あっちも「シカツ」、こっちも「シカツ」。 / パーソナリティ・チアラ
社会・政治 > 龍馬の船中八策
さまざまに「シカツ」…。
先日、負債9億円で倒産した大阪船場吉兆。まさに「シカツ」の巣窟だったようだ。
「シカツ」って? そう、私も初耳だった。飲食業界全体での「隠語」なのか、単に倒産した大阪船場吉兆だけの隠語なのか、そのあたりは判らないが従業員によれば、「資源のシ」+「活用のカツ」=「シカツ」ということだそうだ。つまり、捨てずに「再利用」ということ。
ま、それは幾度となく書いてきたのでそれ以上は書かないが、今度は先月28日付で突然解雇された従業員が「本日で全員解雇します」と一言告げられ、しかも、「午後からはこのビルは使用できなくなるので荷物をまとめて退去するように」と丸裸で追い出されたことについて納得がいかない、「シカツ」問題だと緊急記者会見を開いた。今後は、元従業員らとともに詳細な説明を求めていく、としているが、吉兆グループの他店では解雇された従業員を引き取る余裕はない、という。
まさに、経営者の「シカツ」(資源+活用)が引き起こした、従業員たちの「シカツ」(死活)問題。注目していきたいと思う。
ところで、もうひとつは原油高騰が引き起こす、我々、一般庶民の「シカツ」(死活)問題。土日の各社報道番組など見ていると、もう笑ってられない、そんな状況になってきた。町村官房長官が「食料を増産せよ! みんなコメ喰え! 田んぼ復活せよ! コメを外国へ売れ!」と言えば、加藤紘一議員が「それはまったく逆、コメの価格が下落するだろ。小麦を作れ! 大豆を作れ!」と噛みつく始末。そういえば、昔、「貧乏人は麦を喰え」といった首相、いましたねえ。今度は、「コメを喰え」か…。
あんたら、なあ〜、少し前まで何としても「道路造る」「高速造る」「新幹線造る」「リニア造る」…とさんざん言っておきながら、この期に及んで急に「食料作れ」と言ったところで、そんなもん、一旦休耕田になったものはもとに戻りまへんがな。一方、ブッシュのサブプライムローンによる宣戦布告、バイオエタノールによる史上最大の作戦で穀物価格が上昇した農業国のアメリカは農産物輸出額が過去最高になるとの予測を発表している。さらに投機マネーによる原油高騰のクラスター爆弾攻撃は世界の「シカツ」問題と化している。
ニッポンはといえば、毎度おなじみ、いや、アホのひとつ覚えのようなお題目、「経済成長」を目指して、あるいは「ハイテク国家」を目指したところで、国民はメシ喰えない、食料を買えない時代が来ている。硬くて喰えない産業のコメ…「ICチップ」より、ほっかほっかの旨い「コメ」の方がよい。「携帯」で話に花を咲かせるより、畑で実をつける「野菜」の方がよい。「液晶」で水族館の幻の魚を眺めるより、近大水産試験場(和歌山)のように喰える「魚」を養殖した方がよい…。これからのニッポン、国家戦略として農業(水産)立国を目指した方がええと思うんやけどなあ。どないやろ?
●以下、参考
米国、農産物輸出額が最高に
FujiSankei Business i. 2008/6/1
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806010006a.nwc
先日、負債9億円で倒産した大阪船場吉兆。まさに「シカツ」の巣窟だったようだ。
「シカツ」って? そう、私も初耳だった。飲食業界全体での「隠語」なのか、単に倒産した大阪船場吉兆だけの隠語なのか、そのあたりは判らないが従業員によれば、「資源のシ」+「活用のカツ」=「シカツ」ということだそうだ。つまり、捨てずに「再利用」ということ。
ま、それは幾度となく書いてきたのでそれ以上は書かないが、今度は先月28日付で突然解雇された従業員が「本日で全員解雇します」と一言告げられ、しかも、「午後からはこのビルは使用できなくなるので荷物をまとめて退去するように」と丸裸で追い出されたことについて納得がいかない、「シカツ」問題だと緊急記者会見を開いた。今後は、元従業員らとともに詳細な説明を求めていく、としているが、吉兆グループの他店では解雇された従業員を引き取る余裕はない、という。
まさに、経営者の「シカツ」(資源+活用)が引き起こした、従業員たちの「シカツ」(死活)問題。注目していきたいと思う。
ところで、もうひとつは原油高騰が引き起こす、我々、一般庶民の「シカツ」(死活)問題。土日の各社報道番組など見ていると、もう笑ってられない、そんな状況になってきた。町村官房長官が「食料を増産せよ! みんなコメ喰え! 田んぼ復活せよ! コメを外国へ売れ!」と言えば、加藤紘一議員が「それはまったく逆、コメの価格が下落するだろ。小麦を作れ! 大豆を作れ!」と噛みつく始末。そういえば、昔、「貧乏人は麦を喰え」といった首相、いましたねえ。今度は、「コメを喰え」か…。
あんたら、なあ〜、少し前まで何としても「道路造る」「高速造る」「新幹線造る」「リニア造る」…とさんざん言っておきながら、この期に及んで急に「食料作れ」と言ったところで、そんなもん、一旦休耕田になったものはもとに戻りまへんがな。一方、ブッシュのサブプライムローンによる宣戦布告、バイオエタノールによる史上最大の作戦で穀物価格が上昇した農業国のアメリカは農産物輸出額が過去最高になるとの予測を発表している。さらに投機マネーによる原油高騰のクラスター爆弾攻撃は世界の「シカツ」問題と化している。
ニッポンはといえば、毎度おなじみ、いや、アホのひとつ覚えのようなお題目、「経済成長」を目指して、あるいは「ハイテク国家」を目指したところで、国民はメシ喰えない、食料を買えない時代が来ている。硬くて喰えない産業のコメ…「ICチップ」より、ほっかほっかの旨い「コメ」の方がよい。「携帯」で話に花を咲かせるより、畑で実をつける「野菜」の方がよい。「液晶」で水族館の幻の魚を眺めるより、近大水産試験場(和歌山)のように喰える「魚」を養殖した方がよい…。これからのニッポン、国家戦略として農業(水産)立国を目指した方がええと思うんやけどなあ。どないやろ?
●以下、参考
米国、農産物輸出額が最高に
FujiSankei Business i. 2008/6/1
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806010006a.nwc


