北野をどり / 若旦那
過去×現在=未来 / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
お変わりございませんか?
すてきなCDが手もとに届きました。
『The 吉原』
端唄・小唄の栄芝さんと
トランぺッターの近藤等則さんのコラボレーションで
端唄とクラブミュージックが幸せな出会いをしました。
収録されているのは、
「深川節」「からかさ」「さのさ」などの古典ですが、
打ち込みやスクラッチがからんで、
スモーキーなクラブミュージックに仕上がっています。
過去×現在=未来
がコンセプトで、
テクノサウンドが入っていますが、
端唄に関して目立ったテクノロジー処理はされていません。
端唄としても聞けるけれど、
同時に退屈さは一掃されて、
今の音楽(ジャズ?)としても聞くことができます。
伝統文化は、
すっかり高尚・上品になってしまいましたが、
そんなもんじゃないよ、と常々思っております。
「過去×現在=未来」かぁ。
テクノサウンドに埋もれることなく響きわたる栄芝さんの声。
お変わりございませんか?
すてきなCDが手もとに届きました。
『The 吉原』
端唄・小唄の栄芝さんと
トランぺッターの近藤等則さんのコラボレーションで
端唄とクラブミュージックが幸せな出会いをしました。
収録されているのは、
「深川節」「からかさ」「さのさ」などの古典ですが、
打ち込みやスクラッチがからんで、
スモーキーなクラブミュージックに仕上がっています。
過去×現在=未来
がコンセプトで、
テクノサウンドが入っていますが、
端唄に関して目立ったテクノロジー処理はされていません。
端唄としても聞けるけれど、
同時に退屈さは一掃されて、
今の音楽(ジャズ?)としても聞くことができます。
伝統文化は、
すっかり高尚・上品になってしまいましたが、
そんなもんじゃないよ、と常々思っております。
「過去×現在=未来」かぁ。
テクノサウンドに埋もれることなく響きわたる栄芝さんの声。
2006年3月16日(木) at 23:58
潜入!いずみホール / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
もう二月ですね。
先日、大阪城そばの「いずみホール」で
「三味線音楽の世界」と題された
今藤政太郎先生のコンサートがありました。
当日はお座敷がありまして、
伺えなかったのですが、
「よかったら、いらっしゃい」とおっしゃってくださいましたので、
前日のリハーサルを覗いてまいりました。
いずみホールは、
クラシック音楽専門のホールですが、
楽屋口から入るのは初めて。
守衛さんの前を通り、楽屋へ。
訪ねてみると、
スイートルームのように立派な楽屋でした!
これがプリマドンナや指揮者を迎える楽屋かぁ。
客席へ回りますと、
出演者とスタッフしかいない、ほんとのリハーサルでした。。
落語の『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』に想を得た
新作『地獄八景冥土之御客(じごくばっけいめいどのおきゃく)』が出るのですが、
これがおもしろかったんですよぉ。
遊び尽くして、
行ったことがないのは
いよいよ、あの世ぐらいしかない若旦那が
芸妓、太鼓持ちを引き連れて地獄巡りに出かける(!)というお話なのですが、
今回は、
江戸の若旦那と浪花の若旦那が意地をかけて、
芸妓に芸競べをさせたり、
梅川忠兵衛が出てきたり、するんです。
閻魔さまを宮田哲男さんが貫禄たっぷりにつとめていらっしゃいましたが、
閻魔さまって、いかにも今だなぁ、と思いました。
倫理にしても、善悪の判断にしても、
おかしいことばかりじゃないですか。
閻魔さまに出てきてほしい今日この頃ですが、
閻魔さまも梅川の色香に迷って、娑婆に堕落してしまうのでした。
う〜ん、今ですなぁ。
画像は、お向かい大阪城ホール。
2006年2月1日(水) at 23:28
初芝居 / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
寒い日が続きますね、
お元気ですか?
さて、行ってまいりましたよ、
松竹座の寿初春大歌舞伎!
昼の部でしたが、
女将さんと桟敷に並んできました。
やっぱり目立ちますね。。
幕間など、見られるもんですから、
少しすましておりました。
演目は、
若手総出演の『義賢最期』と
仁左衛門・玉三郎の『十六夜清心』
『義賢』は、
敵方につくことを潔しとせず討ち死にした武将が主人公なのですが、
今、多くの人に見てもらいたいと思いました。
現在の価値基準って、
損か得か、そればかりでしょ。
もうちょっと
誇りのため、名誉のため、ってのがあっていいと思うんですよ。
一方『十六夜』は、
通しで出たので、筋がよく分かりましたけれど、
どこまで堕ちていけるか
世紀末的な、饐えた話で、
あまり気持ちのいい芝居ではありませんでした。
特筆すべきは玉三郎さんのきれいなこと。
2006年1月9日(月) at 21:59
『ボレロ』、言葉が沈黙した先の / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
若旦那です。
先日、中之島のフェスティバルホールへ
バレエを見に行ってまいりました。
シルヴィ・ギエムがこの公演を最後にモダンバレエの傑作『ボレロ』を
レパートリーから外すのだとか。
歌舞伎でいうところの「一世一代」ですね。
長らくバレエのトップスターであり続け、
「世界最強の美女」(?)とうたわれた人ですが、
今、自ら次々とレパートリーに幕を下ろしています。
もちろん、これからも踊ることは続けるでしょうけれど、
レパートリーが大きく変わっていくのは事実で、
時の移ろいや、人の儚さ、を思わされますね。
決して上り調子ではない彼女を、
ファンの一人として見たいような見たくないような。
行かないつもりにしていたのですが、
先にみた友人から「女房を質に入れてでも行くように!」と
電話がかかってきましたので。
見れば、
やはりすごいものでした。
お稽古を積めば、こんな風に踊れるものでしょうか?
