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パーソナリティ・チアラのblog

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「たい2ひき」琴欧洲の“平仮名ブログ”が人気沸騰! / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策

…らしい。
明日の生番組用にと資料集めをしていたが、チョコっと休憩してブログをのぞきにいったら、いやあ、なかなか可愛くてよかった。
タイトルは「現役ブルガリア人力士 琴欧洲が語るーーちゃんこ鍋とヨーグルトって以外と合うんです」…。
いやあ、それより「たい2ひき」がいい。
ぜ〜んぶ、「平仮名」がいい。
新鮮、新鮮。
とにかく、新鮮なのだ。
バブリーな1980年のあの時代、西武百貨店の「うれしいねサッちゃん」や東京・豊島園遊園地の「プール冷えてます」などのコピーを彷彿とさせる。それよりなにより、「カタカナがない」のがいい。平仮名が最高だ。
そういえば、先日、休刊を発表した広告批評の天野祐吉さんは、カタカナの時代はもう終っている。いまは「平仮名」の時代だと言っていた。
なので琴欧洲関のブログは、その割り切り方が、ん〜、実に気持ちがいい(漢字は難しいのでね)。
そんなわけで、さらりっと軽くながしただけ。

あ、そうそう、私が住んでいる貝塚・二色の浜に明治乳業の工場があり一般の工場見学も可能だ。もちろん広報の方が案内してくれるのだが、実はその玄関先に琴欧洲関の等身大のパネルが飾ってあり、来場者を迎えてくれる。今場所は優勝したので、来場所への期待、さらに横綱昇進への期待も込めて、これって、人気沸騰かもよ…。みなさんも一度、見学してみたらいかがだろうか。工場は結構、面白いよ。

●琴欧州関のブログ
http://kotooshu.aspota.jp/



2008年5月31日(土) at 00:16 

油高騰でマグロ漁3割休業と使い回し? / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策
「魚市場」といえば、真っ先に頭に浮かぶのが東京の「築地」ではないだろうか。各地の漁港から入荷した魚をセリ人の元気なかけ声よろしく、あっというまにセリ落とす…。実はそれは一部で、いまや魚市場といえば、成田空港や関西空港なのだ。ご存知でした?
遠洋で操業するマグロ漁船に直線、衛星電話を入れて漁船買いする。そしてもよりの港から成田や関空へ空輸。メインの仕入れは空港へ、だそうだ。
そんなところに飛び込んできたのが、油高騰につき遠洋マグロ漁の3割休漁。そう、出漁すれば赤字になるから漁に出ないのだとか。調査した業界団体の「責任あるまぐろ漁業推進機構」(東京、OPRT)によれば、日本の他、台湾や中国、韓国などにも拡大している模様で、すでに台湾約60隻、中国約40隻、韓国約20隻など全世界で約140隻が既に休漁しているとか。これに日本(約80隻予定)が休漁するとなれば、日本向けのメバチマグロやキハダマグロなど、しかもその大半がスーパーなどでの販売で小売価格が大幅に値上がりする可能性もでてきた。もっとも、飛行機だってサーチャージャーの名のもとに燃料代を取られるのだが、マグロ一匹なんぼ?という具合なんだろうか。
いや、ま、別に「マグロ食べなきゃいいじゃん! 別の魚にすれば。」と、いわれればそれまでだけれども、政府などは言うに事欠いて、先日は「マグロよりカツオを食べましょう!」と、コメントを出した。その方が食料自給率がアップする、と。しかし、まあ、油高騰がジワリジワリと日本人の食文化を変えていく、そんな感じがしませんか?
そうしたことから考えると、昨日、廃業届を出した大阪船場吉兆の「つかい回し」は料理界の最先端だった、といえるかもしれないですね。ただ、少しばかり、そう、半歩ばかり早かったかも。これがあと1年後なら、「やっぱりそうだよね、もったいないもんね。使い回しは正解だよね」「値段、少し下げてやればいいじゃん」と、なったかもしれないが…。
ま、そんなこんなで、スーパーで販売されるパック入りのマグロの刺身、8切れが5切れになるかも。あるいは、ランク落としてカツオのタタキにする?
ちなみに、私などは土佐の田舎育ちなので、子供の頃はご飯つぶをこぼして母親によく叱られたものだ。「もったいない、ホコリ払ったら大丈夫!」と。そんな経験、ありません? そんな「もったいない」体験がない、いまのこどもたちや若いひとたちには、「キモイ」となるんでしょうが、ね。
ついでに言えば、土佐ではマグロより「ニンニクたっぷりカツオのたたき」の方が好まれますし、もう亡くなりましたが、マンガ「土佐の一本釣り」の作者、青柳祐介さんは、わが実家の近所だけどなあ〜。関係なかったか!

