うなぎパイの工場見学 / 中村智彦
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前々から一度、行ってみたかった『うなぎパイ』の工場。先日、行って来ました。
春華堂の「うなぎパイ」工場は、浜松市の浜松技術工業団地の一角にあります。周囲は、近代的な工場が並んでいます。
行ったのは平日の昼間でしたが、結構、多くの人たちが訪れていました。多かったのはご婦人方で、工場に併設されたカフェサロンがお目当てのよう。
さて、入り口で受付をすると、おみやげに「うなぎパイ」の試供品がもらえます。そして、製造工程に関するパネルなどを見ながら、工場をガラス越しに見学するわけです。
考えてみれば、当たり前なのですが、焼きあがる前の生地段階は、「細い!」

これが釜で焼かれていくと、だんだん膨らんで、いかにもおいしそうになって行きます。

もう、このままでも充分においしそう。ベルトコンベアで自動的に焼きあがっていくのは、見ていて飽きません。

ここの工程が、一番、感心したと同時に、笑みがこぼれてしまいました。
ホンモノの蒲焼のようにタレを、ここで塗りつけるのですが、ハケが自動的に動く様は、なかなかのものです。ガラス越しですが、香りや音まで伝わってくる感じがします。

いろいろな工場を見学していて、いつも感心するのは、「やはり最後のチェックは人間が」という点です。
日本の製品は、海外の人たちからよく、非常にきれいだし、不良品が少ないと評価されてきました。それは、こうした最後の「人の手」にかかっている点にあったのではないか、また、現在でもそうではないかと思うのですが。

見学ルートの最後にある記念写真ポイント。人間の身長くらいある商品が並んでいて、こどもたちが大騒ぎしていました。

工場内にあるカフェサロンは、ちょっとしたデパートの中の喫茶室のような感じ。うなぎパイを使ったデザートや、和菓子などが提供されています。
最近、食品関係で工場見学コースをうまく使って、販売や宣伝に活用している企業が増えています。この工場も、平日でも多くの人が訪れており、隣接する工場などでは「小判サメ」商法で、看板をだして「小売します」と販売をしているところも出てきていました。
「産業観光」の振興が主張されていますが、一方で、企業側から見た時に、見学コースの維持管理には膨大な費用がかかります。見学コースを整備したことで、どれほどの宣伝効果があるのかとう点から見ると、なかなか直接、消費者に接することのないメーカーなどでは社内の同意を得ることも難しいでしょう。また、工業団地の中に立地している場合は、仮に多くの観光客が自家用車などでやってくると、他の工場などの搬入や搬出の妨げになるのではという懸念も出てくるでしょう。
「産業観光」が、なかなか軌道に乗らないのは、そうした多くの問題があるからで、単に企業側の認識の低さを問題にしてはいけないのです。
しかし、今、政府与党が進めているアメリカ型の会計基準、株主の権利拡大の方向で行けば、みすみす利益を失ってしまう工場の見学コース設置や資料館の設置、美術館の運営などは、どうなるのでしょうか。ファンドの人たちからすれば、こうした「無駄」な出費を抑えて、配当を増やせと言うことになるでしょう。
これからそうしたことに、どう折り合いを付けていくのか、あるいは付けていけなくなるのか。仮に折り合いがつかなくなって、大企業が文化事業とか地域貢献事業から撤退していくならば、大きな損失が生まれると同時に、一層、株式公開をせず、オーナー企業で地域貢献をしようと試みる中小企業の役割が大きくなるのだろうと、うなぎパイが載ったデザートを食べながら、考えさせられたのでした。
春華堂 工場見学案内
春華堂の「うなぎパイ」工場は、浜松市の浜松技術工業団地の一角にあります。周囲は、近代的な工場が並んでいます。
行ったのは平日の昼間でしたが、結構、多くの人たちが訪れていました。多かったのはご婦人方で、工場に併設されたカフェサロンがお目当てのよう。
さて、入り口で受付をすると、おみやげに「うなぎパイ」の試供品がもらえます。そして、製造工程に関するパネルなどを見ながら、工場をガラス越しに見学するわけです。
考えてみれば、当たり前なのですが、焼きあがる前の生地段階は、「細い!」
これが釜で焼かれていくと、だんだん膨らんで、いかにもおいしそうになって行きます。
もう、このままでも充分においしそう。ベルトコンベアで自動的に焼きあがっていくのは、見ていて飽きません。
ここの工程が、一番、感心したと同時に、笑みがこぼれてしまいました。
ホンモノの蒲焼のようにタレを、ここで塗りつけるのですが、ハケが自動的に動く様は、なかなかのものです。ガラス越しですが、香りや音まで伝わってくる感じがします。
いろいろな工場を見学していて、いつも感心するのは、「やはり最後のチェックは人間が」という点です。
日本の製品は、海外の人たちからよく、非常にきれいだし、不良品が少ないと評価されてきました。それは、こうした最後の「人の手」にかかっている点にあったのではないか、また、現在でもそうではないかと思うのですが。
見学ルートの最後にある記念写真ポイント。人間の身長くらいある商品が並んでいて、こどもたちが大騒ぎしていました。
工場内にあるカフェサロンは、ちょっとしたデパートの中の喫茶室のような感じ。うなぎパイを使ったデザートや、和菓子などが提供されています。
最近、食品関係で工場見学コースをうまく使って、販売や宣伝に活用している企業が増えています。この工場も、平日でも多くの人が訪れており、隣接する工場などでは「小判サメ」商法で、看板をだして「小売します」と販売をしているところも出てきていました。
「産業観光」の振興が主張されていますが、一方で、企業側から見た時に、見学コースの維持管理には膨大な費用がかかります。見学コースを整備したことで、どれほどの宣伝効果があるのかとう点から見ると、なかなか直接、消費者に接することのないメーカーなどでは社内の同意を得ることも難しいでしょう。また、工業団地の中に立地している場合は、仮に多くの観光客が自家用車などでやってくると、他の工場などの搬入や搬出の妨げになるのではという懸念も出てくるでしょう。
「産業観光」が、なかなか軌道に乗らないのは、そうした多くの問題があるからで、単に企業側の認識の低さを問題にしてはいけないのです。
しかし、今、政府与党が進めているアメリカ型の会計基準、株主の権利拡大の方向で行けば、みすみす利益を失ってしまう工場の見学コース設置や資料館の設置、美術館の運営などは、どうなるのでしょうか。ファンドの人たちからすれば、こうした「無駄」な出費を抑えて、配当を増やせと言うことになるでしょう。
これからそうしたことに、どう折り合いを付けていくのか、あるいは付けていけなくなるのか。仮に折り合いがつかなくなって、大企業が文化事業とか地域貢献事業から撤退していくならば、大きな損失が生まれると同時に、一層、株式公開をせず、オーナー企業で地域貢献をしようと試みる中小企業の役割が大きくなるのだろうと、うなぎパイが載ったデザートを食べながら、考えさせられたのでした。
2006年5月23日(火) at 01:15
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春華堂のうなぎパイ工場を見学した@浜松 / 資格ゲッターが行く!
浜松と言えばうなぎですが、同じうなぎでもうなぎパイもありますね。
そしてうなぎパイと言えばやはり春華堂。
その春華堂のうなぎパイ工場が一般公開されているのをご存知ですか?
私が気付いたのは去年。訪問は二度目ですがこのブログでは初めての紹介です。
浜松....

