制御不能の偵察米衛星、SM3で迎撃へ / 冬月
マニアック > 軍事
以前取り上げた制御不能の偵察衛星。
アメリカさんはイージス艦から艦対空ミサイルSM(スタンダードミサイル)3を
発射して迎撃することを決定したようです。
有害な推進剤、ヒドラジンが地上に届くことを件念しての決定です。
SM3は有効射程距離1200kmの艦対空ミサイルで、本来は弾道ミサイルを
ターミナルフェイズ(大気圏外の慣性飛行時)に迎撃するためのもの。
さらにDefenseLink Articleによると
Still, the Navy will not fire until after the shuttle Atlantis mission ends Feb. 20.
スペースシャトルアトランティスがISSミッションを終えて帰還する2月20日より後に迎撃する。
Once the satellite is hit, officials hope 50 percent of the debris will
come to Earth in the first two orbits and the rest shortly thereafter, Cartwright said.
衛星が迎撃されると2週間で残骸の半分が地球に落下して燃えつき、
残りもそのうち大気圏に突入する。
If the military did not shoot down the satellite,
the hydrazine would disperse over an area roughly the size of two football fields,
the general said. Those who breathed it would need medical attention.
海軍が迎撃しなければヒドラジンは落下地点でフットボール競技場2つ分の広さにに広がり、
それを吸った人は医師による治療が必要となる。
とのことです。
まぁアメリカとしてはこの迎撃によって
衛星落下による地上の被害を防げ、
弾道ミサイル迎撃のテストもできて、
機密情報の漏洩も防げる。まさに一石三鳥。
去年中国が行った衛星破壊実験は高度850kmだったので残骸は長く残るけど
今回は極めて低軌道のため、残骸はすぐにおちてくる。
爆発時に加速、高軌道に遷移したとしても遠地点が遠ざかるだけで近地点は変化なし。
よって大気の濃い近地点を通過し続けるためいずれは遠地点高度も落ち、墜落する。
高軌道に移るためには近地点で加速、その後遠地点で再加速しなければならない。
爆発時の加速で残骸が第二宇宙速度を超えない限り結局は
軌道のカタチが変わるだけなんですよね。
SM3の迎撃率がどんなもんなのかは知りませんが上手くいけばいいですね。
いざとなればPAC3等、ターミナルフェイズでの迎撃なんかもアリなんですかね?
2008年2月17日(日) at 00:10
このエントリ(記事)へのコメント
とにかく / BK
丸のまま降ってこないように願っておこう(;^ω^)
militaryでもnavyの意味あるんやな!
破片になれば大方燃え尽きますかね??
militaryでもnavyの意味あるんやな!
破片になれば大方燃え尽きますかね??
2008年02月17日(日) at 10:34
ないおw /
冬月 URL
>militaryでもnavyの意味あるんやな!
ないおw文脈で訳しただけ。さーせんw
「イージス艦がSM3で迎撃するよ」しか書いてないから海軍って書いたけど射程が短すぎるとはいえ空軍のパトリオットなんかでも十分迎撃できるから「軍」のほうがよかったかな?
>破片になれば大方燃え尽きますかね??
たぶんね。これだけ大型の衛星とはいえhit-to kill方式のミサイルが直撃したらそんなでかい塊はのこらんでしょうね。
ヒドラジンも全部残ってるようだし。大爆発すると思う。
近接信管になるとどうなんだか。ってかSM-3って近接信管積んでたっけ。。
ないおw文脈で訳しただけ。さーせんw
「イージス艦がSM3で迎撃するよ」しか書いてないから海軍って書いたけど射程が短すぎるとはいえ空軍のパトリオットなんかでも十分迎撃できるから「軍」のほうがよかったかな?
>破片になれば大方燃え尽きますかね??
たぶんね。これだけ大型の衛星とはいえhit-to kill方式のミサイルが直撃したらそんなでかい塊はのこらんでしょうね。
ヒドラジンも全部残ってるようだし。大爆発すると思う。
近接信管になるとどうなんだか。ってかSM-3って近接信管積んでたっけ。。







