Short Stay in Oxford
レンタカーで旅するならともかく、交通手段は列車かバスの一人旅だったので、今回の旅の宿はオックスフォードをベースにしました。ここならストウへのアクセスも比較的容易だし、夜でも徒歩圏内にいろいろ店があって便利です。ただ観光客が多いせいかホテルが高いのは参りました。オックスフォードならすぐ宿が見つかるだろう・・・とたかをくくっていたので、ホテル確保が出発直前になってしまい・・・
一泊目のホテルはMercure Eastgate ちゅう pirikainankleには不相応にスタイリッシュなホテルへ。(リンクは仕事したデザイナーさんのウェブサイトで、17世紀頃の宿屋の内装をかっちょいくリニューアルしたらしい。)メインストリートの東はずれにあるホテルでpirikaにあてがわれた部屋は窓から見える古い歴史をもつ植物園の眺めがすばらすぃロケーションでした。ヤッピーエグゼクティブ対応のホテルマン。「エル・デコ」に出てきそうな、モダーンなファブリック。猫足タブのバスルームの床は大理石のチェッカータイル。お風呂中、テレビの画像は見られないが音がワイヤーを通して天井から聴こえてくるという工夫(これって結構嬉しいと思ったけど)。ティー・セットにステキおやつも忍ばせてくれるサービス。そしてそして、これまで経験したことのないようなサラサラでうっとりのベッド・リネン!!!!クールでチルアウトな感じはひと昔のイギリスになかった洗練具合です。ここはヒールとスーツで来なくては、ストウで泥だらけになってくる人の宿じゃないね、ごめんよ。
でも高いんよ。2万4千円て。ポンド高め~。
ここはとりあえず1泊確保で、次の日はすでに満室といわれたので、翌朝チェックアウトしました。いい経験でした。
次の日は観光案内に教えられたButtery HotelでB&B泊まり。Eastgateよりストリート真ん中なのでむしろ便利。1階にパン屋のカフェを構えるタウン・ハウスで、店内を抜けて階段を上がっていくのが、下宿人の気分。レセプションは愛想良くて、pirikaが漢字で署名したらおしゃれな黒人系のお兄さんに"I looove your signeture"っておだてられた。しかしここでも考えたら1万5千円でバスタブ無しシャワーのみて、ハイシーズンの観光地といえ、イギリスの宿ってこんなだったっけ??6年前は田舎は高くても40ポンド、ロンドンでも50ポンドだったけど?清潔だし、ベッドも大きくて不満は無いけれど。
ここの眺めはオックスフォードのストリート裏側、タウン・ハウスの裏側が互いに顔をつきあわせている。表通りの威厳より少し生活の漂う表情が楽しくて、ああ、向こうの明かりのついた部屋にはどんな人が住んでいるのかしら、もしかして、大学の先生がまかない付きで住んでいるとか(シャーロック・ホームズか)??。あちらは裏庭が付いているのねえ。素敵ねえ。この街に住んでみたいなあ。と思いました。
さて、一人旅は感情の入れ込みが増幅されるので好きなのですが、困るのが晩ご飯です。ちょっと入りづらいよね。レストラン。2人連れで入るよね普通。特にイギリスで地元のご飯にありつく所といえばパブであるので、ラガーとかエール(ビールのことね)が目当ての人の中に入るのはちょっと勇気がいります。(上野千鶴子さんが外国暮らしを始める時にするのはテーブルフレンドを募集することと書いていた。一理あるかもしれない。今度はそれにチャレンジすべきだな。)
というわけで、入りやすい店は~街をうろうろしてたどりついたのは、All Bar One。ちょっとロハス・ビジネスぽいので、伝統食は期待できませんが、店内が広く見渡せる入り口だったので入りやすかった。ベジ・バーガーと知らず頼んだHalloumi Burgerとオーガニックのシードル。Halloumiはキプロス原産のヤギまたは羊のチーズなのだそうですが、モツァレラに似た食感で、焼いたナス、パプリカと挟んでバーベキューソースを添えてあって大変美味しかったです。シードルでいい感じに酔いました。
他の晩は、例のストウ・スクールのたっぷりランチを頂いた後なので、自分でサンドイッチを作ったり、車屋台のケバブ屋でテイク・アウトしたり。あ、もちろん朝はButtery Hotelでイングリッシュ・ブレックファースト堪能しましたよ。
街ではあのk.d.langがツアーでやってくるというポスターを見かけました。いいなあ。オックスフォードのシアターはそう大きくないし、彼女の声を間近で聞いたら気持ちいいだろうなあ・・いいないいなあ・・・と思って写真を撮りました。さて、次回のストウ・パーク篇でようやく今回のストウ旅行記は終わりの予定です。ながなが引っ張っていますがよろしくおつきあいくださいね~。
