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「砂時計」第10話〜第12話。 / サンヂョンプンニョム

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釈放されたヘリンは大学に戻るが、
彼女の出自が知られてしまったこと、
また、自白して助かったことが裏切りとされ、
かつての学生運動の仲間からは除け者にされてしまう。

ヘリンはバーで泥酔し店員と揉めていたところを、
テスに助けられる。

テスは、ヘリンの出自を知って衝撃を受けつつも、
彼女の痛みを受け止めた。
2人は、次第に心を惹かれ合っていく。

しかし、2人が店に戻ったところ、
ジェヒが待ち受けていた。
ジェヒはテスを打ち据える。

テスを庇おうと、ヘリンはテスが自分の婚約者である
ことを父であるユン会長に告げた。

父の猛反対を振り切り、ヘリンはテスと同棲をはじめ、
仕事も見つけた。

しかし、ユン会長から依頼された弁護士は、ジョンドに近づいた。
ジョンドの計略により、テスは軍に連行された。

テスが送られたのは、「三清教育隊」であった。
「三清教育隊」とは、当時(1980年)の大統領・全斗煥が、
「社会浄化」を名目に、暴力団や反政府活動家だけでなく、素行不良者や浮浪者といった人々までもが令状なしに検挙され、教育隊に配属され、強制労働に従事させられた。

収容先では、過酷な訓練、労働、そして暴力の日々。

テスは、同じ教育隊にインジェと、そのボスで、かつてジョンドが重傷を負わせたノ・ジュミョンがいることを知った。


一方、テスの身を案じるヘリンは、ウソクを頼った。
ウソクは、テスがヘリンとの婚約に反対するユン会長の
指示で三清教育隊に送られたことを知った。
テスの窶れ果てた姿に愕然としたウソクは、
自らの信念に反してでも、テスを助けようとした。
その資金は、ヘリンが父から借り受けたものであった。

テスが釈放されるのは時間の問題だった。
しかし、テスは、訓練中に、かつては対立していたとは言え、同じヤクザであるジュミョンが酷い仕打ちを受けていることに激怒し、軍人に殴りかかる。

そのため、テスの収容期間は延びてしまった。


ウソクは、病床に臥せる父を見舞うため、休暇をとって
里帰りした。
しかしウソクは、光州事件での自らの行動を悔い、
判事への道を諦め、除隊後は農業を継ごうとしていた。
そのことを知った父は嘆き取り乱す。
ウソクが判事になることを最も望んでいたからである。

ウソクは、父がガンに侵されていることを知る。
そしてその夜、父は息を引き取る。


ヘリンは何度もテスとの面会を試みるが、
ジェヒに制止される。
そして、父に、カジノを継ぐことを決意したと伝え、
それと引き換えに、テスと会わない約束で釈放して欲しいと懇願する。


テスはインジェから、ジュミョンを連れて脱走して欲しいと頼まれていた。
ある夜、3人は脱走を試みるが、インジェは銃撃により犠牲となる。
テスとジュミョンは列車に乗り込むが、
脚を骨折したジュミョンは列車から飛び降り自ら命を断つ。

テスは逃げ続けるが、検問で捕らえられてしまう。

2007年7月7日(土) at 02:24