「ベガ−ズ・オペラ」 / 村をんな
ニュース・芸能 > ミュージカル
観劇日…2008年2月9日
劇場…梅田芸術劇場メインホール
1728年に初演され、世界最初のミュージカルと呼ばれるベガ−ズ・オペラ。
舞台は18世紀の劇場をイメージした装置で飾り付けられていました。
舞台上の両サイドにも客席が設けられ、芝居が始まる前に近藤洋介さんに指名された観客が掃除させれたりしていました。
乞食劇団に頼まれて劇場を貸すことになったと劇場の支配人(近藤洋介)が挨拶を始めます、すると役者たちが観客席の間を通って舞台の上に上がってきます。
芝居はピーチャムの家から始まります。ピーチャムは盗品の仲買をしていたのですが、裏では役に立たなくなった盗人を密告して一人当たり40ポンドの賞金を稼いでいたのでした。
ピーチャム夫婦にとって善悪の基準は金になるかどうかなのです。その二人にとって娘ポリーの行く末が心配の種でした。
父親は独身を最大に利用すべきだと言い、母親は結婚していた方が男どもを操れると考えていました。
ところがポリーは街道の追剥ぎキャプテンマックヒースに恋していたのです。
そのことを知った夫婦は、マックヒースが夫婦にとって損にしかならないと判断し、マックヒースを密告するのでした。
ポリーは家の中にかくまっていたマックヒースを逃がします。
しかし女好きのマックヒースは行きつけの店に馴染みの女たちを集め酒盛りを始めてしまいます。
そしてその中の一人とベッドを共にしている時、その女に密告されていて、捕まってしまったのでした。
監獄に連れて来られたマックヒースは、監守長の娘ルーシーと再会します。
ルーシーもマックヒースの愛人で妊娠していました。
マックヒースの不実を責めるルーシーから逃れるため、指輪を送り結婚しようと口説きます。
そこへポリーが面会に現れ、三角関係がばれてしまいました。
監獄にポリーが行ったことを知ったピーチャムはポリーを連れ戻しに現れます。
マックヒースと二人きりになったルーシーは、マックヒースに懇願され手錠の鍵を外して逃がします。
マックヒースによって娘を愛人された二人の父親は互いの利益を守るため、マックヒースを捕まえることにします。
相変わらず逃げる途中で女の元に立ち寄ってしまったマックヒースは捕らえられ、絞首刑に処せられてしまいました。
このシーンに再び支配人が現れ、絞首刑のシーンで芝居を終わらせてはならないと告げます。劇作家兼演出家の男は抗議しますが、マックヒースを演じた男がアドリブでなんとか繋いで賑やかに芝居は終わります。
「ベガーズ・オペラ」は1728年に初演されているので、その当時の作劇通り、主役のマックヒースがありえないほど女にもて、危機一髪になっても女たちに助けられて逃げ延びる、八面六臂の活躍をします。
盗賊の頭が主人公ということで社会風刺の効いた作品として欧米では有名だったのかもしれませんが、日本では「ベガーズ・オペラ」を下敷きにして作られたブレヒトの「三文オペラ」の方が上演回数も多く、私も何回か観劇したことがあります。
「ベガーズ・オペラ」を見たことで、「三文オペラ」の見方が変わるような気がしてきました。
出演者の中では、オペラ歌手の森久美子さんがさすがに他を圧倒する歌唱力で、森さんの生の歌声を聴くことができて、とても幸せな経験ができたと思いました。ポリーの母親役もよかったのですが、後半マックヒースを売る古着屋の女の古怪さがおもしろかったです。
主役の内野聖陽さんは、座長にしては控えめな感じがあり、最後に舞台上の俳優や観客と踊るところでも、舞台の後ろの方にいたりして、自分が舞台を引っ張るというよりもキャスト全員で作っていくというような意識があるのかなと思いました。内野さんの主演の舞台としては、メタルマクベスの方が私としては好きだなと思いました。
劇場…梅田芸術劇場メインホール
