レーグナー指揮「シューベルト 交響曲 第9番」 / Shio's Bar
音楽 > リスニングルームでクラシックを
暖かな陽射しがうれしい今日です。
こんな日は、好きな曲を聴きながらうとうとしてしまうのが、いい。
ということで、「うとうと」を目指して選曲。
シューベルトの「グレイト」です。
シューベルト「交響曲 第9番 ハ長調《グレイト》」
ハインツ・レーグナー指揮
ベルリン放送交響楽団
1978年録音
DENON
このレーグナーは、ゆったりしていて、尚且つ、がっしりした演奏。
そう、急がず騒がず、なれど緩むことなく構成されている演奏です。
おかげで寝ることなく聞き惚れてしまいました。
(そういう意味では、選曲ミスですか・・)
第1楽章、冒頭のホルンの旋律。
シューベルト・マジックとでも呼べばいいのでしょうか。いつ聴いても聞き惚れ、引き込まれます。
その後、この旋律が楽器間で受け渡しされていく美しさもシューベルトならでは。
第2楽章のオーボエも同様にとても印象的。
この旋律が何度も顔を出すたびにこちらの顔が緩みます、気持ちが良くて。
第3楽章は、少しつかみどころがなくて私はちょっと不満です。
なので、このあたりで睡魔に襲われることもあるのですが・・、今回は、なし。
第4楽章は、冒頭から「ザ・フィナーレ」です。
第1楽章に見られたリズム交換の気持ちよさと、主題の繰り返しが聴く側のテンションを上げてくれます。
レーグナーは、結構聴く指揮者です。
時折、そのそっけなさに不満を感じることもあるのですが、この「グレイト」はお気に入りの演奏です。
こんな日は、好きな曲を聴きながらうとうとしてしまうのが、いい。
ということで、「うとうと」を目指して選曲。
シューベルトの「グレイト」です。
シューベルト「交響曲 第9番 ハ長調《グレイト》」
ハインツ・レーグナー指揮
ベルリン放送交響楽団
1978年録音
DENON
このレーグナーは、ゆったりしていて、尚且つ、がっしりした演奏。
そう、急がず騒がず、なれど緩むことなく構成されている演奏です。
おかげで寝ることなく聞き惚れてしまいました。
(そういう意味では、選曲ミスですか・・)
第1楽章、冒頭のホルンの旋律。
シューベルト・マジックとでも呼べばいいのでしょうか。いつ聴いても聞き惚れ、引き込まれます。
その後、この旋律が楽器間で受け渡しされていく美しさもシューベルトならでは。
第2楽章のオーボエも同様にとても印象的。
この旋律が何度も顔を出すたびにこちらの顔が緩みます、気持ちが良くて。
第3楽章は、少しつかみどころがなくて私はちょっと不満です。
なので、このあたりで睡魔に襲われることもあるのですが・・、今回は、なし。
第4楽章は、冒頭から「ザ・フィナーレ」です。
第1楽章に見られたリズム交換の気持ちよさと、主題の繰り返しが聴く側のテンションを上げてくれます。
レーグナーは、結構聴く指揮者です。
時折、そのそっけなさに不満を感じることもあるのですが、この「グレイト」はお気に入りの演奏です。
2008年3月9日(日) at 15:35
このエントリ(記事)へのコメント
このグレートは良かったです / mozart1889 URL
こんにちは。
レーグナー/ベルリン放送響の「グレート」は良かったです。
LP時代は、音質に配慮して贅沢な2枚組2,800円だったと思います。CDでは今や廉価盤なんですが、悠揚迫らぬ冒頭の部分を初め、スケールの大きな名演奏と思います。
レーグナーのブルックナーはせっかちな感じがするんですが、このシューベルトは素晴らしかったと思います。大好きです。
レーグナー/ベルリン放送響の「グレート」は良かったです。
LP時代は、音質に配慮して贅沢な2枚組2,800円だったと思います。CDでは今や廉価盤なんですが、悠揚迫らぬ冒頭の部分を初め、スケールの大きな名演奏と思います。
レーグナーのブルックナーはせっかちな感じがするんですが、このシューベルトは素晴らしかったと思います。大好きです。
