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見た目で判断することの危うさ。 / サンヂョンプンニョム

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『人は見た目が9割』とかいう本があったが、
見た目で判断することほど、本質を見失いやすいものはない。

言うまでもなく、香川県坂出市の行方不明事件が恰好の例である。
最初に決めつけたメディアはどうやって弁解するのだろうか。

狭山事件、松本サリン事件など、決めつけは今に始まった事ではない。
また、事件が発生して全容が判明した後も、
「中国人だから」「オタクだから」
といったステレオタイプが横行する。
国家権力にとっては、治安維持の必要上(?)、類型化しておけば便利であるし、
マスメディアにとっては、利用者が飛びつくネタにしやすいからである。

もっともそのようなマスメディアのあり方が見直さねばならないが、
結局、私たち利用者自身がステレオタイプから解き放たれるしかないのである。
そのためにはどうすれば良いか、私も妙案が思いつかないのだが、
坂出の事件に関して、あることを思い出した。

今年の春頃の話。
母が昨年、重い病気にかかって、
幸いにも回復したのだが、
その治療のために頭髪が抜けてしまったので、
帽子をかぶり、また、感染予防のためマスクをして
近所のスーパーに買い物に行ったのである。
すると、終始店員につけられていたそうだ。
監視されているのかと思い、耐えかねた母は、
「私が何か盗みましたか?」
と店員に問うたところ、
「いいえ」
と要領を得ない返事で、
かと言って、謝罪の一言もなかったということである。
万引きが発生しているので社長?店長?から
監視を強化するように言われているのかも知れないが、
早合点で判断して罪のない人を追っかけている間に
万引きされるかも知れないのに。
ちなみに、それ以来、その店員から監視されることは
なくなったとのこと。

2007年11月29日(木) at 23:29