それよりなにより、「使い回しだ!」とかなんとか、そんなことイチイチ言ってられない、恐ろしい時代がもうそこまで来てるんですが〜。どないしはります?

2008年5月29日(木) at 18:10 

「のれん」に「あぐら」の吉兆商法よ、さよなら。 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策
昨年来、賞味期限や産地偽装で謝罪し再建を誓ったはずの吉兆が、今月初めに客の残したものを別の客に再加工して提供していた問題で2度目の謝罪会見をしたばかりだったが、本日、「廃業」届けを出した、と吉兆本店近くのホテルで記者会見を開いた。その理由として、女将は再開した4月以降は客足も戻りつつあったが、今回の「残りもの」騒動で予約客が激減、これまでの3分の1以下になり営業が続けられなくなった、「のれん」に胡座(あぐら)をかいていた、と涙ながらに語った。また、大阪市内のサラリーマンやOLたちの「2回もやっちゃねえ、仕方ないんちゃう」「そら、当然。」「危機管理が全くできてない!」…というコメントが夕方のTVニュースで流れていた。

「のれん」に「あぐら」…ですか。ん〜、まさに殿様商売だったというわけだ。政府御用達の官官接待、大企業との官民接待の場、しかも、創業80年にもなろうという高級料亭なら超高額料金でも、ほっといても客は来る。しかも、自腹じゃないから吹っかけ次第。「あぐら」の一つや二つはかきたくなるだろう。この度の女将の記者会見を見て「ざまあ、見ろ!」と思った業者や料亭も多かったのではないだろうか。

ところで、江戸中期の心学者、石田梅岩は「商いの心」として「先が立ち、我も立つ」と言った。お客や取引先が満足すれば、自らもいい結果が得られるという教えだ。また、現在の滋賀県、近江を拠点として、全国各地を商圏として活躍した近江商人は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の経営理念を持っていたという。このいずれの教えも己の利益だけを追い求めていては、企業も社会も栄えないという戒めだ。ニッポン人は300年以上も前からこうした精神、戒めを心に刻んでいたにもかかわらず、今回のように老舗がカネのために自ら破ってしまうのが現代だとしたら、7月8日に店仕舞する大阪道頓堀「くいだおれ」の女将の爪のあかでも煎じて飲んでみたらいかが。といっても、時すでに遅し、か…。

それにしても、マスコミやメディアは倒産するまで執拗に追いかけますなあ。正義面して賞味期限や産地偽装で消費者の不安を煽(あお)る一方で、記者会見での女将の「ささやき」事件を面白可笑しく報道し、経営者側の経営能力や危機管理能力をせせら笑う、老舗とはこんなものだ、と…。で、ニュースとは「作るもの」という意図がミエミエ。こうして、ひとつひとつ、倒産させていくんだろうな。
さて、次の生け贄はどこだ!!

2008年5月28日(水) at 18:31 

フリーの女性アナウンサーの死 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策
路上に止めた車の中でフリーの女性アナウンサーが練炭自殺したと、テレビのニュースやワイドショーで何度か流れていた。コメンテーターや共演者は口々に「とにかく驚いた!」「そんな風には見えなかったのに…」「救ってやれなくて残念!」と語る。所属プロダクションは「仕事はきっちりやっていたので安心していた」と短いコメントを発表しただけ。遺書は残しているものの、本当のところは私たち外野には、何か悩みでも抱えていたんだろうね、と推察する程度でとんと判らない(ご冥福をお祈りいたします)。

さて、先月16日に内閣府が発表した「自殺対策に関する意識調査」では、本気で自殺を考えたことがあると答えた人が約2割。周囲に自殺をした人がいると答えた人が約3割に達していることがわかった。また、年代別では20歳代(24.6%)と30歳代(27.8%)で2割を超えており、自殺問題の深刻さが浮き彫りになった格好だ。
自殺の誘因としては、テレビドラマや映画などの自殺シーンを美化して描くことが自殺を促すと思うが58%、思わないが30.8%となり、自殺とメディアの関係を指摘する人が多いことも判った。

