「のれん」に「あぐら」の吉兆商法よ、さよなら。 / パーソナリティ・チアラ
社会・政治 > 龍馬の船中八策
昨年来、賞味期限や産地偽装で謝罪し再建を誓ったはずの吉兆が、今月初めに客の残したものを別の客に再加工して提供していた問題で2度目の謝罪会見をしたばかりだったが、本日、「廃業」届けを出した、と吉兆本店近くのホテルで記者会見を開いた。その理由として、女将は再開した4月以降は客足も戻りつつあったが、今回の「残りもの」騒動で予約客が激減、これまでの3分の1以下になり営業が続けられなくなった、「のれん」に胡座(あぐら)をかいていた、と涙ながらに語った。また、大阪市内のサラリーマンやOLたちの「2回もやっちゃねえ、仕方ないんちゃう」「そら、当然。」「危機管理が全くできてない!」…というコメントが夕方のTVニュースで流れていた。
「のれん」に「あぐら」…ですか。ん〜、まさに殿様商売だったというわけだ。政府御用達の官官接待、大企業との官民接待の場、しかも、創業80年にもなろうという高級料亭なら超高額料金でも、ほっといても客は来る。しかも、自腹じゃないから吹っかけ次第。「あぐら」の一つや二つはかきたくなるだろう。この度の女将の記者会見を見て「ざまあ、見ろ!」と思った業者や料亭も多かったのではないだろうか。
ところで、江戸中期の心学者、石田梅岩は「商いの心」として「先が立ち、我も立つ」と言った。お客や取引先が満足すれば、自らもいい結果が得られるという教えだ。また、現在の滋賀県、近江を拠点として、全国各地を商圏として活躍した近江商人は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の経営理念を持っていたという。このいずれの教えも己の利益だけを追い求めていては、企業も社会も栄えないという戒めだ。ニッポン人は300年以上も前からこうした精神、戒めを心に刻んでいたにもかかわらず、今回のように老舗がカネのために自ら破ってしまうのが現代だとしたら、7月8日に店仕舞する大阪道頓堀「くいだおれ」の女将の爪のあかでも煎じて飲んでみたらいかが。といっても、時すでに遅し、か…。
それにしても、マスコミやメディアは倒産するまで執拗に追いかけますなあ。正義面して賞味期限や産地偽装で消費者の不安を煽(あお)る一方で、記者会見での女将の「ささやき」事件を面白可笑しく報道し、経営者側の経営能力や危機管理能力をせせら笑う、老舗とはこんなものだ、と…。で、ニュースとは「作るもの」という意図がミエミエ。こうして、ひとつひとつ、倒産させていくんだろうな。
さて、次の生け贄はどこだ!!
「のれん」に「あぐら」…ですか。ん〜、まさに殿様商売だったというわけだ。政府御用達の官官接待、大企業との官民接待の場、しかも、創業80年にもなろうという高級料亭なら超高額料金でも、ほっといても客は来る。しかも、自腹じゃないから吹っかけ次第。「あぐら」の一つや二つはかきたくなるだろう。この度の女将の記者会見を見て「ざまあ、見ろ!」と思った業者や料亭も多かったのではないだろうか。
ところで、江戸中期の心学者、石田梅岩は「商いの心」として「先が立ち、我も立つ」と言った。お客や取引先が満足すれば、自らもいい結果が得られるという教えだ。また、現在の滋賀県、近江を拠点として、全国各地を商圏として活躍した近江商人は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の経営理念を持っていたという。このいずれの教えも己の利益だけを追い求めていては、企業も社会も栄えないという戒めだ。ニッポン人は300年以上も前からこうした精神、戒めを心に刻んでいたにもかかわらず、今回のように老舗がカネのために自ら破ってしまうのが現代だとしたら、7月8日に店仕舞する大阪道頓堀「くいだおれ」の女将の爪のあかでも煎じて飲んでみたらいかが。といっても、時すでに遅し、か…。
それにしても、マスコミやメディアは倒産するまで執拗に追いかけますなあ。正義面して賞味期限や産地偽装で消費者の不安を煽(あお)る一方で、記者会見での女将の「ささやき」事件を面白可笑しく報道し、経営者側の経営能力や危機管理能力をせせら笑う、老舗とはこんなものだ、と…。で、ニュースとは「作るもの」という意図がミエミエ。こうして、ひとつひとつ、倒産させていくんだろうな。
さて、次の生け贄はどこだ!!


