上方の宵 若旦那のお座敷入門

若旦那のblog

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大阪の太鼓持ち / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
お元気ですか?

寄せられた質問に若旦那が答える
お座敷Q&Aです。

Q. 大阪に太鼓持ち(幇間)はいないんですか?

A. 現在は、いらっしゃいません。

太鼓持ちさんに関する質問を
よくいただきます。
落語に出てくるからでしょうか?

「愛宕山」に出てくる太鼓持ちは
大阪、南地でしくじって京都に鞍替えしたんでしたっけ。

「たちぎれ」では恋文を若旦那に届けてましたね。

大阪では、
といっても南地しか知りませんが、
昭和四十年代初めまでいらしたようです。
現在は、いらっしゃいません。

2007年5月14日(月) at 21:48 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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北新地 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。

今日は、久しぶりに
寄せられた質問に若旦那が答える
若旦那のお座敷Q&Aです。

Q. 北新地にも芸妓さんがいると聞きました。北新地にもお茶屋さんがあるんですか?

A. 御堂筋の東側、老松町のあたりにございます。

現在、大阪には
私ども「たに川」のあります南地と
北新地が花街として残っております。

北新地、いわゆる新地本通を中心とした一角は
バーやスナックの入ったテナントビルが建ち並んでおりますが、
以前はお茶屋さんが並んでおりました。

土地の値段が上がって、
金一升土地一升と言われるようになりますと、
木造、数寄屋の建物を維持していくのは難しくなります。

そんなこともありまして、
現在、北新地のお茶屋さんは御堂筋を隔てた
老松町の辺りに数軒、点在しています。

あの辺りは、
骨董屋さんが並んで
静かで品も良く、いいところですね。

画像は、北新地稽古場(の表札!)。
やはり老松町にあります。
2006年9月20日(水) at 23:07 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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大阪の舞妓さん / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
お元気ですか?

奈良で舞妓さんが出ましたね。
花街の賑わいのためにも頑張っていただきたいと思います。

そうしましたら参りましたよ!!
「大阪に舞妓さんはいないのですか?」
「大阪で舞妓で出ることはできますか?」とメールをいただきました。

という訳で(久しぶりに!)、

寄せられた質問に若旦那が答える
若旦那のお座敷Q&A

Q. 大阪に舞妓さんはいないのですか?

A. 戦後、だんだんとしなくなり、現在ではしておりません。

以前は大阪の花街にも舞妓がおりました。
大阪の舞妓は、帯を御殿女中のように矢の字に結ぶなど、
独特の風俗を伝えておりましたが、
戦後、だんだんとしなくなりました。

まず、
戦争で焼けてしまったことが第一点。
芸妓のこしらえも大変ですが、
舞妓のこしらえは特殊で、零から復活できなくもありませんが、
相当かかります。

そろばんを弾けば、
数年しかしない舞妓のこしらえにお金をかけるより、
先長い芸妓のこしらえに投資しよう、ということになりますでしょうか。

そして、
法律で18歳未満の女子がお酒の席で働くことは禁じられております。
京都では条例により15歳以上の女子が舞妓として働くことに限り認められております。

現在では20歳過ぎまで舞妓をしておりますが、
舞妓は、もともと少女が勤めるものでした。
ですから、
18歳でも本来からすれば遅いことになります。

諸事情あったと思いますが、
そんなこんなで、だんだんとしなくなりました。

それに代わりまして、
大阪で若い芸妓さんが出る際には、
桃割れ髷に、からげの着物という姿で見習いさんをいたします。

やがては復活させたいと願っておりますが、
まずは芸妓の充実からでしょうか。

気運が高まりますよう頑張りますよ〜!!
2006年6月6日(火) at 23:39 / コメント( 2 )/ トラックバック( 0 )
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お茶屋遊びは難しい? / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
お変わりございませんか?

寄せられた質問に若旦那が答える
50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A
遅くなりましたが、Roseさんからいただきました質問にお応えしたいと存じます。

Q.お茶屋遊びは難しい?普通の会話では楽しめない?

A.そんなことはありません!どうぞお楽に!