もともと、テレビは「不安を煽(あお)るメディア」である。その不安を煽る最たるものが、なんとかワイドショーやなんとかモーニングなどのニュースショーの類いだ。小さなことをことさら大きく、数日にわたり報道する。実際、内容は?といえばお粗末極まりないのである。また、ドラマの最大の山場に美化された自殺シーンを持ってくることもしばしばだ。加えて最近のニッポンの政治状況や世相、風潮を考えれば、それはもう自殺を選択するしか方法がない、そんな気にすらさせる。しかも、そうしたドラマやニュースショーに仰々しくスポンサーとして名を連ねる大企業も商品さえ売れれば人が死のうが関係ないのだろう。スポンサードした番組内容について「自殺シーンは?」「暴行、暴力シーンは?」「差別発言は?」などなど、しっかりとチェックしているんだろうか。チェックなしで「ハイハイ、OK! おまかせしますよ!」であるなら、無神経極まりない。
「不安」…つまり、「ブランドものを持ってないと恥かきますよ」「今年はこんな色が流行ますよ、あなた、それ流行遅れですよ」「トレンドはこれこれですよ」…と。それが、企業のマーケティングである。甘い砂糖に引き寄せられるアリたち。その「不安」の仕掛けの先には、実は「自殺」という仕掛けがあるんですよね。年金問題だって、後期医療費問題だって、少子高齢化だって、お産や医療だって、ぜ〜んぶ、「不安」でしょ。「不安」を「カネ」に変えるのが企業、それを煽るのがメディアというわけですよ。メディアは煽りの代償として企業からカネを頂戴するわけですね。世のため人のために「良いこと」というのは一文(いちもん)のカネになりません。エエ人(企業)やねえ〜、で終わりです。「不安」を「欲望」に変えるべく商品(製品)を創出できないメディアや企業は市場から脱落です。

そして、政府も地方行政も政治家たちも共に叫びます…「人にやさしい社会を」と。その裏返しが「不安」なんですよ。気がついていますか? いくら、バリアフリーだからといって歩道を平坦にしたところで、駅にエレベーターを付けたところで、これらは5000人以上が利用する駅やその周辺では、政府が整備しないと「罰金」があるから整備するだけの話で、なんら、「人にやさしい社会」とは関係ない。いや、全くないとは言わないが、それは微々たるもの。街の、地域のコミュニティが崩れ「人にやさしい社会」がどんどん離れていく。
さて、あなたは自殺を考えたことありますか?


※調査は今年2‐3月に全国の成人男女3,000人を対象に行い、1,808人から回答を得た。


2008年5月27日(火) at 20:27 

福田はん、対アフリカ、40億ドルの円借款供与へ…。 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策

あらま、ドサクサに紛れてというか、いつの間にというのか…。
今後5年間で最大40億ドルを供与すると今月28日のアフリカ開発会議(TICAD)で福田はんが表明する模様。我々、一般庶民にしてみれば、そんなカネあったら、まず、足元の後期医療費問題やら年金問題、他に回してもらいたいというのが正直なところなんやけどねえ。
そら、ま、金マン偽装大国ニッポンの首相としては「ええカッコ」したいのはよく判るんやけど、今どき、「ええカッコ」は流行りまへんで。そんな「ええ、カッコ」は捨てなはれ。見栄も捨てなはれ。恥も捨てなはれ。福田はん、アンタには「ええカッコ」は似合いまへんって。「素のニッポン」を見せてやればええんちゃいまっか。「死に急ぐ素の国民の姿」(自殺大国)を見せてやればええんちゃいまっか。ああ、ニッポンも実は大変やったんやな〜。そんなニッポンに「カネを出せ」とは言いにくいもんでっせ。そんなところで40億ドルの札ビラ切ったら、ツケが回ってくるのは国民の方ですがな、どないしまんねん。75才以上は、早よ死ななしゃあおまへんがな。
まあ、これまでは年間2億ドル止まりだったとはいえ、それでも大金ですがな。それがなにげに5年間で40億ドル?。その裏になにがおまんのや?
どうせ返すあてなど始めっからないでしょ? くれてやるんでしょ?
で、元はと言えば、2005年の主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)で香具師(やし)の小泉はんが打ち出した「アフリカ向け政府開発援助(ODA)の倍増」が背景なんやて。きっと、ええカッコしたんでしゃろな、会議で。おお、出したる、出したるって…。
で、あの香具師のオッサンはチョロチョロと最近出て来まんな。もう、出番はとっくに終ってるっちゅうのに。ホンマに梅雨と同じや〜(答え:うっとうしい)。
お後がよろしいようで、それは、あ、振りか?
なんのこっちゃ。


