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朝ズバッ!がゴミ処理場問題を取り上げ。 / パーソナリティ・チアラ

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MBS・朝の情報番組、「みのもんたの朝ズバッ!」の人気コーナー『放っとけない!』で、岸和田市・貝塚市の両市がこの4月から共用するゴミ処理場問題を取り上げた。
新聞のテレビ番組コーナーには「役所の勘違い原因で税負担373万円が年10億」と表記してあったので、毎週日曜日の午後3時から2時間、FM826で「えらいこっちゃ、ゴミ処理場」の生放送を担当している身としては見逃せない、というわけで早速チェック。
みのもんた氏、「8時またぎ」の大きなボードの貼紙を剥がしながら、全国でも有名なだんじりの街・岸和田に大きな問題が持ち上がっている。すわっ!夕張の二の舞か!と。
そして、女性レポーターは組合、行政、市民に話を聞いた。

まず、2005年時点でゴミ処理組合は維持補修費として「373万円」を計上、議会も承認。しかし、試験運転が始まった2006年9月時点では、なんと、年373万円の維持補修費が10億円と計上されたことで大騒ぎとなったことを説明。
そして、大騒ぎの原因となったのは『灰溶融炉』である。焼却炉でゴミを焼却すると灰が残るが、この灰を1200度以上の高温で溶かして(溶融)ガラス状のチップ(スラグと呼ばれる)にする設備の補修・維持費が予想外の高額だったというもの。もちろん、1200度という温度はいわば『神の領域』であり、灰溶融炉の周辺では損傷が起き易いことも事実。全国各地の同様のゴミ処理施設では爆発事故はもとより、24時間稼働とうたいながらも年間100日も稼働しない、いや稼働中止とした自治体も多い。そうした背景を踏まえてのゴミ処施設の建設に加えて、前述の「大きな勘違い」である。
女性レポーターはゴミ処理場組合に対して問いただすと、組合側は「清掃車などの維持費として計上しているので『間違い』という概念はない」と返答。さらに、「3年間は瑕疵担保の期間があるのでプラントメーカーが負担する」と話した。そして、最後には『勉強不足だった』との言い分。自分たちの『非』『間違い』を全く認めない発言はいかがなものと思う。

また、レポーターは市民に直撃。「今回の大きな勘違いをどう思いますか?」に対して、市民は「困りますよね、市民の税金を…」「勘違いでは済まされない」といった意見も。しかし、市民のどの顔もなんとなく「にこやか笑顔」で全く危機感が感じられない。もちろん、初めて知った!ということもあったかもしれないが。

行政としては、今回の問題で岸和田市が65%負担の34億円、貝塚市が35%負担の18億円と、あわせて5年間で50数億円の財政負担が新たに必要となるため、北海道・夕張市の二の舞となる可能性の岸和田市(助役の出口氏)では、平成23年には120億円の不足、つまり再建団体に陥ることになるのでは、と危ぶまれている。
一方、貝塚市(助役の沓脱氏)では財政としては2億ほどの黒字なので、今回の負担についてはまだ対応可能としている。

そして、岸和田市議の西村氏は「元来、年373万円の維持補修費はありえないのでは」「そして、最終出てきた数字がこれだ!」「初年度は5億、そして3年目には10億へ…」と平成23年までの予算計上されたゴミ処理場の維持補修費を示した。

しかし、まあ、である。
問題のゴミ処理場側にしても『間違いという概念はない』の一点張りで『間違い』を認めようともしない横柄な態度。挙句の果てには『勉強不足』だの言い分では、全く筋が通らないのではないか。
行政側は、『120億円の赤字だ』だけで、「どうするのか」の判断、対応を示さない。
議会は『維持補修費 年間373万円』を素通りで承認した経緯、責任があるにも係わらず、こちらも説明責任を放棄。

いまだに3者から市民に対しては今回の件について説明はない。さて、どうする、岸和田市貝塚市ゴミ処理施設。いよいよ4月から本格稼動に入るが…。

ちなみに、昨夜まで、このゴミ処理場問題に関してのアクセス数は6位であったが、今朝、4位にまで跳ね上がっていたことを一言付け加えておく。

《参考》
昨年の12月7日 MBSで報道された内容はこちらから ↓
http://www.mbs.jp/voice/special/200612/07_5981.shtml


2007年2月14日(水) at 10:33