JRに乗って、滋賀方面に行くと、近江八幡、彦根、長浜・・・と、降りたくなるような観光地の名前の駅が次々と現れる。並んでるぐらいに近くて、要は集まってる。粒ぞろい。
全然しらんかった。
パッと楽しいエンターテインメントの響きはない観光地やけど、旅を楽しむような旅にはぴったりで、そういうのが集まってるってめっちゃ魅力的。
地味やけどしっかりした和製クリーンアップが揃ってる、一時期の広島カープみたい。
風情漂う旅館を軸足にして1泊か2泊かで上に挙げた地域を回るような滋賀の楽しみ方ってすごくアリやと思う。
黒壁の周縁の長浜、サイコー!

「古い日本の美しさ」「伝統的まちなみ」のように、近江八幡や彦根や長浜に来る人々は、そこへの旅行を選んだ時点でどんな街の姿に期待してやってくるかある程度フィルタリングされてやってくるから、ホストはそれに応え易いし。街のイメージが決まっているのは、やってくる人を選んでしまう反面、やってきた人に対しては、もてなし方の方向性がつきやすい。
それに比べて大阪。
「にぎやかな街」?「食いだおれの街」?「お笑いの街」?
「パッとわかりやすい」イメージは、街に対するイメージ(京都なら風情ある古都、神戸ならしゃれた港町)じゃなくて、大阪にある要素に対するイメージが強いような気がする。
だから、受け入れ側としたら、やってくる人々が大阪の街に対してどんなイメージを持っているかを掴みにくいし、持ってない場合だってあると思う。大阪の都市像が明確じゃない場合には、もてなし方の方向性も決めにくい。
モノに対する期待だけじゃなくて、街に対する期待が大事。京都とか神戸に行くのって、電車に乗って行くだけでワクワクするもんね。
で、思いつかない。大阪の街のイメージ。
大阪は、粒ぞろいが多すぎて、どの地域も楽しいせいで、難しい。
おもちゃを与え過ぎた子供は、どれも中途半端にしか遊ばなくなるぐらいにいっぱいある。
贅沢やわ、大阪。
せやから、そのいっぱいある粒を全部使おうとせずに、案内してもらう各人によってオススメされる地域が違うようになっていけば、きっと楽しい。で、大阪の街のイメージがみんなてんでバラバラになったら面白いなぁ。
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