村をんなの独白

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壽初春大歌舞伎 / 村をんな

ニュース・芸能 > 歌舞伎
観劇日…2004年1月17日
劇場…大阪松竹座


 昼の部を見てきました。演目は「南総里見八犬伝」「土蜘」「封印切」です。
二幕目と三幕目の幕間に隣に座っている人から、「この幕と次の幕に間には何かつながりがあるのですか?」と聞かれました。この人はその日初めて歌舞伎を見たそうで、簡単に各狂言のあらすじを説明すると「歌舞伎はやっぱり勉強してから見に来ないといけませんかね」とおっしゃってました。
 確かに、「八犬伝」と「土蜘」の並び方はあんまり良いとはいえないのではないでしょうか。… 続きを読む
2005年11月25日(金) at 22:09 

「レッツゴー!忍法帖」 劇団☆新感線 / 村をんな

ニュース・芸能 > 劇団☆新感線
観劇日…2004年1月13日
劇場…シアタードラマシティ


初芝居はやっぱりこうでなきゃというくらい笑わせてもらいました。
サブタイトルが「劇団☆新感線2003年 ゆく年くる年チャンピオン祭」というくらいなので徹底的に劇団☆新感線をファンに楽しんでもらおうという企画のようでした。
 ストーリーは黒川藩への嫁入りが翌日という夜に突然城が攻められ、捕らわれそうになった静姫。その静姫が無事に黒川藩の若殿の元にたどり着けるかどうかを巡って、敵味方入り乱れての大騒ぎ。いやもう役者さん達の体力勝負に頭が下がりました。… 続きを読む
2005年11月25日(金) at 22:06 

「薔薇の封印」 宝塚歌劇月組 / 村をんな

ニュース・芸能 > 宝塚歌劇
観劇日…2003年12月23日
劇場…宝塚大劇場


 今回の公演は宝塚オリジナルとしては珍しく1本立てでした。
 作・演出は今「エリザベート」で脚光を浴びている小池修一郎さんです。
物語は1300年代から始まります。テンプル騎士団の騎士フランシスが逃げ込んだ谷には昔からヴァンパイア伝説があり、その辺りを治める領主は実はヴァンパイアの一族だったのです。領主の娘に見初められたフランシスはヴァンパイアになることを決意し、礼拝堂で婚約式を執り行うのですが、この領主の娘に横恋慕していたミハイルという修道士が嫉妬のあまり、荒ぶるヴァンパイアの魂を鎮める五輪の薔薇の絡んだ十字架を引き抜いたため、ミハイルは悪しきヴァンパイアとなり、フランシスはミハイルを倒すためと、五輪の薔薇を再び集める旅にでることになるのです。… 続きを読む
2005年11月21日(月) at 22:20 

近松名作集「嫗山姥」「大経師昔暦」 文楽 / 村をんな

ニュース・芸能 > 古典芸能
観劇日…2003年11月23日
劇場…国立文楽劇場


 国立文楽劇場友の会会員のくせに、年に1度くらいしか文楽を見ないもので今年最初で最後の文楽を見てきました。
 何故行こうかという気になったかというと、↓の上方歌舞伎会と同じ演目「嫗山姥」が上演されていたからです。上方歌舞伎会の時になんだかちょっと物足りなさを感じたので、今回の文楽の公演では満足させてもらえるのではないかと思ったからでした。
 しかし残念ながら今回も思ったほどではありませんでした。元々この作品は近松が荻野八重桐という女形の持ち味・芸の力を発揮させるために当て書きした作品のようです。女形のしゃべり芸が重要なポイントになるものなので、それが義太夫になってしまっているため、あまり面白さを感じることができませんでした。… 続きを読む
2005年11月21日(月) at 22:17 

「ロマンス・ド・パリ」「レ・コラージュ」 宝塚歌劇雪組 / 村をんな

ニュース・芸能 > 宝塚歌劇
観劇日…2003年9月14日
劇場…宝塚大劇場


 お芝居の「ロマンス・ド・パリ」。題名だけ聞いているとシャンソンの調べに乗せてパリの下町の悲しい恋物語かなって思ってしまいますよね。ところが今回のストーリーはちょっと生臭いんです。アラブ某王国の将軍が富と権力を手にしようとパリを舞台に暗躍し、パリに留学中の王女(舞風りら)がその騒動に巻き込まれてしまいます。それを助けたのがパリでクラブ(飲み屋の方)を経営しているヴァンサン(朝海ひかる)。… 続きを読む
2005年11月21日(月) at 22:14 

