宮崎県知事東国原氏が国政へ出馬するのかどうかと言うことが話題だ。
最初、山中氏の国交相辞任が引き金。その後、次の総選挙も出馬辞退を表明、後継に東国原知事を指名した。じぶんは、山中氏の辞任は懲戒だと思うと書いた。このままでは次の総選挙に勝てない。宮崎1区の票を失うおそれがあるので、身を引いた、引かされたと自分には写った。
その後の東国原知事の言動が漂う。
東国原知事、衆院選出馬に含み「可能性、ゼロでない」=朝日コム(2008年9月30日0時0分)
宮崎県の東国原英夫知事は29日、次の総選挙への立候補の可能性について「ゼロではない」と述べ、含みを持たせた。宮崎市内で記者団の問いに答えた。8月初めには趣味のマラソンを引き合いに「リタイアしたことはない」と知事の任期をまっとうする考えを示していた。知事は県内では圧倒的な支持を集めているだけに、この日の発言は波紋を広げそうだ。
東国原知事はこの日記者団に対し、中山成彬前国交相(衆院宮崎1区)が在任5日で大臣を辞任したことに触れ、「宮崎は非常事態」と表現した。その上で、総選挙への立候補について「私は能動的に行動することはないが、県民の要望や要求があれば、私は県民党なので、県民の意向に沿う行動は政治家としてしなきゃいけない」と語った。
国政への意欲満々、県内の声に従うと自分自身の意志よりも人任せの発言。一方で、任期途中で投げ出さないとも言う。国政に転じても、県民の声に従ったという逃げの布石を打っている。マスコミに対して、声をひらって来て欲しいとまで語っていた。あるTV番組がこれを受けて県内で意識調査を実施。その結果は圧倒的な県政継続だった。
それを受けてか、1週間後に国政転身を撤回する。ただし未練たらたらの様子で・・・
「転身」に有権者そっぽ 東国原知事の衆院選出馬見送り=朝日コム(2008年10月7日8時13分)
すったもんだの末に、宮崎県の東国原英夫知事が結論を出した。次の衆院選には立候補しないと。めまぐるしく場面が転じる「東国原劇場」に幕を引いたのは、知事を支えてきた県民の声だった。だが、知事は最後まで国政への執着をにじませた。揺れ続けた発言に不信感を抱く人もいる。
「知事は県民世論がわき上がれば、国政に出るはずだ」
一連の騒動の間、自民党本部の関係者はそう読んでいた。知事自身も9月29日、「県民の声があれば」と条件を提示。数日後、自民関係者から意向を探る問い合わせが知事後援会にあったという。
(中略)
知事は6日午前、報道陣にぼやいた。「道路が通らなくても、それは県民の皆さんが選択したことですからね。しょうがないですね」。衆院選不出馬が報道された直後は不満げだった。「あれが不出馬になるんですか」。さらに未練たっぷりの様子で「私が出れば1年生議員かもしれないが、『コクバル知事は格が違う』とおっしゃる方々もいる」と語った。
自分の言葉通りに行動したのは褒められる。しかし最初にあった思いは「転身」だった所が気になる、宮崎県知事を国政への踏み台にする気だったのか?未練たらたらの知事を担ぎ上げようとする動きもまだある。
東国原知事 道路整備促進グループが「国政転身」を陳情=朝日コム(2008年10月7日15時15分)
次の衆院選に立候補しない意向を示した宮崎県の東国原英夫知事のもとに7日、道路整備促進を求める団体関係者が訪れ、国政転身を求めた。知事は「県民の声として真摯(しんし)に受け止めたい」と応じたが、直後の定例会見では改めて「今のところ考えておりません」と述べた。
陳情したのは、道づくりを考える宮崎中央女性の会(会長・坂佳代子前副知事)。会員10人が「県民は今後の道路整備に不安がある。宮崎のため、国政でもガンガン主張してほしい」と求めた。会には自民党関係者らも加わっているという。
知事は会見で、県民の多くが国政転身に反対する現状を挙げたうえで「そうでない意見も数多くある。私にも寄せられている」と強調した。知事は6日午前、「解散されても公示になっても(立候補することは)『今のところありません』と、ずっと言う」と報道陣に表明。午後には「不出馬宣言ではない」と述べ、国政への未練を見せている。
どうなるんでしょうね。
正直、自民党から出て道路を引いてくるのなら国政に出る資格はない。そう思う。
地元の利益だけを考えて、道路を引いたり新幹線を持ってきたり、空港を作ったりするのら、それは族議員と同じ。特定の利益のために汗をかくと言うこと。
自分は、国政に出馬する限りは、もっと広い目で見て必要・不必要をしっかり考えて答えを出して欲しい。国の利益を、国民の利益を考えるのが最優先だ。
宮崎に高速道路は入らないとは思わない。地方ほど、道路は必要だ。少ない大病院への救急搬送は田舎道を走るより、整備された高速道路を作った方が良い。生産物を搬送するためにこそ道路が必要だと。地方復権のためにはインフラの整備が欠かせない。中央はもう十分に潤っているはずなのに・・・・そのために、自分は国政に出るというのは、地元に道路を引くと公約して出て行くようなもの。その姿勢が気にくわない。
ならば、知事の立場で陳情して道路を引いてきてこそ、国政に圧力をかけてこそ有能な知事だと思う。
地元のための代表を国会に送り込む選挙なら間違っていると思う。
地元のことだけでなく、あらゆる地方に目線を向けている人こそが必要だと思う。そんなことを考えて、今度の選挙に挑んで欲しいと思う。立候補する人も投票する人もだ。
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