上方の宵 若旦那のお座敷入門

若旦那のblog

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古いお姐さんの話 その二 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。

またラジオに出ることになりました。
うとうとしている時に電話があったものですから、
よう分からんうちに「喜んで出させていただきます」とお返事しておりました。
詳細は、またお知らせします。

さて、
先日、古いお姐さんに色々うかがって、
へぇ〜と思うことが多々ございました。

芸妓さんに男役・女役があることは以前にもお話したと思いますが、
念のため、ご説明しますと、

芸妓さんは女性ばかりですから、
宝塚のように男役・女役があるんです。
踊りのうえでですけど、
大柄だったり、背の高い方は男役(男舞)をされて、
髪型や着物も異なるんです。

「この日はかづらで」というと、
男舞の方は、
はち割れ、と呼ばれる髪型に、
からげの着物、帯は後見結びでやって来るのですが、
この男舞姿、
芸妓さんの風俗としては比較的最近のものなんですって。

言われてみれば、たしかにごもっとも。
ある種、男装の麗人ですから、
こっちが先ということはありませんわな。

それがなんじゃい、かもしれませんが、
私には目から鱗でございました。。

今日の画像は、上方唄「きぎす」。
二人立ちで左が男舞姿。
2005年6月15日(水) at 21:43 

古いお姐さんの話 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。

今週、「芸妓さんの世界ーお座敷ワークショップー」を実現すべく市内某所に企画書もって、
ご説明に行ってまいりました。
お陰さまで好感触!
実現するぞ、と祈るのでありました。

企画書を書くにあたって、
いい加減なことは書けませんし、古いお姐さんに電話して昔のこと聞いたりしたんです。

いろいろ教えていただいたんですが、
今回、感心したのは、
戦後、新幹線とテレビが東京の文化を伝える一方、
地方独自の文化を衰退させましたが、
花柳界もご多分に漏れず、東京発の江戸小唄に押され、
地唄、上方唄がお座敷で望まれることが少なくなったのだとか。

たしかに芸妓さんがお座敷で披露するのは、
小唄振りと呼ばれる小唄を伴奏に踊るものが多いんです。

小唄の流行につれて、
お座敷で小唄を披露するお客さまが増えましたから、
それに合わせた流れですわな。

伝統芸能だからといって、時代の流れと隔絶しているわけではないんですね。
2005年6月12日(日) at 23:29 

衣替え / 若旦那

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こんばんは、若旦那でございます。
お変わりございませんか?

六月一日は「着物には背中心が、」など書いてる場合では、ありませんでした。
この日は衣替えの日ではありませんか!
すっかり、うっかり忘れておりました。。。

衣替えは着物だけじゃないんですよ、
座布団や几帳も夏物に変えるんです。

ほんとは、といいますか、昔は、
建具(ふすま、障子のこと)も夏物に変えたんですけど、
今や、場所とる、クーラーの冷気が逃げる、で
我が家はしませんし、
してるお家は少ないと思います。

座布団にしても、
夏物は涼しげな麻や絽目の座布団に変えるのですが、
変えたら変えたで、
綿打ちなおさんなん、
表地、洗いに出さんなん、と手間とお金がかかるんでございます。。

夢のない話ですが、
今では綿の打ちなおしを布団屋さんも嫌がるご時世でして、
なかなか大変なんでございます。

とはいえ、
若旦那は頑張りますよ〜!
2005年6月4日(土) at 23:52 

着物には背中心が、 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
お元気ですか?

今日はお一日。
朝から来客も多かったのですが、
着物屋さんにお願いしていた夏の着物が届きました。

生成り地に十文字の絣が入っていて、
思っていたより、いい仕上がりに見とれたり、
まだ早いのですが、羽織ってみたりしました。

着物といえば、
「たに川」流の着付けをお教えしましょう。

着物を着ると、洋服以上に「着る人」の性格など表に出ますので、
私など、やかましく注意されるのですが、
もちろん、すっきり見せるこつもある訳で、、、

着物は背中の真ん中に「背中心」といって、
布を合わせる縫い目が走っております。
これを文字通り背中の真ん中に合わせるわけですが、
帯から下、下半身は少し右に寄せるんです。

すると、
すっきり細身に見えるんです。

太っていれば身体が布をひっぱって背中心も左に寄りますが、
痩せていれば布が余って背中心が右に来る。
という理屈なんですけれど、
お尻は体重がかかって布がひけてきますし、
それを避けるためかもしれませんね。

背中心は中心を通る!と決め込んでいらっしゃる方から見れば、
いがんでいる!、となるわけですが、
着物の着方は人それぞれ。
なにごとも寛容にいきたいものですな。

画像は芸妓さんの引き着姿。
私ではありませんよ!
2005年6月1日(水) at 22:33 

ふすまの奥は、、、 / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
長い連休も終わりましたね。
お元気ですか?