「第十三回 上方歌舞伎会」 / 村をんな

ニュース・芸能 > 歌舞伎
観劇日…2003年8月24日
劇場…国立文楽劇場
 

 今年の演目は「寿式三番叟」「嫗山姥」「桂川連理柵」「京人形」の4本でした。今年の印象をまず一言でいうと、各個人の設定したハードルの高さに驚いたということでしょうか。そのなかでも「嫗山姥」の難しさといったら生半可な芸では無理だなと、見ていて途中からそのことに気が付いて、この演目に挑戦された鴈乃助さんに対して、感心半分まだちょっと無理だったかなが半分の気持ちになりました。… 続きを読む
2005年11月18日(金) at 22:52 

「スリーデイズ・オブ・レイン」 / 村をんな

ニュース・芸能 > ストレートプレイ
観劇日…2003年8月10日
劇場…近鉄小劇場


 なかなか面白い芝居でした。登場人物は3人。
 まず前半は有名な建築家が亡くなりその遺産を継ぐことになった姉(ナン)と弟(ウォーカー)。それに建築家のビジネスパートナーの息子(ピップ、ただし彼の父は38歳の若さで亡くなっていました)。この3人が、父親の遺志をはかりかね、遺産を巡って腹を探り合いをするのです。
 ナンは旦那と二人の子供がいる普通の主婦なのですが、ウォーカーは子供の頃に母親が精神に異常を来したことや父親が無口であまりかまってくれなかったために、常に精神的に満たされる事がないようでかなりの変人のようでした。自分の気に入らないことがあるとぷいと外国に行ったまま音信不通になることもしばしばあるような生活ぶりで、ナンにさえできれば死んでもらえたらありがたいと思われていました。ウォーカーは父親が最初に設計した家に幻想のような憧れがあって、その家を手に入れたいと願っていたのですが、ピップが相続するように遺言されていました。そのことによって落ち込んでしまうウォーカー。… 続きを読む
2005年11月18日(金) at 22:45 

「シャンソマニア」 花組芝居 / 村をんな

ニュース・芸能 > 花組芝居
観劇日…2003年8月2日
劇場…近鉄小劇場



源氏物語の初段「桐壺」だけを取り上げ、現代の日本語と千年のギャップを埋めるために京都言葉に翻訳された語りを間に入れながら役者衆のセリフは原文に忠実(?)に演じられました。
 今回は登場人物の心情を表すためにシャンソンを取り上げていました。知っている歌あり知らない歌あり、替え歌あり、そのままシャンソンありという感じでした。… 続きを読む
2005年11月18日(金) at 22:40 

「七月大歌舞伎 夜の部」 / 村をんな

ニュース・芸能 > 歌舞伎
観劇日…2003年7月21日
劇場…大阪松竹座
 

「壺坂霊験記」・・・今年は壺坂寺の開宗千三百年だそうで、松竹座の1階ロビーには壺阪寺の観音様の分身がお越しになられていました。この土俗信仰的なお芝居はいつまで日本人に受け入れられるのだろうかと思いながら見ていました。江戸時代には疱瘡等の病気により障害が残り、貧苦の中で生活せざるを得ない人々が自分の周りに少なからずおり、いつまた自分がそのような生活を強いられるかもしれないという思いから、共感を得ていた芝居のように思ったからです。… 続きを読む
2005年11月14日(月) at 21:06 

「サラ」 / 村をんな

ニュース・芸能 > ストレートプレイ
観劇日…2003年5月11日
劇場…新神戸オリエンタル劇場


 フランス人女優サラ・ベルナールの人生を振り返るというストーリーなのですが、単純に振り返るというのではなく、執事のピトゥを相手に回想録を口述筆記しているのです。それもふと思い出したことを書かせるので、さっきまで27歳のサラだったと思ったら、突然11歳のサラになったりと、現在(77歳)と過去の間を揺れ動きながら、サラの人生の一端を表していく形になっていました。
 過去を思い出すきっかけにするために、執事のピトゥは母親役、修道院の尼さん、アメリカ人の興行師、オスカー・ワイルド等を演じさせられるのです。
 わがままなサラの言うことなど全部聞いていられないと、おとぼけぶりを見せるピトゥ。さすが新派出身役者の金田龍之介、扇をパラリと開くとサラの母親になってしまうのです。そのちょっと女形がかった口振り、物腰。この配役は宮田慶子の面目躍如と言えるのではないでしょうか。
 ブラジルでトスカを演じたときに、3mの高さから飛び降りるために下にはマットがひかれていなければならなかったのを、大道具係の人間が置き忘れ、そのために最終的には膝から下を切断しなくてはならなかったサラ。その上、内蔵?腰?の痛み、死への恐怖、それを忘れるため過去の栄光に逃げようとするサラ、しかし甘美な思い出ばかりではなく、辛くて苦しい思い出もまたサラを追いかけてくる。狂気にも似た生への執着心を演じた麻美れいの演技力の幅広さを今回もまた強く認識させられました。
2005年11月14日(月) at 21:02