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あさのあつこ 「十二の嘘と十二の真実」 / からな

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私が一番楽しみにしている読み物が、新刊展望 に連載中の、あさのあつこさん 「十二の嘘と十二の真実」 です。

むっちゃ面白いんだ、これが

どれくらい面白いかと言うと(かなりの暴言と戯言を覚悟で言わせてもらえれば)、もしも作者名を伏せて読んだら、私は即座に「皆川博子さん」と答えるだろう。
つまり、そういう面白さなのだ。
皆川博子作品を読まれた方なら、この書き方である程度は分かるかと思う。(分からない方は皆川博子さんを信奉している作家さんを思い浮かべて、そこから推測するように)

ただ、この「面白さ」は、初回から読んでいないと分からない。
三回目のお話で、「ああ、こういうことか! そういくのか!」と思わず膝を打ってしまうような展開が待っている。四回目を読んだ時も、「うわ〜」と思ったものね。

また、タイトルが洒落ている。最初は「?」と思ったが。読み進めているうちに「これしかないだろう」と思えてくるから不思議。

ほんとは誰にも教えたくないくらい、面白い。
ネタバレしたいけどしたくないくらい、面白い。
書籍化したら「買おう!」て即決したくらい、面白い。

だけどこれを「爽やかな作品」だと思っている人は、読まない方が身のためです。例えば、<バッテリー>シリーズ を「爽やかな作品」と解釈した方には、到底受け入れられないと思います。その裏にある、ドロドロした感情を汲み取った方ならば、大丈夫かもしれません。

但し、途中から決して読むな!(←決して脅してるわけでは・・・)
読む場合、バックナンバーを取り寄せてでも、最初から読むように!

そうしないと、「面白さ」が半減します。

***


あさのあつこ「十二の嘘と十二の真実」 新刊展望2005年7月号より連載中

2005年10月10日(月) at 13:55 

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