(080706-07)
まだ花が咲いていませんが、
入り口から林間の園路に入るとさまざまなバラの茂みが植えられていました。これはpirikainankleがいた頃には無かったですね。左の写真のように、森のバラといった風情で植えられていて、控えめで優しくて露に濡れたみずみずしい感じが結構いいです。もちろんここで使われるのはモダン・ローズではなくて、18世紀より以前にイギリスに導入されていた品種です。品種名はわかりませんが一重の小さなバラが束になり、1.5m以上の低木になっています。
こっちはRosa gallicaと思います・・
「狐の手袋」を意味する英名がかわいい
こちら何かムクゲを思い出させる花の色ですが、Cistus ladaniferです。これはよく挿し芽で増やしておりましたが、その甲斐あってか(?)、グロットーの入り口近くに植えられていました。
ラズベリーの仲間のRubus odoratusも咲いていました。花を楽しむタイプの品種で、イギリスで通常あるものとは違うようです。
庭園の中でも、ひときわ荒野のような場所を表現したところでは、羊が放牧されています。以前は、必要なところは鉄線の柵で囲っていて、来場者をあまり導きいれないようにしていたと思いますが、今回は園路のそばに、写真のようにひなびた感じの木の柵が設置されていました。ひねた木を上手に合わせてあります。これも18世紀頃のスタイルを復元したということです。
5日夜、エア・リンガスでダブリンからヒースローへ。機内アテンダントさんのご挨拶「ご搭乗いただきありがとうございます。ヒースローには×時×分到着予定。幸い、あちらには夏がございます。良い旅を。」でみんなニヤリ。確かに今回のアイルランドでは細かい雨がさあーっと降って
それから、近所の知り合いが豚のブリーダーをしているというので案内してくれました。親豚さんを繁殖させている様子で、たった数頭ですが、遠くハンガリーや、ニュージーランド原産の希少種のようです。写真の子はニュージーランドから来たのだったと思います。人を見ると餌をくれると思うのか寄ってきます。まんまるくて愛嬌があります。我々のほかにも、近所のおばあちゃんと孫娘が見に来ていて「まあ~~か~わいいわね~~」と喜んでいます。確かにかわいいですが、なんというかその。めぐりめぐって食料になっちゃうのをそう喜ぶのも。でも日本よりも家畜が身近で、これがこちらの「農業」なんだなあとと感じます。
お昼はOの家族とパブでランチ。こちらはpirikainankleが食べたアイリッシュ・シチューです。牛肉とにんじんと玉ねぎとジャガイモと・・・って肉じゃがやん!確かに味付けはおそらくブラウンソースですが、基本が同じなのでどこか懐かしいお味でした。そしてマッシュポテトもどんと盛り付けてあります。クリーミーで美味しいのですが、やはり量が・・・半分食べたらギブアップでした。ポテト尽くしですが、ここではOたちが食べていたチップス(フライドポテト)がめちゃくちゃ美味しかった。分厚い櫛切りで皮ごとさくっと揚げてあり、ジャガイモの旨みと香りが広がります。はっきりいって、こんなにおいしいチップスを食べたのは初めて。京都や大阪でもアイリッシュ・パブはありますが、今までに味わったことのないレベルでした。
お昼から戻ったら、もうそろそろ出立の頃合です。少しだけ間があったのでOのちっちゃいチルドレンと散歩しました。近くには野原が広がって、馬が放牧されています。Jは今、乗馬を始めたばかりで、ずっと馬のことばかり、もう夢中です。この写真の馬もJには慣れていて呼ぶと近寄ってきます。緑の野が日に透けて光っていて、そこから馬がやってくる様子は、まるでおとぎ話のように美しい光景でした。なんとなくpirikainankleも乗馬してみたくなった。
気を取り直して庭を散策。基本的にストウと同じ回遊して楽しむ風景式庭園です。石造りの壁と植物の取り合わせが素敵です。
森林風のゾーンではバラが 林の下で露に濡れて優しい雰囲気を醸しだしています。
ふと視線を離すと各ゾーンの木々が巧みにレイヤーになっています。
さっきの邸宅から後ろを振り返ってみた景色。
イトスギの並木がトンネルのようになっています。
Oの育てている「商品」のひとつ。ランのような感じでしょうか?控えめで爽やかな色だと思いました。
さて、干拓地、という推測も遠からずかもしれません。