2008年03月23日(日) at 9:22
こんにちは、mozart1889様 /
Shio's Bar URL
コメント、トラックバック、ありがとうございます。
レーグナーの「グレイト」は、私にとっての名盤です。
彼とこの曲は資質的に合っているのでしょうか、聞き所満載の盤に仕上がっていると思います。
この盤が1050円。ありがたい時代です。(クラシックでの経験はないのですが、学生時代からジャズを買い続けているので、値段の変遷はよくわかります)
トラックバックの記事中の「グレイト」「グレート」の表記の件、面白いですね。
ちなみに手持ちの国内盤の表記を見てみると「グレイト」3枚、「グレート」1枚でした。
また覗いてください。よろしく。
レーグナーの「グレイト」は、私にとっての名盤です。
彼とこの曲は資質的に合っているのでしょうか、聞き所満載の盤に仕上がっていると思います。
この盤が1050円。ありがたい時代です。(クラシックでの経験はないのですが、学生時代からジャズを買い続けているので、値段の変遷はよくわかります)
トラックバックの記事中の「グレイト」「グレート」の表記の件、面白いですね。
ちなみに手持ちの国内盤の表記を見てみると「グレイト」3枚、「グレート」1枚でした。
また覗いてください。よろしく。
2008年03月23日(日) at 11:11
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ハインツ・レーグナーのシューベルト 交響曲第9番ハ長調「グレート」 / クラシック音楽のひとりごと
朝のジョギング、田園の中を走るのは気持ちいいもんです。
麦の穂が青々としてきました。丈も伸びて、さあ、そろそろ収穫も近いんでしょう。
爽やかな春の日々であります。
今日は、シューベルトの交響曲第9番ハ長調「グレート」を。
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団の演奏。
1978年6月、東ベルリンのキリスト教会での録音。
当時盛んだったDENONの東ドイツ録音で、東独ドイツ・シャルプラッテンとの共同制作の1枚。LP初出の時は2枚組で2800円。PCM録音の良さを贅沢に味わってもらおうと、2枚組4面に各楽章を割り当てていた。
LPから買い直したこのCDは1990年の廉価盤。税込み(3%だった・・・)1875円。当時としては戦略的に安い価格だった・・・・。
(ところで、「ザ・グレイト」と書くべきなのか・・・・最近はこの表記が多いような気がするが。昔は「グレート」だったので、今もついついそう書いてしまう・・)
さて第1楽章。
レーグナーの「グレート」、最も聴きものは、この序奏部。
遅い。非常に遅い。ボクが持つ「グレート」の中で最も序奏部が遅い演奏。
雄大なスケール。ゆったりと深々としたフレージング。シューベルトが友人に「今度、大きな交響曲を書くんだ」と語ったというその大きさが予感されるような出だし。
オーケストラの残響も素晴らしく、録音も暖かく柔らかいので、この序奏部を聴いているだけで幸福になる。
レーグナーはスゴイ指揮者なんじゃないか・・・・序奏部を初めて聴いた時、ボクはそう思ったものだった。(その後、徳間音工のブルックナーを何枚も聴いて、速めのテンポ、スケール感があまりないのに戸惑ったのだが・・・)
マイクがややオフ気味で、教会独特のホールトーンが美しい。残響によってスケールの雄大さがさらに際だつのだが、序奏部のラスト部分、あまりにも遅すぎてアンサンブルが乱れるのはご愛敬か。
主部に入るとテンポは普通。確かな歩みのアレグロ・マ・ノン・トロッポ。
第2楽章はゆったりとしたテンポ。遅すぎることはない。テヌートが多用されて、たっぷりと旋律が歌われる。リズムがやや停滞しても旋律の流れを優先している感じ。ヴァイオリンのトゥッティはとても美しい。