2008年5月26日(月) at 19:49 

電話セールスの撃退 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策
夕方、原稿を書いている時に女性の声で電話セールスが2件あった。

《1件目》

女性)もしもし、チアラさんですか〜。
   こちら、アリンコ・ジャパンの●●というものです。保険のご案内です。

私) ああ、ごくろうさん、ごくろうさん。
   ちょっと、待って下さいね。夕方締め切りの原稿書いてますので、
   それでもお話を伺った方がよろしければ、今、パソコンのデータを
   保存しますので、と(カチャカチャ)。
   それで、私もお宅様同様に仕事中なので、お話を伺うために時間を
   割きますので料金を頂戴することになりますが、よろしいでしょうか。
   よろしければ料金請求のために、いくつかお答えいただけますか?

   1−−正式な会社名
   2−−会社所在地
   3−−代表者フルネーム
   4−−こちらから問い合わせる場合の電話番号
   5−−担当者フルネーム
   6−−責任者フルネーム
   7−−うちの電話番号はどうやって知ったのか?

当然、途中で「ガチャ!」と切られてしまいました。



《2件目》

女性)もしもし、チアラさんですか。
   こちら四つ菱電機の太陽光発電でご案内させていただいています、
   ●●です。今回は、二色地区で事業を展開するために、工事費無料と
   いうことなんですが、いかがでしょう。

私) いかがでしょう、といわれても、なんでっか? それ?
  (2005年から太陽光発電の販売急下降とトラブル続出を知った上で)

女性)他社製品に比べて当社製品のデータはコレコレで、30年、40年と長持
   ちしますが…、ぜひとも…。
   電気代も助かるんですが…(安くなるとは言わない)。

私) 30年、40年持つと言われても、ニッポンの家屋は30年しか持ちません
   しねえ。購入してから17年ほど経ってますので、残りはわずか。
   屋根にデッカイもの今更、乗っけるのもねえ。
   それに、お宅様の太陽なんとかというの、ナンボほどしまんの?

女性)詳しいことは担当者と変わりますが…。

私) いや、面倒やら変わらんでええから、で、「ナンボ」しまんの?

女性)車1台分です。

私) 車1台分といっても、軽四でっか? 普通車? マイクロバスでっか?

女性)200万円少々です。

私) 結構しまんな。で、電気代はナンボ助かるんでっか?

女性)むにゅむにゅむにゅ…、
   私はただのアポインターなので、と(話が要領を得なくなってきた)。

私) 200万円少々にメンテナンス費、将来的に修理代などを考えれば、
   高コストでんな。
   いつ、元がとれまんねん。

女性)「ガチャ」と一方的に切ってしまった。


ん〜、個人情報保護法で電話セールスはググっと減ったとはいうものの、マニュアル通りのセールスですねえ。我が家にセールスの電話をするときには、もうちょっと気の利いた、ハートに突き刺さるようなキャッチコピーが欲しいですねえ。
たとえば、昔(1980〜90年代)の西武百貨店の広告のキャッチ…「おいしい生活」(ウッディ・アレン)とか、「うれしいねサッちゃん」とか…。あるいは、東京・豊島園遊園地の「史上最低の遊園地・豊島園」「プール冷えてます」とか。ついでに言えば、フジカラー(樹木希林・岸本加世子)の「それなりに」。サントリー(大原麗子)の「すこし愛して、なが〜く愛して」などなど。ああ、昔はその気にさせてくれたなあ〜。
ま、先日は天野祐吉さんが「マス広告死亡宣言」を出しましたしね。また、電話セールスもほぼ収束に向かっているなかで、さて、業者さんは今後、どうやってモノを売っていくんでしょうかねえ。