よくコントロールされていて、
無駄がなく、かつ豊かな動き。
彼女の円熟を思わずにいられませんでした。
『ボレロ』は
近代的な舞台照明が使われていますが、
舞踊の根源をのぞくような、非常に力強い作品です。
2005年12月8日(木) at 13:06
スビバセンおじさん / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、お元気ですか?
若旦那です。
シンポジウムをきっかけに聞くようになったのですが、
落語って、面白いですね。
すっかり聞くようになりました。
桂枝雀さんのCDを借りたのですが、
その中に入っていた「スビバセンおじさん」というお噺、
聞こえてくるなり、なんじゃこれは?!
これまでに聞いたことがない、すごいものでした。
録音を意識して作られたお噺のようで、
「タイスの瞑想曲」(!)で始まるんです。
出てくるのは、おじさんと少年の二人きり。
シュールな会話を繰り広げるのですが、
とてもやさしい、
邪なところのない世界で、
それでいて、おかしい。
大阪のちんどん屋さん、
ちんどん通信社のパフォーマンスを思い出しました。
私は以前、ビッグバンという子どものための施設に勤めておりましたが、
そこの「こども劇場」に、このちんどん屋さんをよく招いておりました。
とてもいいパフォーマンスを披露してくださいました
中でも印象に残っているのが、
風船を膨らませて、犬や猫などを作り出すバルーンアートです。
よくありますけれど、
こちらのものは、
とてもやさしくて、邪なところがなく、それでいて、おかしみもあり、
子どもにも人気でした。
見ていて、つい泣いてしまったのですが、
いいですねぇ。
私は、こういうものが好きなようです。
若旦那です。
シンポジウムをきっかけに聞くようになったのですが、
落語って、面白いですね。
すっかり聞くようになりました。
桂枝雀さんのCDを借りたのですが、
その中に入っていた「スビバセンおじさん」というお噺、
聞こえてくるなり、なんじゃこれは?!
これまでに聞いたことがない、すごいものでした。
録音を意識して作られたお噺のようで、
「タイスの瞑想曲」(!)で始まるんです。
出てくるのは、おじさんと少年の二人きり。
シュールな会話を繰り広げるのですが、
とてもやさしい、
邪なところのない世界で、
それでいて、おかしい。
大阪のちんどん屋さん、
ちんどん通信社のパフォーマンスを思い出しました。
私は以前、ビッグバンという子どものための施設に勤めておりましたが、
そこの「こども劇場」に、このちんどん屋さんをよく招いておりました。
とてもいいパフォーマンスを披露してくださいました
中でも印象に残っているのが、
風船を膨らませて、犬や猫などを作り出すバルーンアートです。
よくありますけれど、
こちらのものは、
とてもやさしくて、邪なところがなく、それでいて、おかしみもあり、
子どもにも人気でした。
見ていて、つい泣いてしまったのですが、
いいですねぇ。
私は、こういうものが好きなようです。
2005年11月12日(土) at 21:45
地唄のリサイタル / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
お元気ですか?
地唄の菊央雄司さんのリサイタルに出かけてきました。
補助席まで出る入りのよさに、びっくり!
人気なんですねぇ。
地唄は、
検校(けんぎょう)さんと呼ばれる盲人の方が伝えてまいりましたから、
昼なお暗い座敷の内で華奢な男性が、みたいな印象を、
なんとなく持っておりました。
が、
菊央雄司さんは今の人だし、お若い('77年生)し、
とっても健康的で、
舞台をおりたら、サーフボードかついで海にでも行きそうな雰囲気なんです。
それを、おもしろく思いました。
これからの方と思いますし、
なにより客席に若い方が多いのが、よろしいじゃないですか。
お元気ですか?
地唄の菊央雄司さんのリサイタルに出かけてきました。
補助席まで出る入りのよさに、びっくり!