1728年に初演され、世界最初のミュージカルと呼ばれるベガ−ズ・オペラ。
舞台は18世紀の劇場をイメージした装置で飾り付けられていました。
舞台上の両サイドにも客席が設けられ、芝居が始まる前に近藤洋介さんに指名された観客が掃除させれたりしていました。
乞食劇団に頼まれて劇場を貸すことになったと劇場の支配人(近藤洋介)が挨拶を始めます、すると役者たちが観客席の間を通って舞台の上に上がってきます。
芝居はピーチャムの家から始まります。ピーチャムは盗品の仲買をしていたのですが、裏では役に立たなくなった盗人を密告して一人当たり40ポンドの賞金を稼いでいたのでした。
ピーチャム夫婦にとって善悪の基準は金になるかどうかなのです。その二人にとって娘ポリーの行く末が心配の種でした。
父親は独身を最大に利用すべきだと言い、母親は結婚していた方が男どもを操れると考えていました。
ところがポリーは街道の追剥ぎキャプテンマックヒースに恋していたのです。
そのことを知った夫婦は、マックヒースが夫婦にとって損にしかならないと判断し、マックヒースを密告するのでした。
ポリーは家の中にかくまっていたマックヒースを逃がします。
しかし女好きのマックヒースは行きつけの店に馴染みの女たちを集め酒盛りを始めてしまいます。
そしてその中の一人とベッドを共にしている時、その女に密告されていて、捕まってしまったのでした。
監獄に連れて来られたマックヒースは、監守長の娘ルーシーと再会します。
ルーシーもマックヒースの愛人で妊娠していました。
マックヒースの不実を責めるルーシーから逃れるため、指輪を送り結婚しようと口説きます。
そこへポリーが面会に現れ、三角関係がばれてしまいました。
監獄にポリーが行ったことを知ったピーチャムはポリーを連れ戻しに現れます。
マックヒースと二人きりになったルーシーは、マックヒースに懇願され手錠の鍵を外して逃がします。
マックヒースによって娘を愛人された二人の父親は互いの利益を守るため、マックヒースを捕まえることにします。
相変わらず逃げる途中で女の元に立ち寄ってしまったマックヒースは捕らえられ、絞首刑に処せられてしまいました。
このシーンに再び支配人が現れ、絞首刑のシーンで芝居を終わらせてはならないと告げます。劇作家兼演出家の男は抗議しますが、マックヒースを演じた男がアドリブでなんとか繋いで賑やかに芝居は終わります。
「ベガーズ・オペラ」は1728年に初演されているので、その当時の作劇通り、主役のマックヒースがありえないほど女にもて、危機一髪になっても女たちに助けられて逃げ延びる、八面六臂の活躍をします。
盗賊の頭が主人公ということで社会風刺の効いた作品として欧米では有名だったのかもしれませんが、日本では「ベガーズ・オペラ」を下敷きにして作られたブレヒトの「三文オペラ」の方が上演回数も多く、私も何回か観劇したことがあります。
「ベガーズ・オペラ」を見たことで、「三文オペラ」の見方が変わるような気がしてきました。
出演者の中では、オペラ歌手の森久美子さんがさすがに他を圧倒する歌唱力で、森さんの生の歌声を聴くことができて、とても幸せな経験ができたと思いました。ポリーの母親役もよかったのですが、後半マックヒースを売る古着屋の女の古怪さがおもしろかったです。
主役の内野聖陽さんは、座長にしては控えめな感じがあり、最後に舞台上の俳優や観客と踊るところでも、舞台の後ろの方にいたりして、自分が舞台を引っ張るというよりもキャスト全員で作っていくというような意識があるのかなと思いました。内野さんの主演の舞台としては、メタルマクベスの方が私としては好きだなと思いました。
2008年3月9日(日) at 13:48 / コメント( 0 )
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