曲は第3楽章、そして終楽章へ。残響成分の多い録音がこの楽章でもスケール感を演出してくれる。楽器がよく融け合って、フンワリとした暖色系の音になっている。上手いオケだとは思わないが、東独時代の放送オケなので、機能性はたかいんじゃないかと思う。
終楽章は圧倒的なクライマックス。金管が大活躍するが、野卑な感じにならないのは、教会録音の暖かさだろう。柔らかなフォルティシモに包まれるのは快感だ。
ハインツ・レーグナーの録音は、日本では徳間音工、ドイツ・シャルプラッテン原盤が多いんですが、このDENONの「グレート」ほど見事な録音はなかったように思います。
レコードやCDでブルックナー、ビゼー、ワーグナーなどがありましたが、この「グレート」のように雄大なスケール感はありませんでした。
ボクにとってはレーグナーの遺した録音では最高のものになっています。
麦の穂が青々としてきました。丈も伸びて、さあ、そろそろ収穫も近いんでしょう。
爽やかな春の日々であります。
今日は、シューベルトの交響曲第9番ハ長調「グレート」を。
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団の演奏。
1978年6月、東ベルリンのキリスト教会での録音。
当時盛んだったDENONの東ドイツ録音で、東独ドイツ・シャルプラッテンとの共同制作の1枚。LP初出の時は2枚組で2800円。PCM録音の良さを贅沢に味わってもらおうと、2枚組4面に各楽章を割り当てていた。
LPから買い直したこのCDは1990年の廉価盤。税込み(3%だった・・・)1875円。当時としては戦略的に安い価格だった・・・・。
(ところで、「ザ・グレイト」と書くべきなのか・・・・最近はこの表記が多いような気がするが。昔は「グレート」だったので、今もついついそう書いてしまう・・)
さて第1楽章。
レーグナーの「グレート」、最も聴きものは、この序奏部。
遅い。非常に遅い。ボクが持つ「グレート」の中で最も序奏部が遅い演奏。
雄大なスケール。ゆったりと深々としたフレージング。シューベルトが友人に「今度、大きな交響曲を書くんだ」と語ったというその大きさが予感されるような出だし。
オーケストラの残響も素晴らしく、録音も暖かく柔らかいので、この序奏部を聴いているだけで幸福になる。
レーグナーはスゴイ指揮者なんじゃないか・・・・序奏部を初めて聴いた時、ボクはそう思ったものだった。(その後、徳間音工のブルックナーを何枚も聴いて、速めのテンポ、スケール感があまりないのに戸惑ったのだが・・・)
マイクがややオフ気味で、教会独特のホールトーンが美しい。残響によってスケールの雄大さがさらに際だつのだが、序奏部のラスト部分、あまりにも遅すぎてアンサンブルが乱れるのはご愛敬か。
主部に入るとテンポは普通。確かな歩みのアレグロ・マ・ノン・トロッポ。
第2楽章はゆったりとしたテンポ。遅すぎることはない。テヌートが多用されて、たっぷりと旋律が歌われる。リズムがやや停滞しても旋律の流れを優先している感じ。ヴァイオリンのトゥッティはとても美しい。
曲は第3楽章、そして終楽章へ。残響成分の多い録音がこの楽章でもスケール感を演出してくれる。楽器がよく融け合って、フンワリとした暖色系の音になっている。上手いオケだとは思わないが、東独時代の放送オケなので、機能性はたかいんじゃないかと思う。
終楽章は圧倒的なクライマックス。金管が大活躍するが、野卑な感じにならないのは、教会録音の暖かさだろう。柔らかなフォルティシモに包まれるのは快感だ。
ハインツ・レーグナーの録音は、日本では徳間音工、ドイツ・シャルプラッテン原盤が多いんですが、このDENONの「グレート」ほど見事な録音はなかったように思います。
レコードやCDでブルックナー、ビゼー、ワーグナーなどがありましたが、この「グレート」のように雄大なスケール感はありませんでした。
ボクにとってはレーグナーの遺した録音では最高のものになっています。