ちなみに、アメリカの連邦取引委員会(FTC)では、「セールスお断りリスト」という仕組みを作っており、登録しておけば電話セールスが掛かってこないようになっている。リストに登録しているにもかかわらず、業者がそれを知らずに、万が一、電話セールスをした場合、1ドル120円換算で1万1千ドル(132万円ほど)の罰金が業者に化せられるとか。こうした罰金から逃れるためには、FTCから「セールスお断りリスト」をおよそ8千ドルで購入しなければいけない。なかなかいい仕組みではないでしょうか。
ニッポンの電話会社では電話リスト(CD)を80万円くらいで確か販売していたようですが、アメリカのような仕組みができれば、電話セールスはさらに減る、と思いませんか?

ということで、「カニは好きですか?」には、くれぐれも注意しましょうね。ま、Puffy(パフィー)の歌じゃないけど「カニ食べいこう〜」ぐらいの感覚がいいですよね。カニは外でたべるもの。JRじゃ、「カニカニ・エキスプレス」というカニ食べ専用列車も走ってるようだしね(冬だけど)。


参考:日本の太陽光発電の普及策
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/sg/japan_html


2008年5月24日(土) at 00:52 

マス広告に引導!広告批評休刊《続・続編》 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策

しつこいようですが、本日のA新聞、29面に「マス広告」衰退を象徴…の見出しで「広告批評」休刊についての記事が掲載されていましたね。詳細は新聞をご覧いただくとして、社主の天野祐吉さん(初代編集長)は「3年前ぐらいから、いつ幕を引くか考えていた」そうで、ま、ネットの台頭を目のあたりにすれば、やはり「マス広告の時代は終わった」と言わざるをえない、そのような感想を漏らしてますね。
また、広告の第一線で活躍するクリエーターは、「マス広告への『殉死』だと思った。10年後、20年後に振り返ると『マス広告の終わり』の象徴になるだろう。休刊そのものが時代の批評になった」と語っています。
そういえば、ここ数年、広告の中で特に印象に残るようなインパクトのあるキャッチコピーはなかったな。とにかく、なにも覚えてないんだから…。いや、別に痴呆症というわけではないけれどね。
私の手元に「広告批評」ではありませんが、別の「広告」(1986年3月号)という雑誌があります。これもまた古くて22年も前のもの。特集として「広告と女」が掲載されています。その文中のキャッチ、「家にいると、広告が外を見るひとつの手段なんですね。」とあります。折り込みチラシや紙面に展開された広告から貧欲に情報を吸収する、広告は情報源だ、そんな時代の雰囲気がビンビンです。
考えてみれば、私もインターネットが登場してから従来メディアの危機はずっと訴え続けてきましたが、今回の「マス広告の終わり」宣言で、「枠を売るだけ」の業界の皆様方、如何様にお考えなんでしょうかね。それはこの先、「地デジ」になろうが「イボ痔」になろうが一緒のことだと思いませんか(ちょっと違うか?)。
広告代理店にしてみれば、ま、「枠を売るだけ」の能力しかないんだから、自業自得。新しいビジネスモデルでも創造しない限り、広告代理店…冬の時代へ突入、か? そんな予感がしますが…。


2008年5月21日(水) at 00:35 

広告批評 休刊へ《続編》 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策
●後記より
大阪でバッタリ、かい人21面相に会いました。しばらく鳴りをひそめているけれど、広告批評ならインタビューに出てもいい、大いに犯罪文化論をぶちまくったるわ、と言うのです。ぜひお願いします、と答えて別れたのですが、なんでも”文化”になるところが、とても大阪的だナと思いました。
 これが東京だとそうはいかない。文化とは高尚なものだと思っているアタマの固い人や、文化には順列があって広告やストリップは低級文化だと思いこんでいるアタマの弱い人がいっぱいいる。その点、大阪には、人間の考えだすヘンなことはみんな文化で、それには上も下もない、バーッと横一列に並んでいるもんや、と思っている人が多いような気がします。
 つまり大阪には、いやな権威主義がない。権威なんてアタマから認めないし、そんなものが出てきてもセセラ笑って無化してしまう。どうもそういう風土があるように思うのですね。
 で、つくづく思うのですが、この際、日本の首都は大阪ということにして、国会も政府も大企業も大阪に移ったらどうなんでしょう。できれば天皇陛下にも灘波あたりに遷都していただいて、大阪ブームに拍車をかける。ついでに標準語も大阪弁に変えて、これを全国に普及させるというのも、悪くないと思うのです。
 そうしたら、政治も文化も変わるかも知れないし、なによりも東京が生まれ変わる。どう生まれ変わるかはわかりませんが、少なくともジャイアンツは生まれ変わるんじゃないでしょうか。(天野祐吉より引用)

