくまでおぼろ)わかりそうな本です。
ここんところ、仕事でちょっとした山場を迎えていて、
要酸素吸入!緊急バチスタ手術もしてくれー状態で、
イグアスの滝のごとく冷や汗もでまくり、瀕死寸前。
ひえええええーっ。
なので、こういう本でも読み、気を紛らわせております。
それにしても、
なぜに、恋愛ものがないのでしょうか?!
まじでおいらの心の砂漠化深刻


