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リアルでも、あきまへん。 / サンヂョンプンニョム

> 「編集は力仕事や。」
昨日、ある試験問題の校正を後輩にやってもらい、そのゲラを私がざっと見ていた時のエピソード。

その問題には、カレーライス、シチュー、焼きそば、焼飯の4種類の食べ物が登場し、それぞれ、イラストが挿入されている。

ところが、そのイラスト、どれも変だ。

中途半端にリアルすぎるのだ。

例えば、焼飯は具をしっかり描こうとして紙吹雪かガラス片のように見えるし、焼きそばは麺の1本1本をしっかり描いているのだけれどその麺が束になってしまっている。

極めつけはカレーライス。
サイコロ状の肉がルーから浮き上がってしまっているし、人参は輪切りにしたときの模様が異常なほど詳細に描かれている。
だいたい、小学校の給食のカレーでは、好き嫌いのある子どもにも配慮して人参は細かく切られていることが多いと思うのだが、これでは人参嫌いの子は確実に残すだろう(笑)
また、ご飯も、1部分だけ、米の1粒1粒を丁寧に描いているために何だか動物の毛皮みたいになっており、カレーを食べようとスプーンを入れようものなら、化け物でも出てきそうだ(笑)

はっきり言って、どれも不味そうだ。
吐きそうだ。
未実施の試験問題なのでここにそのイラストを掲載できないのが残念だが。

たぶん、このイラストを描いたデザイナーさん、「よーし、美味そうに描くぞー」と張り切ったのだろうが…


でも、そのリアルさが中途半端ですから〜残念!!


皆さんもこういうの見たことあると思う。
よく子どもが描く絵で、人を描いているんだけど、例えば顔の右半分だけリアルだったり、手だけリアルだったりして、時には恐怖感すら覚えてしまう、あんな感じを想像してもらえばいいだろう。

力を注ぐ所を間違えないようにしなければ、と痛感したのであった。

現代日本の政治もこんな感じなのでしょうけど。
2005年8月26日(金) at 01:17 

どないやねん。 / サンヂョンプンニョム

> 「編集は力仕事や。」
出社してからのエピソード。


私の担当している教材の、色校正が出てきた。

ところが印刷所のT社さん、教師用PR2ページ分に下のほうに長方形の模様を入れるのだが、片方の1ページはスミベタになっているがもう片方はスミアミになっているので、(統一した方がいいはずなのに)どうしましょ?と聞いてこられた。

確か、前担当者のトラキチNさんからは「ベタで」と言っていたので、組版所に作ってもらったデータはまちがっていないはずだ。
ところが、デザイン室で作ってもらったほうのページのデータは「アミ」になっている。

どういうこっちゃ。

早速確認。

前担当者のトラキチNさんに聞くと「ベタなんやけどなぁ。」

デザイン室のMさんに聞くと「スミ50%やで。」

そこへ、トラキチNさんがやってきた。
現行版を手にしている。
トラキチさん、
「あ、両方ともアミやな…」

そしてトラキチNさん、私に

「じゃ、両方ともアミ50%にしといて」


一体、どないやねん。

あのね、トラキチNさん、色校正出ているからデータ差し替えなんですけど…



2005年8月23日(火) at 01:06 

休日出勤。 / サンヂョンプンニョム

> 「編集は力仕事や。」
今日は出社しております。

午後から小学校の先生方を交えての会議があります。

午前は自分のデスクで資料を見たり、ブログ見たりしてます(爆)

この部屋は今のところ私一人だけです。

休日出社は辛いですが、私の場合、こういう落ち着いた状況のほうが作業能率がアップするものです。

んじゃ、頑張ります〜。

2005年7月23日(土) at 09:21 

「つまづき」or「つまずき」? / サンヂョンプンニョム

> 「編集は力仕事や。」
いきなりですが、私は京都の某教育出版関連の会社に勤務しています。
担当は、数学の教材の編集です。
(一応、いわし。さんと同業種ということになるでしょうか)

昨日の仕事中の話。
私は現在、ある月刊の教材を担当していて、それが第1講座、第2講座…と続くわけなんですが、それを校正してもらっている東京のある編集プロダクションの人から1本の電話がありました。

「今、第2講座の校正やってまして、『つまづき○○』ってコーナーがありますけど、『つま』じゃなくて『つま』だと思うんです。辞書も2冊調べましたし。」

ええっ!?

ワードでは「つまづき」も「つまずき」も「躓き」と変換できるけど…
でも、『広辞苑』を調べたら「つまずき」ですし…

いろいろ調べてみてわかったことは、旧仮名遣いでは「つまづく」であるが、現代仮名遣いでは「つまずく」が正しいただし「つまづく」も許容される、ということでした。

結局どっちが正しいのかよくわからんのですが、
やっぱり今の日本においてメインで使われている表記の仕方は「つまずき」であるし、このコーナーは今回の一番のPRポイントだから、「つまずき○○」に変えるべき、というのが多数のご意見でした…

ううう、伝統的な旧仮名遣いを否定した戦後教育の所為だー、と愚痴ってもしゃあないのですが。

こうなったら「つまづき○○」で押し通すわけにはいきませんし。


((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

この「つまづき○○」は、第1講座から入っているのですが、第1講座はすでに色校正の段階に入っており、「つまずき○○」に変更する場合、その「つまずき○○」の約物を作ってもらい、組版所にデータを作り替えてもらい、そして再度印刷所にオフ入稿して、再度色校正を行う、という非常に煩雑な手続きを踏まねばならないのです。
(えらい専門的な話になってますが…)

トホホ…(´Д⊂グスン

いつも漢字で「躓き」と書いているから全く気にしなかったもん。
というのはウソです(爆)
実は「つまづき」が正しい表記だと思っていたのです。

しかし、だれもが気付かない、あるいは、そう信じて疑わないというのは非常に恐ろしいものです。
大阪のある編集プロダクションさん(この教材の著者さんです)には初校・再校・三校の3回見てもらい、検算者もお二方に見てもらったのですが、「つまづき」はその厳重な監視の網を見事に掻い潜ったのでした(爆)

ってか、東京の人、第1講座からやってもらってるんやから、気付くならもっとはよ気付いてくれや(笑)

いや、まだ本出来の段階まで進んでなかったのが不幸中の幸いと言うべきでしょうか。

ところが、同様の事件はこれまで何度もあったそうで…

これからは土壇場でつまずかないように気合入れよっと。


いわし。さんは勿論ご存知ですよね?


ってか、ホンマに皆さんはどちらが正しいと思われますか?
(自分の考えでは、ということです)
2005年7月2日(土) at 10:26