とまあ、創刊30周年を機に休刊宣言をした当時、編集長の天野祐吉さんは、22年前(1986年)の特集「大阪でんねん」の編集後記にこう書いていました。
この後記には、何となく今のニッポンの抱える問題が凝縮されてるように思いますね。庶民はなんとかニッポンを変えたいと思うが、一票を投じたところで結局、なんら変わらずこれまでと同じとジタンダ踏んで、ジャイアンツは負けが込んでネベツネ氏の怒りを買うわ、笑いの吉本は東京遷都でブラウン管からは大阪弁の逆流状態。それならいっそ、標準語は大阪弁、なるほどなあと思う。大阪の企業はみな東京へ逃げてしまって大阪はカラッポ、地盤沈下もええところ。大阪が首都なら逃げた企業も戻ってくるだろう。天皇さんにも心置きなく「たこ焼き」なんぞ食してもらって庶民派感覚の天皇さんというのも悪くない。ちなみに、現、皇太子さんは、たこ焼きなるものを食したことがないと、宮内庁から直々に連絡があって、たこ昌が大阪からわざわざ献上したそうだ。そのときに「大阪出るとき連れてって…」という有名なコピーと、たこ焼きの冷凍モンができたとか。
そんなわけで、この22年前の天野祐吉さんの「大阪が首都」には、とりあえず賛成、一票投じます。
しかし、大阪弁が標準語なら「恋人」たちの現場はイマイチでんな。
なぜって、「ラブレター おおさか弁では 書けまへん」。
ブヒャ!
ん〜、”おまえのこと好っきゃねん、なあ、なあ、結婚して〜な…”とラブレターをメールしたところで、”なに冗談ゆうてんねん、このどアホ”と返信されそうやな。

2008年5月20日(火) at 01:09 

期せずして、サザン休止と広告批評の休刊。 / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策
30年寿命説というのがありますねえ。一般的に会社を創業して30年も経てば、ハイ、それま〜で〜よ〜、ということ。早い話が潰れるということですが、こんなにスピードの速い世の中にあって、30年も保(も)てば十分、おつりがきますよね。ドッグイヤー(犬の年齢に例えれば)でいうなら、100年〜120年も保ってるということだから。
ま、それはともかく、本日のタイトルは共に驚きでした。サザンが30年でひとまず音楽活動を休止。本日の新聞には全15段を使って「ウソが3つある」と全面広告。東京では号外まで出たそうで、そこまでやるか! そんな感じもしましたが、30年のロングランは並大抵の事ではないから、心から敬意を表しつつ、そして、早い時期での復活を願っています。もちろん、私もサザン大好きですからね。
しかし、ねえ、あの30年前のデビュー曲「勝手にシンドバット」でしたっけ? 黒柳徹子さんと久米ひろしさんのあの伝説の番組に登場したときのスタイル、ほぼ、裸じゃなかったですか? しかもターザンのようにロープにぶら下がりながら、行ったり来たり…、なに言ってるのかさっぱりわからない。お経か、唱名か?そんなところでしたねえ。30年経った今でも、まともに覚えられた曲は1曲もありません。未だによくわかんない。ちなみに、サザンより息の長いバンドは「寺内たけしとブルージーンズ」だそうです。たしか、48年ぐらいでしたっけねえ。ん〜、すっごい!