Roseさんはお知り合いに、
お茶屋遊びは難しく、会話も普通の会話ではいけない、
と言われたそうです。

すっかり敷居が高くなってしまって、
初めての方の多くが、緊張していらっしゃいます。
今や日本の伝統文化こそ、遠い存在になってしまいました。
ですが、
伝統や約束事を知らなければ楽しめないものでは、
けっしてございません。

芸妓さんとの会話も
なにも特別な話題でなければ、いけないことはありません。
伝統文化を体現してはいますが、
彼女たちも現代を生きる人間です。
お客さまと同じように新聞を見たり、テレビを見ております。

なによりお茶屋に上がれば、
女将から芸妓、仲居に至るまで
お客さまに満足して帰っていただけるよう誠心誠意つとめております。

もちろん人の趣味嗜好はさまざまですから、
お茶屋遊びが嫌いな方も中にはいらっしゃるでしょう。
一方で、
お茶屋遊びや芸妓さんとの会話が難しいものだったら、
21世紀まで残らなかったと思います。

2006年3月7日(火) at 00:28 / コメント( 4 )/ トラックバック( 0 )
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とらとらの始まりは? / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
お変わりございませんでしょうか?

私は腰痛のため、
しばらくパソコンをお休みしておりました。
お見舞いのメールをくださいました方々に、御礼申します。

お座敷遊びとして有名な「とらとら」、
いつ頃、生まれた遊びかご存じの方がいらっしゃいましたら、
ご教示願えませんでしょうか。

先日、NHKの取材を受けました折、
代表的なお座敷遊びとして「金比羅ふねふね」「とらとら」を紹介しましたら、
「とらとら」は、いつ頃から親しまれているのか?と質問を受けました。

師匠やお姐さんに聞きましても、
正確なことはわかりません。

ただ、
なるほどと思いましたのは、
「とらとら」は近松門左衛門の『国性爺合戦』からキャラクターを採っております。
『国性爺合戦』は日本人(正確には日本と中国のハーフ)が中国で活躍、平定するというお話ですから、
日本が大陸に進出していく時分に、
国威発揚の動きの中で生まれたのではないか、というのです。

説得力がありますが、
本当かどうかは、わかりません。。
ご存知の方、ご一報ください。

「とらとら」 
千里走るような 薮の中
みなさん のぞいてごろうじませ
金の鉢巻 襷に
和藤内が えんやらやと
とらえし けだものは
とらとらとらとら
とらとらとらとら

「とらとら」については、こちらを。
http://blog.kansai.com/megumu/160

2006年2月9日(木) at 23:09 / コメント( 2 )/ トラックバック( 0 )
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芸妓さんへプレゼント / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
寒い日が続きますねぇ、
お変わりございませんか?

久しぶりに
50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A
寄せられた質問に若旦那が答えます。

先日来、
直鶴さんへの取材が続いているのですが、
取材にいらした編集者の方から質問を受けました。

Q.芸妓さんへプレゼントをしたいのですが、どのようなものがよいでしょうか?

A.帯揚げ、帯締めはいかがでしょう。

「芸妓さんを私も応援したい!」とおっしゃって下さいまして、
「なにがいいか?」と相談を受けたんです。

値の張るところで、
着物、帯、かつら(注:芸妓さんの鬘はオートクチュールで高いんです!)
など、ありますけれど、
こちらも気をつかいますので、

「帯揚げや帯締めは、いかがでしょう」

と、ご提案さしあげました。

帯揚げや帯締めは、数がいるものですし、
いただいて、かさばるものではございませんから、
もらって、うれしい
贈って、喜ばれるアイテムなんですよ。

2005年12月16日(金) at 18:27 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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生です! / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
蒸しますなぁ。

先日、ブログをご覧になられた方からメールをいただきました。
踊りの名取さんらしいのですが、
好きな踊りを披露する機会が、なかなかない。
芸妓さんになれば、踊る機会も増えるでしょうか?
大体そのような内容でした。

踊りにしても、舞にしても
今や、
劇場で見るもの、見せるものになっていますから、
しょっちゅう舞台に出られる方は限られますよね。

芸妓さんは、
会などの舞台にも出ますし、
お座敷で舞ったり、踊ったりしますから、
人前で踊る機会は、たしかに多いですよ。
好きな踊りを踊っていたいからと芸妓さんになる方も大勢いらっしゃいます。

でも、なによりかより貴重なのは、
芸妓さんは、
地方のお姐さんの生演奏で舞えることだと思います。
出を待つ間も、
お姐さんお願い、といえば、合わせてくれます。


質問・問い合わせは下記アドレスまで。

shimanouchi_tanigawa@yahoo.co.jp


2005年7月10日(日) at 22:40 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A その五 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
お元気ですか?
忙しいと、ついイライラしてしまいますが、
それでは福が逃げてしまいます。
いつも穏やかでいたいですね。

さて、
某企画の向こうを張った「50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A
寄せられた質問に若旦那が答えます!