人気なんですねぇ。
地唄は、
検校(けんぎょう)さんと呼ばれる盲人の方が伝えてまいりましたから、
昼なお暗い座敷の内で華奢な男性が、みたいな印象を、
なんとなく持っておりました。
が、
菊央雄司さんは今の人だし、お若い('77年生)し、
とっても健康的で、
舞台をおりたら、サーフボードかついで海にでも行きそうな雰囲気なんです。
それを、おもしろく思いました。
これからの方と思いますし、
なにより客席に若い方が多いのが、よろしいじゃないですか。
2005年10月27日(木) at 23:52
なんと間のよい / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
若旦那です、こんばんは。
お変わりございませんか?
シンポジウムの一日前に、なんて間がいいんでしょう!
「小米朝と粋な仲間たち」という公演がございまして、
小米朝さんと山村のお家元が共演されるんです。
小米朝さんと、これまでお近づきがございませんでしたので、
一度、落語を聴くなりしておきたいなぁ、と思っておりましたら、
小米朝さんと山村のお家元、地唄の菊原光治さんが鼎談のうえ、
お家元が舞を、
小米朝さんが落語を、それぞれ菊原さんの地で披露されると聞いて、
高槻まで出かけてまいりました。
舞は「鉄輪」、
男を奪った女にくさに丑の刻参りをする女を描いたものです。
緑の着付けだったのですが、
緑って尋常ならざる色ですね、こわかったぁ。。
落語は「たちぎれ線香」、
南の芸妓と船場の若旦那の恋物語で、地唄の「ゆき」が効果的に使われるんです。
先の鼎談で初めて知ったんですが、
菊原さんは岩手県のご出身なのだとか。
雪深いところのお育ちだから、冬の寒さをよくご存じなんでしょう。
聴いていると、寒さが寄ってくるようでした。
思えば、冬でも雪の降ることの稀な大阪で、
「ゆき」が育まれたんですね。
高槻は、
私が中学・高校と通ったところでして、
近かったこともあり、学校を訪ねてみました。
さぁ、明日は頑張るぞぉ!
2005年10月16日(日) at 23:31
下合わせに / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
お変わりないですか?
国立文楽劇場で舞踊会の下合わせを拝見させていただきました。
明日(十五日)、国立文楽劇場では
韓国舞踊、琉球舞踊、上方舞踊をそれぞれ名手によって紹介する
「日韓琉の名流舞踊鑑賞会」という催しが行なわれます。
山村のお家元も出演されるところから、
よかったら見においで、と声をかけていただいたんです。
時間に行ってみると、
こういうものは後に押していくものですが、
韓国の方のリハーサルの最中でした。
お隣りの国ですけれど、知らないですねぇ。
韓国舞踊を見るのは、初めて。
興味深く拝見しておりました。
しばらくすると、上方舞の下合わせが始まります。
国立劇場主催公演の下合わせは、
衣装をつけて本番どおりに行われるのが慣例とかで、
お家元も衣装をつけて二人だちの地唄舞「雉子(きぎす)」を。
背を向けた男の袖を女が繰り返し引く、という場面があるんです。
ここでお家元は客席に背を向けて立っているのですが、
背中から男の想い、哀しみのようなものが立ち昇って、
すごいなぁ、立派だなぁ、と感心しました。身びいきじゃなく。
後から聞きましたら、悲しい踊りなんです。
男と女は、歌舞伎「双蝶々曲輪日記」の与五郎と吾妻で、
座敷に押し込められた与五郎は気がふれて、
目の前の女性が恋しい吾妻であることも分からないのだとか。
ともあれ、
下合わせを拝見できて、とても勉強になりました。
十七日のシンポジウムで、芸妓さんのおどりの責任者は私なんです!
月曜には、こんなことせんなんねやわ〜。。
2005年10月14日(金) at 23:46
夢の仲蔵千本桜 / 若旦那
日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
幸四郎、染五郎親子共演の
松竹座『夢の仲蔵千本桜』に行ってましりました。
客席は入りもよく、ほぼ満員。
「義経千本桜」が上演されている劇場でおこる変死事件、
いったい何が?
劇中劇の進行とあわせて
劇場内の人間模様が描かれていくのですが、
おもろなぁ〜。
申し訳ないんですが、
私はピンときませんでした。
個々の芸には感心もし、拍手もするのですが、
結局、なにが言いたかったのか?
純歌舞伎部分(義経千本桜)と
台詞中心の現代劇風な場面が交互に現れますが、
現代劇風な場面で伝えたかったことを
歌舞伎を演じることで無言のうちに観客に伝えるのが偉大な歌舞伎役者と思うんですよ。
古典を圧倒的な迫力、説得力で見せることができたら、素晴らしいし、
歌舞伎で、それは可能なはず。。
と、偉そうなことを申しましたが、
芸術は好きか嫌いかですから、あくまで私見でございますよ。
画像は、松竹座近くの「アラビヤ珈琲」さん。
私、こちらのコーヒー好きで〜す♪

こんばんは、若旦那です。


