月影十番勝負 第十番 「サソリックス約束」 / 村をんな
ニュース・芸能 > ストレートプレイ
観劇日…2006年3月11日
劇場…松下IMPホール
劇団☆新感線の高田聖子さんが主催する月影十番勝負シリーズ。
今回は女囚サソリをイメージした作品でした。
ある北の漁師町で、水揚げされたイカをさばく作業をしている女たち。地元の女の中に一人東京から流れてきた奈美子がいた。彼女の垢抜けた風情は女たちの憧れだった。ようやく仲間と打ち解けてきたと思われた頃、この町に怪文書がまかれる。その怪文書によって女たちは奈美子を避け始め、喧嘩を始めてしまう。そのごたごたの中で奈美子は傷害事件を起こし、また怪文書を配っていた女を見つけ出し、キタシロという男に頼まれたと聞き出したあと、この女に火を放って火傷を負わせ、逃亡生活に入っていく。
「約束」のチラシに載っていたあらすじとは全く違う展開のお芝居でした。
あらすじでは、「刑務所内で様々な想いを抱えて生きる女たち。」となっていましたが、芝居では奈美子の逃亡生活と護送中に奈美子の周りで否応無く事件が起こり、人を傷つけてしまうという展開でした。
演出は池田成志さん、劇団☆新感線の舞台にも立っておられるので、例えば人を殴った時の擬音を新感線風に入れたり、ちゃんと高田聖子さんマイク握って歌う場所も作っておられました。
奈美子はキタシロの居場所を知るために、刑務所に慰問歌手として現れるのですが、その場面で石川さゆりの演歌に合わせて歌う替え歌がとても面白く、楽しませてくれました。
刑務所でも傷害事件を起こし、とうとう医療刑務所へと護送されることになります。警護の女刑務官には刑務所の副所長を勤める夫がいるのですが、その夫は女刑務官の同期の女と不倫しているという悩みを持っていました。
高田聖子さんはその不倫相手の女役を演じるのですが、奈美子とは違うコケティッシュな雰囲気で素敵でした。
女刑務官を演じたのが、伊勢志摩さん。初めは堅物のいかにも刑務官という感じだったのですが、奈美子を護送中、徐々に本性を現していきます。異様に携帯電話に固執し、そして不倫相手の女に「今まで旦那のために使った3000万円を払うなら、旦那をくれてやる」としつこく交渉し始めるのです。
護送中の奈美子と女刑務官の前に、若い男が現れ、奈美子の気を引こうとします。そうしているうちに、大雨のために崖が崩れ、列車が立ち往生してしまいます。そのため、奈美子達は旅館に一夜泊まることになってしまったのです。
旅館のおしゃべりな従業員によって、奈美子は過去に引き戻されてしまいます。奈美子は養護施設で育ったのですが、キタシロ所長は施設で暮らしているお気に入りの女の子に手を出すような男だったのです。また所長の部下の女は、そんな男とわかっていても惚れており、所長の言いなりになっていたのでした。
こういう過去が奈美子のトラウマとなり、精神をゆがめていたのでした。
おしゃべりな従業員や所長の部下役などをなさっていたのが池谷のぶえさんだったのですが、迫力ある演技と耳障りの良いセリフ、素晴らしかったです。
従業員に火傷を負わせて、逃げ出す奈美子。港町にある台湾人向けのスナックで台湾人に化けて働いていました。ここでも揉め事が起こり、護送中に逃亡したこともばれてしまう奈美子。奈美子はスナックのママのために、自分の指を切り落としてしまいます…。
スナックのママ役が、脚本も書かれた千葉雅子さん。そして木野花さんや加藤啓さんなど、実力のあるメンバーを揃え、高田聖子さんの魅力満載の面白い作品だったと思いました。
劇場…松下IMPホール
劇団☆新感線の高田聖子さんが主催する月影十番勝負シリーズ。
今回は女囚サソリをイメージした作品でした。
ある北の漁師町で、水揚げされたイカをさばく作業をしている女たち。地元の女の中に一人東京から流れてきた奈美子がいた。彼女の垢抜けた風情は女たちの憧れだった。ようやく仲間と打ち解けてきたと思われた頃、この町に怪文書がまかれる。その怪文書によって女たちは奈美子を避け始め、喧嘩を始めてしまう。そのごたごたの中で奈美子は傷害事件を起こし、また怪文書を配っていた女を見つけ出し、キタシロという男に頼まれたと聞き出したあと、この女に火を放って火傷を負わせ、逃亡生活に入っていく。
「約束」のチラシに載っていたあらすじとは全く違う展開のお芝居でした。
あらすじでは、「刑務所内で様々な想いを抱えて生きる女たち。」となっていましたが、芝居では奈美子の逃亡生活と護送中に奈美子の周りで否応無く事件が起こり、人を傷つけてしまうという展開でした。
演出は池田成志さん、劇団☆新感線の舞台にも立っておられるので、例えば人を殴った時の擬音を新感線風に入れたり、ちゃんと高田聖子さんマイク握って歌う場所も作っておられました。
奈美子はキタシロの居場所を知るために、刑務所に慰問歌手として現れるのですが、その場面で石川さゆりの演歌に合わせて歌う替え歌がとても面白く、楽しませてくれました。
刑務所でも傷害事件を起こし、とうとう医療刑務所へと護送されることになります。警護の女刑務官には刑務所の副所長を勤める夫がいるのですが、その夫は女刑務官の同期の女と不倫しているという悩みを持っていました。
高田聖子さんはその不倫相手の女役を演じるのですが、奈美子とは違うコケティッシュな雰囲気で素敵でした。
女刑務官を演じたのが、伊勢志摩さん。初めは堅物のいかにも刑務官という感じだったのですが、奈美子を護送中、徐々に本性を現していきます。異様に携帯電話に固執し、そして不倫相手の女に「今まで旦那のために使った3000万円を払うなら、旦那をくれてやる」としつこく交渉し始めるのです。
護送中の奈美子と女刑務官の前に、若い男が現れ、奈美子の気を引こうとします。そうしているうちに、大雨のために崖が崩れ、列車が立ち往生してしまいます。そのため、奈美子達は旅館に一夜泊まることになってしまったのです。
旅館のおしゃべりな従業員によって、奈美子は過去に引き戻されてしまいます。奈美子は養護施設で育ったのですが、キタシロ所長は施設で暮らしているお気に入りの女の子に手を出すような男だったのです。また所長の部下の女は、そんな男とわかっていても惚れており、所長の言いなりになっていたのでした。
こういう過去が奈美子のトラウマとなり、精神をゆがめていたのでした。
おしゃべりな従業員や所長の部下役などをなさっていたのが池谷のぶえさんだったのですが、迫力ある演技と耳障りの良いセリフ、素晴らしかったです。
従業員に火傷を負わせて、逃げ出す奈美子。港町にある台湾人向けのスナックで台湾人に化けて働いていました。ここでも揉め事が起こり、護送中に逃亡したこともばれてしまう奈美子。奈美子はスナックのママのために、自分の指を切り落としてしまいます…。
スナックのママ役が、脚本も書かれた千葉雅子さん。そして木野花さんや加藤啓さんなど、実力のあるメンバーを揃え、高田聖子さんの魅力満載の面白い作品だったと思いました。
2006年3月23日(木) at 23:38 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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