「ドン・ジュアン」 文学座 / 村をんな
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観劇日…2003年3月29日
劇場…シアタードラマシティ
文学座65周年記念作品として上演されたモリエールの「ドン・ジュアン」。
パンフによると初演(1665年!!日本だと4代目徳川家綱が将軍の時代)には15日間で上演禁止になり、1841年に原テキストは復活されるものの理解されず、「ドン・ジュアン」を真の意味で復活上演できるようになったのは1947年以降のことなのだそうです。
今回のドン・ジュアンを見ているとこの男現代日本のどこにでもいそうな人物だったので、かえって周りの人間全員がドン・ジュアンに向かって「悔い改めなければ神の罰が下る」と必死で枠にはめようとしている姿に何故そんなに皆が神を恐れるのかとずーっと気になっていました。しかし400年前ならば、それも致し方のないことなのでしょう。現代であれば「法律が・・・」となるところなのでしょうか。
ドン・ジュアンの従者スガナレルは初演当時モリエール自身が演じていた役だそうです。主人のドン・ジュアンに振り回されているようで、主人と一緒に楽しんでいたスガナレルの方が役として面白そうなのも作者自身が演じていたからなのかもしれません。現在は台本としてきっちり固まっているのでしょうが、モリエール自身が演じていたときはアドリブいっぱいだったのではと清水さんの演技を見て思いました。
主人公を演じた渡辺徹さんは、東京公演の乱闘シーンで肉離れを起こしたという情報を得ていたのでちょっと気になっていたのですが、私が見たときにはどこにもそのような感じはありませんでした。ただ、どうも他の共演者の方々と比べてちょっと滑舌が良くないのと、舞台上で汗をよく拭いておられたのが気になりました。
村娘シャルロットを演じた山谷典子さん、不思議な雰囲気ですっごい印象に残りました。いい味出してました。