さて、
お座敷、お茶屋に対する誤解も多うございまして、
時代劇の影響と思いますが、
襖を開けると赤い布団が敷いてあって、
「よいではないか」「あ〜れ〜」みたいなことが行われると思っておられる方もいらっしゃいます。。。

いちいち目くじらもたてませんが、
幻想です!

襖を開けると、
コート掛けであったり、
カラオケが収められていたり、そんなもんです。

夢を壊しましたか?
かんにんでっせ m(-_-)m

2005年5月9日(月) at 22:53 

麻雀も / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。

ブログを通じて
ご存じない方にわかりやすく伝えたいので、
 お茶屋ってなんだろう?
 料亭あるいはバーやクラブとどう違うんだろう?
など、改めて考えるようになりました。

敷居を高くお思いになられるのは、
業態がよくわからない、
ということがあるかもしれません。

座敷を貸す商売ですから、
ある時間をどのように過ごすか、お客さまと私どもが決めていく、ともに作っていくというところがございますね。
決して、あてがいぶちではない、というところが面白いと思うのですが、
初めての方には逆に、どうしたらいいのか、わからない??となるのでしょうね。

「懐石料理+芸妓さん」という組み合わせが多いのですが、
「麻雀+懐石料理+芸妓さん」ということもありますよ。
つまり、麻雀を楽しんだあと席をかえて、ご宴会となるんです。
この場合、半日近く滞在されることになります。

お会計についても、
事前に、ざっといくらぐらいになりますか?とお尋ねくださいましたら、
お答えいたしますし、
いくらぐらいでできないか?というご相談にも応じております。

慣れていらっしゃる方がホテルを使いこなしておられるように、
使っていただいたら、いいんですよ。

画像は、全自動麻雀卓。
こんなものも用意しているのだから、
「たに川」も、なかなか懐が深いでしょ
2005年5月5日(木) at 23:38 

一杯のうどんから / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
用事で心斎橋まで出たのですが、
まぁ、えらい人!
今日はお祭りかいな?と思いました(笑)

さて、
先日、取材の方がいらした際、
長時間になりましたので、
おうどんをとってさし上げたんです。

「『たに川』でうどん食べたって自慢しますわ〜!」
「ほんまやったら10万円ぐらいとるんでしょう?」
と、えらい喜んでくださったんですが、
10万円もとりますかいな。
ぼったくりバーよりひどいやないですか。

どこがどうこじれて、そんな風に思われるようになったんでしょうね?
それとも、そういうことしてるお店があるんでしょうか?

懐石に限らず、
お客さまのご注文でいろんなものとるんですよ。

お寿司、おうどん、ラーメン、お好み焼き、どんぶり、etc.

時には、私たちの分までとってくださったり。
この辺が、お茶屋らしいところでしょうか?
2005年5月3日(火) at 23:42 

うろくず / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
春らしくなってまいりましたね、
お元気ですか?

さて、
毎朝、家の内外を掃除するのですが、
料理をとった翌日は
(お茶屋は板前を置かず、料理は料亭から仕出し)、
勝手口にウロコが落ちていることに改めて気づきました。

コンタクトレンズのようなものが落ちているから、
なんだろう?とみると、魚の鱗でした。
板前さんの長靴にくっついて来るんでしょうね。

それにしても、はるばる。。

うろくずは
魚のなみだか
宴のあと

鯛のおいしい季節です

画像は、香炉。
お香を炊いてお出迎え、今日はどなたがいらっしゃる?
2005年4月5日(火) at 22:01 

芸妓さんになりたい / 若旦那

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こんばんは、若旦那です。
いい休日をお過ごしになりましたでしょうか?

このブログを御覧になられた方から
「芸妓さんになりたいんです!」というメールをいただきました。
ありがとうございます。

来るかなぁ、来ればいいなぁ、来るよ、など
思っておりましたら、来ましたぁ!

さっそく返事をさしあげたのですが、
どうなりますでしょう?
どうぞ応援してください。

芸妓さんに関するお問い合わせは下記のアドレスまでお寄せください。
shimanouchi_tanigawa@yahoo.co.jp

画像は「縁起物のお福さん」
来れ!お福さん!
2005年3月21日(月) at 22:08 

芸妓ひきつれて / 若旦那

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こんばんは、またしてもご無沙汰してしまいました。
お元気ですか?若旦那です。

忙しかったこともあるんですが、
風邪を引いて、長らく患っておりました。
ようやく今月最初の書き込みですわ。

お茶屋のお仕事に、
芸妓さんを派遣するというものがあります。
お馴染みのお客さまが宴会をするから芸妓さんを呼んでくれ、というもので、芸妓さんのデリバリー(?)になりますか。

これまで女将さんが芸妓さんを引き連れて出かけていたのですが、
『大阪人』をご覧になられたお客さまが、若旦那に会いたい、とおっしゃって下さいまして、私も同行したんです。

この日の出先は、帝国ホテル。
宴会場に設けられた舞台で舞や小唄を披露しました。
芸妓さん連れて、西へ東へ頑張りますよ〜!!
2005年3月13日(日) at 22:00