上方の宵 若旦那のお座敷入門

若旦那のblog

明るい舞台 / 若旦那

日記・その他 > かんげき日記
こんばんは、若旦那です。
しばしのご無沙汰、お元気ですか?

NHK大阪ホールに
坂田藤十郎さんの歌舞伎公演を見に連れていってもらいました。

平日の昼でしたけれど、
入りもよく、着物をお召しの方が多くて、
ちょっと新鮮でした。

歌舞伎を見るたびに思うのですが、
いつから、こんなに舞台を明るくするようになったんでしょう?
すごい光量で、見終わると、目が痛くなります。(@_@)

先日のパリ・オペラ座での歌舞伎公演では、
さすがに、あちらの芸術監督にダメだしされたとかで
光量を落としてましたけれど、
映像で見る限り、違和感を覚えませんでした。

明るくすることで、逆に見えなくなっているものも
あるんじゃないでしょうか。

画像は、
舞台とは全然関係のない、NHKの社員食堂の料理見本。
観劇後、NHKの方と打ち合わせをしたのですが、
もの珍しくて、ついきょろきょろ。

2007年5月22日(火) at 22:16 

このエントリ(記事)へのコメント

歌舞伎いいですね / かつひこ

おはようございます。
歌舞伎の舞台を去年始めてみました。藤十郎さんの襲名披露公演で、松竹座でした。
これも又感激しました。色彩の妙、、そして物語の構成の良さ、、
天神祭りを題材に、した物語が、特に良かったです。ところで、舞台ですが、明かりは、別に、気になりませんでした。
2007年05月23日(水)   at 8:55

夏祭 / 本人マーク(認証コメント)若旦那 URL

かつひこさん、
コメントありがとうございます。

歌舞伎をお好きになられたご様子、
私も嬉しいです。

ご覧になられたのは「夏祭」という狂言だと思います。
大阪が舞台のお芝居ですね。

演目にもよりますが、
影を作らないように当てるせいか、
光を大量に使って、まぶしく感じることがあります。
2007年05月23日(水)   at 21:11

こんぴら大歌舞伎 / なかの@れきはく

明るい舞台に違和感をおぼえる、さすがです。
私もほぼ毎月歌舞伎を観ますが、明るすぎる舞台って好きになれなくて…。特に設定が「裏長屋」「農家」「遊里」など、屋内の設定の場合、情緒に欠けますね(^^;)。これも、明るいことがステータスになった昭和30年代以降のことなんでしょうか?
まあ、それはさておき、そんなあかるさに違和感を感じる若旦那にオススメなのがこんぴら大歌舞伎。昭和50年代の復興以降、年々にぎやかさを増してはいるようですが、あの独特の“暗さ”必見です。去年の海老蔵+亀治郎の「かさね」、おどろおどろしくて、猟奇物らしい雰囲気を出しきってました。小屋によってこんなにちがうみえかたをするんだ〜!!!って感心してしまいまして!
是非、来年4月、こんぴら大歌舞伎へ!
2007年05月23日(水)   at 21:31

パリより思うこと / akito

パリでの歌舞伎公演、見たかったのですが、逃しました。役者さんはセリフをフランス語で言っていたらしいですね。うーん。と思いました。私個人は言葉がわからなくても、その国の言葉そのものの響きでオペラしかり演劇、映画などを楽しみたいので、字幕が好きなのです。が、実際に見にいった方曰く、その違和感はなく、楽しまれたようでした。

また、私の経験上、フランス人は照明の明るさにうるさいですよ。日本に一時帰国していたときに、ちょっとしたアルバイトでフランス人の舞台の通訳をしました。日本側スタッフが指示通りに用意した舞台を見て、「なんで全体をこんなに明るくするの?もっと下げて、もっと」と、結局最初の明るさの半分以上に落としてしまい、必要な場所だけをスポットで浮かび上がらせ、最終的には確かに幻想的な舞台になっていきました。

明るくすることで見えなくなるもの。あると思います。




2007年05月24日(木)   at 2:07

ろうそく芝居 / 本人マーク(認証コメント)若旦那 URL

なかの@れきはくさん、
コメントありがとうございます。

なかのさん、歌舞伎好きでらっしゃったんですね☆

以前、こんぴら歌舞伎で上演された「沼津」を中継で見たことがあります。
感動しました!
「沼津」を初めてちゃんと見たということもありますが、
貧乏であることがきらきらと美しく輝いて見えました。
あれこそ舞台が暗いからだと思います。

今回の上演では、
役者さんの芸質もあるかと思いますが、
影を飛ばしてしまうと、
夕霧の陰影や奥行きが出ないように思いました。

いつか生で、こんぴら歌舞伎を
もう一つ欲を言えば、ろうそくの明かりで、見てみたいです!

会場で、S@れきはくさんにお目にかかりました。
2007年05月24日(木)   at 19:54

口上 / 本人マーク(認証コメント)若旦那 URL

akiitoさん、
コメントありがとうございます。

歌舞伎には、役者がお客さまにに語りかけるだけで一幕の見せ物にする「口上(こうじょう)」というものがあるんです。
パリ公演で、フランス語を使ったのは、その口上で、
「勧進帳」や「紅葉狩」は従来通り、日本語による上演でした。

とはいえ、中継を見ると
「じゅまぺーる、い・ち・か・わ・だーんじゅろぉ」みたいな仏語で
これでも通じるんだと驚いてしまいました。
2007年05月24日(木)   at 20:03