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「ガラスの風景」「バビロン」  宝塚歌劇星組 / 村をんな

ニュース・芸能 > 宝塚歌劇
観劇日…2002年12月23日
劇場…宝塚大劇場


 「ガラスの風景」は1960年代北イタリアの避暑地の小社交界に起きた殺人事件を巡る人間模様と、貿易商ジョーイ(香寿たつき)と人妻の不倫話でした。
 タータンのさよなら公演と言うことで宝塚マニアだった友人と観劇したのですが、その友人曰く「なんか見たことある衣装が次から次に出てきて、衣装倉庫の大掃除かぁ?もうちょっとお金かけてあげればいいのに・・・」とぶつぶつ文句言ってました。そういう見方で行くと、今回の物語も宝塚の最近の傾向、主役とヒロインの決して幸福とは言えない関係(人妻との遅すぎた巡り会い)とか社交界の空騒ぎとか見たことがあるシチュエーションの寄せ集めといってもいいかもしれません。ショーのほうにもこの遅すぎた巡り会いっていうテーマのストーリーが必ずあるので「またか!!」という感がどうしてもぬぐえません。「エリザベート」の後だとはいえ、ちょっと・・・ってところでした。
 その不満を抱えながらも、楽しめたのは専科のおねぇさま、鈴鹿照さんと未沙のえるさんのおしゃべり姉妹の登場でした。鈴鹿さんの女役こんなにしっかり見たの初めてかもしれません。普段はおじいちゃんとかおじさん役が多いですので。この凸凹コンビの絶妙の間合い、さすがでした。
 タータンの舞台は歌・踊り・芝居いずれも安心して見ることができましたので、宝塚を卒業してしまうのがとっても残念です。でも今後も女優として頑張って行かれるとのこと、どんな風に成長していくのかどんな道を切り開いて行かれるのか期待したいと思います。
2005年11月4日(金) at 22:26