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『ボレロ』、言葉が沈黙した先の / 若旦那

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若旦那です。

先日、中之島のフェスティバルホールへ
バレエを見に行ってまいりました。

シルヴィ・ギエムがこの公演を最後にモダンバレエの傑作『ボレロ』を
レパートリーから外すのだとか。
歌舞伎でいうところの「一世一代」ですね。

長らくバレエのトップスターであり続け、
「世界最強の美女」(?)とうたわれた人ですが、
今、自ら次々とレパートリーに幕を下ろしています。

もちろん、これからも踊ることは続けるでしょうけれど、
レパートリーが大きく変わっていくのは事実で、
時の移ろいや、人の儚さ、を思わされますね。

決して上り調子ではない彼女を、
ファンの一人として見たいような見たくないような。
行かないつもりにしていたのですが、
先にみた友人から「女房を質に入れてでも行くように!」と
電話がかかってきましたので。

見れば、
やはりすごいものでした。
お稽古を積めば、こんな風に踊れるものでしょうか?
よくコントロールされていて、
無駄がなく、かつ豊かな動き。
彼女の円熟を思わずにいられませんでした。

『ボレロ』は
近代的な舞台照明が使われていますが、
舞踊の根源をのぞくような、非常に力強い作品です。


2005年12月8日(木) at 13:06 

このエントリ(記事)へのコメント

神降臨?! / 本人マーク(認証コメント)ももまろ URL

私は福岡まで観に行きます。
ミュージカルやお芝居なら劇場まで足を運んだことがあるのですが
バレエを観るのは初めてで、初めてのバレエでシルヴィ・ギエムを見る、というのはちょっと勿体無いんじゃないかと、一人ドキドキしています。

「シルヴィ・ギエムの『ボレロ』は観ておかないと一生後悔する!それくらい、神がかり的にすごい!」と変な日本語で鼻息荒く力説していた知人の勧めで行くのですが、若旦那さんは、ギエムに神をみましたか?
2005年12月08日(木)   at 14:05

幸せな出会いに / 本人マーク(認証コメント)若旦那 URL

ももまろさん、
コメントありがとうございます。

初めてのバレエがギエムとは、
非常に幸せな出会いと思いますよ。
最初に何を見るかで、
そのジャンルを好きになったり、嫌いになったりしますからね。

私も初めてギエムの『ボレロ』を見たときの衝撃は忘れられません。
『ボレロ』を見るのも初めてだったということもありますが、
舞台の上で今にも真理への扉が開くかのようで、
よく「頭を殴られたよう」と表現しますが、
まさにそれで、身じろぎもできませんでした。

ももまろさんにとってよい出会いになるといいですね。
2005年12月08日(木)   at 14:57

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