第五回は、

Q. 実生活で、もてたことないんですが、それでも男性相手の商売って出来るもんでしょうか?

A. 決して、もてる必要はありません。仕事と実生活は、また別です。

まず、お座敷で、もてるべきはお客さまであって、
つとめる側の芸妓、仲居、女将ではありません。

お客さまに喜んでお帰りいただくために、
私どもは努力しております。
その結果、お客さまにごひいき頂くことはありますが、
これはサービスなり、誠実さをお客さまが評価して下さってのことで、
決して「もてて」いる訳ではありません。

「もてる」ことは悪いことではありませんが、
もてて喜んでいいのは、お客さま。
私どもは仕事であることを忘れてはいけません。

お客さまは、私どものつとめぶりをよくご覧になっておいでです。
誠実につとめていたら、自然と声のかかることも多くなるものですよ。

2004年12月10日(金) at 00:25 / コメント( 4 )/ トラックバック( 0 )
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50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A その四 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です
今日のお座敷は麻雀の後、お食事というものでした。

さて、
某企画の向こうを張った「50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A
寄せられた質問に若旦那が答えます!

第四回は、

Q. やはりアルバイトでも水商売の経験てあったほうがいい?

A. 経験は不問です。

酒席で働いた経験がなくても、かまいません。私どもが一から指導いたします。
慣れていなくても一生懸命つとめれば、お客さまは初々しいと感じて喜ばれます。
逆に経験があれば、慣れている反面、以前のお店のやり方や癖が、つい出るものです。私どもの雰囲気にそぐわない場合は、改めていただきます。

以前、東京で出ていた芸妓さんが大阪で出たり、
京都で出ていた芸妓さんが大阪で出たり、ということもありますが、
以前はこうでした、と固執されては、やはり困ります。

OSK(大阪松竹歌劇団)出身の芸妓さんやOL経験のある芸妓さんもいらっしいましたよ。
こうしてお答えしていく中から、芸妓さんになられる方が出てこられるといいですね。

今日の画像は芸妓さんの名刺。
シールになっています。

2004年11月19日(金) at 21:25 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A その参 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です
暖かい日が続きますね。

さて、
某企画の向こうを張った「50歳未満歓迎!若旦那のお座敷Q&A
若旦那がよせられた質問にお答えします!

第三回は、

Q. 美人でないとダメ?

A. そんなことはありません。人の美しさは多面的なもの。

人の美醜は、造形だけではありません。
身ごなしや居づまい、言葉遣いや優しさ、知性、思いやり等々、
あげれば切りがないほど、様々な要素が含まれます。
たとえ造形的に美しい人であっても、行儀が悪く、口を開けば思いやりのない言葉ばかりでは、かえって醜く感じられるものです。

よりよい自分を目指して努力を重ねれば自然と美しくなるものですが、
見た目ばかりが取りざたされる昨今、
こうした言葉は、なかなか説得力を持たないようですので、
芸妓さんが美人に見える秘密をお教えしましょう。

芸妓さんに美人が多いという印象をお持ちでしたら、
それは着つけ、身ごなし、髪型によると思われます。

着つけですが、
まず着慣れていることもありますが、
だらしない印象を与えることのないよう凛と着つけています。

洋服は立体的に作られていますが、着物は平面的に作られています。
形がない衣服に形を与えるのは着る人間であり、
美しく見える形や身ごなしは、やはりあります。
芸妓さんが、まず踊りのお稽古に通うのも、そうしたものを身につけるためです。

芸妓さんは、髪をアップに結い上げますが、
きれいに結い上げた髪は、顔を美しく見せるだけでなく、
着ているものまで良く見せるものです。

こうしたうえに、
見られる商売ですから、自然とあか抜けてゆきます。
2004年11月10日(水) at 23:39 / コメント( 4 )/ トラックバック( 0 )
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