ミュンシュ指揮「メンデルスゾーン交響曲第4番」 / Shio's Bar
音楽 > リスニングルームでクラシックを
今日は朝から「イタリア」。
鬱陶しい天気に、気分だけでもどうにか晴らしたいと、CDを3枚ほど立て続けに聴く。
で、取り上げるのはミュンシュ盤。
どうも、6月はこの人のようです。
メンデルスゾーン「交響曲 第4番 イ長調 イタリア」
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団
1958年録音
RCA
すっきりするのは、やはりこの人の演奏でした。
前にも書いたけど、ずんずん進む推進力とメリハリ。
その感じが梅雨時に持ってこい。
そこでふと気付いたのは、
この人の芸術性は、今DVDで夢中に見ている
あの志ん朝さんの落語に似ているのではないか、ということ。
無駄をそぎ落としたような小気味よいテンポ。
しっかりした土台の上になされる粋な解釈。
そうそう、男の色気も感じるし。
そんな共通点があるんじゃないか、と。
だから、今の私の気持ちにしっくり来るのかも知れません。
ただ単に湿気の多い時期に向いているしゃきしゃきとした演奏、
というだけではないもかもしれません。
「ミュンシュ=志ん朝」説。如何なものでしょう。
と、馬鹿な事を書いていないで、読書タイムに入りたいと思います。
「源氏物語」も「若菜・下」を読み終え、光源氏の晩年に突入してきました。
読み応えが、ぐっと増してきています。まさに目が離せない状況です。
鬱陶しい天気に、気分だけでもどうにか晴らしたいと、CDを3枚ほど立て続けに聴く。
で、取り上げるのはミュンシュ盤。
どうも、6月はこの人のようです。
メンデルスゾーン「交響曲 第4番 イ長調 イタリア」
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団
1958年録音
RCA
すっきりするのは、やはりこの人の演奏でした。
前にも書いたけど、ずんずん進む推進力とメリハリ。
その感じが梅雨時に持ってこい。
そこでふと気付いたのは、
この人の芸術性は、今DVDで夢中に見ている
あの志ん朝さんの落語に似ているのではないか、ということ。
無駄をそぎ落としたような小気味よいテンポ。
しっかりした土台の上になされる粋な解釈。
そうそう、男の色気も感じるし。
そんな共通点があるんじゃないか、と。
だから、今の私の気持ちにしっくり来るのかも知れません。
ただ単に湿気の多い時期に向いているしゃきしゃきとした演奏、
というだけではないもかもしれません。
「ミュンシュ=志ん朝」説。如何なものでしょう。
と、馬鹿な事を書いていないで、読書タイムに入りたいと思います。
「源氏物語」も「若菜・下」を読み終え、光源氏の晩年に突入してきました。
読み応えが、ぐっと増してきています。まさに目が離せない状況です。
2008年6月29日(日) at 14:23
このエントリ(記事)へのコメント
なるほど、志ん朝ですか / mozart1889 URL
ミュンシュ/ボストン響の「イタリア」、エエですね。サクサク音楽が進みます。爽快にして情熱的、実に楽しめました。
なるほど、このスッキリとサクサク進む感じは志ん朝ですね・・・。
イイ噺家でした。
なるほど、このスッキリとサクサク進む感じは志ん朝ですね・・・。
イイ噺家でした。
2008年07月03日(木) at 18:01
こんにちはmozart1889さん /
Shio's Bar URL
コメント、トラックバックありがとうございます。
なるほど「サクサク」ですか、絶妙の表現ですね、さすが。
そのサクサク感が今の季節にはもってこいかと思い浸っております。
まだ、雨の日々が続きそうなので、ミュンシュの出番が多そうです。
なるほど「サクサク」ですか、絶妙の表現ですね、さすが。
そのサクサク感が今の季節にはもってこいかと思い浸っております。
まだ、雨の日々が続きそうなので、ミュンシュの出番が多そうです。
2008年07月04日(金) at 9:03
このエントリ(記事)へのトラックバック
メンデルスゾーンの交響曲第4番 「イタリア」 ミュンシュ/ボストン響 / クラシック音楽のひとりごと
四国は午後から雨でした。予報では今日も大雨とか・・・・・。
ぐずついた天気が続くときには、スカッとした音楽を聴きたいものであります。
スピーカーからも、少し乾いた、サラサラした音を出してやりたいものです。