と、もうひとつは、私も業界人ということで「広告」の世界では大変お世話になった雑誌、「広告批評」(代表:天野祐吉さん)。当初はB5版の小さな雑誌でしたね。こちらも本日、30年を機に休刊を発表しました。その理由が「マス広告は終った」「Webの時代」だからというもの。たしかに、世の中、新聞や雑誌、あるいはテレビの広告を見て右に左に動いている、そんなシーンは遠い昔となってますね。スイーツのお取り寄せ、ブランド品、デジタル製品、旅行やコンサートチケット予約など、そのほとんどがネットで用が足せる。気になるものがあれば、ネットで調べられる、問い合せもできるとなれば、マスに向けての広告は無意味。スポンサーにとってはドブに金を捨てる、そんな気にすらさせてしまうほどネットの進歩は凄まじい。
で、休刊を知って昔の雑誌を引っ張りだしてみた。いま、キーを打つiBookの横、私の手元にある雑誌「広告批評」は、NO.80 1986年2号「大阪特集---大阪でんねん」、なんと22年前のものである。モノ持ちがいいと言えばそれまでだが、しかし、バブル期のこの頃の広告は一番面白かった。とにかくそのぶっ飛び様は尋常じゃない。しかし、押さえどころはしかりと押さえて、と。また、藤本義一さんと多田道太郎さんの対談、大阪の文化について語る「大阪でんねんーーー危ないのはむしろ東京やね」は、橋下大阪府知事にぜひとも教えてあげたい内容であることは確かだが…。
さて、どないしょ?
橋下知事曰く、文化(施設など)を残したかったら府民、一人1000円出せ!とおっしゃってましたが、文化は時間が経てば積み重なって、磨かれて自然と文化といわれるものになるわけで、ま、そこまで言わなくても…。一方、府民の皆さんも嘆願書をドサっと出すだけではなくて、それこそ「対案」を出してみてはいかが? 四国のお遍路さんは、1200年もかけて「歩き文化」をつくったわけですからねえ。施設がなくても、お金がなくても、いや、多少は要るんでしょうが、文化はできますって。少しだけ手をかければ…。しかし、1200年はちょっと長過ぎるか!(死んでしまうがな)

そんなわけで、音楽も広告も「空(ネット)から降って来る」時代となったいま、この先、どんな風に展開していくのか確かに楽しみなんですが、しかし、紙のニオイが少しずつ無くなっていくのは寂しい限りですねえ〜。


2008年5月19日(月) at 21:38 

救援隊、せっかく行ったのにミスマッチ? / パーソナリティ・チアラ

社会・政治 > 龍馬の船中八策

ありゃりゃ、である。
四川省へニッポンの救援隊が一番乗り。そして、政府も鬼の首でも取ったように発表したまでは良かったが、ところが送り込まれたのは都市部のビル倒壊現場を専門とするチームだったようで、山間部の土砂崩れの現場では能力が発揮できずに中国側に都市部の現場へくら替えをお願いしたんだとか。
ナンジャ、そりゃ! とりあえず、行きゃ、なんとかなるっちゅうもんでもおまへんやろ。しっかり調べて行かんかいな。と言ったところでタイムリミットやったもんね。
とにかく、一人でも多くの人々の命を救っていただければと願っております。頑張れ、救援隊!!


ああ、それからオマケなんですが、共同通信の記事後に付く「日付け」、これ、なんとかなりまへんかねえ。
いつ見ても、「1902/04/09 00:00 【共同通信】」ばっかりでんねん。
いつのニュースやねん、これって!! 100年以上も前のニュースやんか。




●以下、共同通信

緊急救援活動を開始??四川大地震の青川県
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051601000705.html


 【青川(中国四川省)16日共同】中国・四川大地震で、被災地に向かった日本政府の国際緊急援助隊第1陣31人は16日朝、被害が深刻な四川省の青川県関荘鎮に入ったが、その後、救出活動場所を同県青川に変更、午後4時40分(日本時間同5時40分)ごろ、ビル倒壊現場で捜索を開始した。同援助隊は今回の地震で中国が受け入れる外国の援助隊の第1号。

 新華社通信によると、現場は病院の宿舎で、12人が下敷きとなり既に9人の遺体を搬出、出産休暇中だった女性と乳児ら3人が依然閉じ込められている。指揮官の説明を受けた隊員らが、がれきに上り、手探りで慎重に探った。

 団長の外務省国際緊急援助室の小泉崇室長によると、当初活動を予定していた関荘鎮の現場は、土砂崩れにより深さ10‐80メートル埋もれており、ビル倒壊など都市型の現場を専門とする日本の援助隊とはミスマッチだったという。

 このため、中国側と協議の上、16日昼に複数のビルの崩壊現場がある青川に救出場所を変更した。

1902/04/09 00:00 ? 【共同通信】


2008年5月16日(金) at 22:47