一番眩しい星の名前

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少年H / ジャガー

日記・その他 > シャカリキ生きてますぞ!
前に借りた本を全部読み終わったので、図書館に行ってきました。
前は電車の中とか移動中に読むために、文庫本などの小さくて持ち歩くのに負担にならないような本を探していた。
でも、最近それでは物足りなくなってきた。
持ち歩くといっても移動中は電車などに座っているのだから、多少重くたって別段支障はない。読みたい本を借りて読もう。ということで、今回はサイズや重さにこだわらず本を探してみることにする。
館内を歩き回って本を探す。
しかし図書館っていろんな本があるんだなぁ。
最新号の雑誌、古い歴史の本、アイドルの本、マンガもある。
で、今回借りてきた本のなかの二冊が、「少年H」。

妹尾河童。

どんな図書館にも、さ行の棚へ行けば彼の作品のコーナーが必ずあるほど著名な人。
小さい頃から何度も目にした名前。
彼の本には彼の書いた絵とレタリングがよく載っている。
私は妹尾河童についてそれほど詳しくは無いけれど、彼のこの絵とレタリングが大好きだ。教科書に出てきてもおかしくないくらい、きっちりしている。なんとなく小学校でトモダチだったミズノ君の絵を思わせる。ミズノ君のお母さんは美人だ。
少年Hという本の名前は昔から知っていたけれど、その内容は全く知らなかった。
「いつか読みたい本リスト」のひとつになっていた。
いい機会だから。と、読んでみることにした。


須磨で生まれ育った絵と映画と音楽が好きな少年Hは大人になって妹尾河童になる。
妹尾河童の本業は小説家ではない。
彼の本業は舞台美術家。独学でオペラや演劇やミュージカルを手がけている。
傍らで彼は「河童の覗いたインド」とか「河童のたくあんかじり歩き」とかエッセイも書いている。
あらゆる「表現」の分野に関わる人。
そんな彼の育った時代や思いがつらつら。
教科書読むより第二次世界大戦の流れがよく分かる。


さくらももことか、ねじめ正一とか、幼い頃の自分の体験談を作品にしている人たちがいる。
北野武や水木しげるの少年期をストーリーにしたドラマも昔やってた気がする。
ふと気付けば、そういう作品に惹かれてる自分。
いろんな経験をして、いろんな思いをもって、オトナになって、今どんな思いであの頃を振り返ってるんだろう。

妹尾河童。私の好きな「表現者」に加わりました。
また借りに行こっ。
2005年3月27日(日) at 22:05 

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