そやそや、今日は「イタリア」を聴こう。ラックをゴソゴソと探し出したのはミュンシュ盤です。
メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」。
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。RCA盤。
伸び伸びとした旋律の美しさ、軽快で生き生きとしたリズム。
メンデルスゾーンのこの交響曲は、ドイツ・ロマン派の交響曲の中でも、際だって爽快。まさに「イタリア」的な明朗な音楽と思う。
そして、時に垣間見せるラテン的な熱狂・・・・・。
ミュンシュの振るメンデルスゾーンは、その熱に浮かされたところが実によく出ていると思う。
もう第1楽章から熱っぽいアレグロ・ヴィヴァーチェ。
ソナタ形式って、こんなに熱かったっけ?・・・論理よりも情熱、この交響曲はラテン気質の底抜けの明るさが命と云わんばかりの演奏。ミュンシュの血潮が燃える。
ボストン響はミュンシュの情熱的な指揮に応えて、見事な演奏を聴かせてくれる。弦楽セクションのしっとり感は素晴らしい。
第2楽章はアンダンテ・コン・モート。テンポは速めでサクサク進む。そのサラサラ感がイイ。しかし、素っ気ない演奏ではなく、旋律は実によく歌いこまれている。
「イタリア」にベタつく演奏は似合わない。粘りも要らない。スカッと進む、ミュンシュのような演奏がイイ。
第3楽章はよく歌う舞曲。コン・モト・モデラート。実に流麗なメヌエットだが、木管や金管の響きは渋い。ボストン響の音だ。アンサンブルはさすが、ピタッとが合っている。
フィナーレは充実。昂奮と共感のサルタレルロ。テンポは中庸で、中身をぎっしり詰め込んだ感じの演奏。ミュンシュはあまり速くならずに、力強く、激しく、そして明るく演奏させる。見事な終曲と思う。
録音は今も上々であります。
50年前、ステレオ初期のものですが、さすがにRCA、好録音と思います。
音の鮮度は少し落ちてきた感じですし、時にざらつく感じがするのは、ひょっとしてアンサンブルの精度がイマイチなのかもしれません。
ぐずついた天気が続くときには、スカッとした音楽を聴きたいものであります。
スピーカーからも、少し乾いた、サラサラした音を出してやりたいものです。
そやそや、今日は「イタリア」を聴こう。ラックをゴソゴソと探し出したのはミュンシュ盤です。
メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」。
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。RCA盤。
伸び伸びとした旋律の美しさ、軽快で生き生きとしたリズム。
メンデルスゾーンのこの交響曲は、ドイツ・ロマン派の交響曲の中でも、際だって爽快。まさに「イタリア」的な明朗な音楽と思う。
そして、時に垣間見せるラテン的な熱狂・・・・・。
ミュンシュの振るメンデルスゾーンは、その熱に浮かされたところが実によく出ていると思う。
もう第1楽章から熱っぽいアレグロ・ヴィヴァーチェ。
ソナタ形式って、こんなに熱かったっけ?・・・論理よりも情熱、この交響曲はラテン気質の底抜けの明るさが命と云わんばかりの演奏。ミュンシュの血潮が燃える。
ボストン響はミュンシュの情熱的な指揮に応えて、見事な演奏を聴かせてくれる。弦楽セクションのしっとり感は素晴らしい。
第2楽章はアンダンテ・コン・モート。テンポは速めでサクサク進む。そのサラサラ感がイイ。しかし、素っ気ない演奏ではなく、旋律は実によく歌いこまれている。
「イタリア」にベタつく演奏は似合わない。粘りも要らない。スカッと進む、ミュンシュのような演奏がイイ。
第3楽章はよく歌う舞曲。コン・モト・モデラート。実に流麗なメヌエットだが、木管や金管の響きは渋い。ボストン響の音だ。アンサンブルはさすが、ピタッとが合っている。
フィナーレは充実。昂奮と共感のサルタレルロ。テンポは中庸で、中身をぎっしり詰め込んだ感じの演奏。ミュンシュはあまり速くならずに、力強く、激しく、そして明るく演奏させる。見事な終曲と思う。
録音は今も上々であります。
50年前、ステレオ初期のものですが、さすがにRCA、好録音と思います。
音の鮮度は少し落ちてきた感じですし、時にざらつく感じがするのは、ひょっとしてアンサンブルの精度がイマイチなのかもしれません。


