子供人形の小さな記憶

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揺れ動いても、ただの無(詩) / 濱手くらら

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チカチカと点滅する赤い光に
異常な程の恐怖を覚えながら
朝と夜とを繰り返している。
お薬とハートを乗せた天秤は
左右にゆらゆら揺れ動き
意識を失った頃には
天秤が大きなシーソーに変化し
片方にその二つを乗せて
もう片方には、自分自身が乗っていた。

私は何も持っていないから
涙のカウントダウンをしても
ただ、虚しいだけだよ。
2008年3月7日(金) at 14:28