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行き当たりばったりの気が向いた時の雑記帖 

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街で見かけたもの / さんたな

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いきなりの寒波で街には木枯しが吹いている。季節の遅れを取り戻そうと足早に過ぎ去る月日は植物たちにとっても迷惑なものには違いないだろう。
冬支度を始めた木々たちが競って紅葉してくれれば有り難いのだが、紅葉の名所にでも行かなければ、今年は鮮やかな赤や黄にはお目にかかれそうもない。

街中でよく見かける桜の葉も中途半端に汚れたまますでに散り始めている木が多い。銀杏にしても事情はさして変わらない。家のベランダから見える大きな銀杏の樹も何ともいえぬ色合いのまま風に吹かれ、葉を散らし始めている。

そんな街を歩いていて見かけたものたち。

Benthamidia florida
▲ハナミズキの赤い実。
ハナミズキ(花水木)は北アメリカ原産のミズキ科ヤマボウシ属の落葉高木。アメリカ生れの木でありながら、桜の次に春の賑わいを感じさせてくれる木々でもある。紅葉しかねる葉の間から、たくさんの可愛らしい実が顔を覗かせている。

Magnolia heptapeta
▲ハクモクレンの蕾。
ハクモクレン(白木蓮)は中国原産のモクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。こちらは桜に先立って、3月頃に白い花を枝一杯に付ける。大形の白い花には芳香があり、これから訪れる春という季節の気だるさをひと足早く感じさせてくれる。
僅か数日のために、厳しい冬をじっと耐えているその姿は儚くも力強い。

人間がどれだけ抗っても、季節は確実に進んでゆく。そして、新しい季節が巡ってくる。
2007年11月22日(木) at 21:50